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こんにちは。薬学部の大学3年生です。
突然ですが、
天然物化学への社会からの需要とはいかほどのものなのでしょうか。
医薬品天然物化学の専門知識・技術を見につけた人の就職状況とはどのようなものなのでしょうか。例えば製薬会社などはそのような人材を今必要としたりしているのでしょうか。
そもそも学問として天然物化学が今どのような状況にあるのでしょうか。私には、世界中の様々な植物等は既に発見・分析しつくされているイメージがあるのですが・・・これからも薬などのターゲットになるような新しい物質の発見は期待されるのでしょうか。それとも、天然物の生合成経路や酵素を解明することで、逆に需要のある物質の生産などを図るというような、分析と化学と生命工学の融合したような、応用科学への道を辿るのでしょうか・・・・。


疑問形の文末ばかりですみません。
天然物化学系の教室になんとなく興味が出てきて、研究室配属の希望先をそちらにしようか悩んでいたのですが、
私は、自分が楽しく(?)一生懸命勉強したことを
ぜひ仕事で活かしていけたらいいな、社会に還元できたらいいな、と
思っていたので、
その学問分野への純粋な興味だけでなく
社会的需要も考慮した選択がしたいと思って質問してみました。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

仮に植物が全て発見されても、その化学成分が全て明らかになるわけではありません。

海洋生物に関しても不明なことが山ほどあります。そんなわけで、天然物化学のネタが尽きる心配は不要でしょう。まあ、22世紀なったらどうなっているかわかりませんが。

天然物化学といっても、いわゆる物取りと呼ばれる、単離・構造決定の分野もあれば、合成の分野もありますし、研究の目的として、医薬品への応用を目指すこともあるでしょうし、生合成経路に興味を持っているかもしれません。
少なくとも、薬学部でそういった分野の研究をしているのであれば、企業で似たような分野の研究職への就職はさほど困難ではないと思います。ただし、大学院に進んで経験を積んでからの話です。
なお、私大の薬学部などで、研究者の養成よりも、薬剤師の養成を目指しているような大学では研究職への就職は難しいかもしれません。
ただし、上記のことに関しては、単なる聞きかじりですので過信しないで下さい。具体的な就職状況に関しては、その研究室の人に聞くのが確実です。
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この回答へのお礼

わかりました、きいてみます。ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/31 14:07

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