許せない心理テスト

この前香港と台湾に旅行に行ってきました。

日本ー香港ー台湾ー日本というルートで回りました。

香港は中国に返還され、中国の一都市ですよね。
そして、台湾は戦後共産党との内戦に敗れて大陸から逃げてきてそのまま続いている国民党・中華民国政府ですよね。

しかし、香港の空港を歩いていると台湾への便がすごく多いようで、両国の人の流れは多いようです。

台湾でもテレビで「香港的朋友・・・」などと言っていて、特にお互いに対して敵対心を持っていないようです。

大陸と台湾の間では政治的にも対立していて、少し前に台湾の李登輝前総統来日のときに起きた事件のように、お互い敵対心を燃やしていますよね。

上の述べた、台湾=中華民国政府、香港=中華人民共和国の一都市ならば、当然敵対関係になると思うのですが、実際はお互いの関係はどうなっているのでしょうか。

日本と台湾みたいに、国交はないが、民間の交流は盛んだという関係と同じなのでしょうか。

詳しい方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

大陸と台湾は、政治的には反目していますが、経済的には非常に結びつきが強いです。

多くの台湾企業が大陸に進出していて、そのおかげで大陸の経済が潤っています。

それに伴い、多くの台湾人ビジネスマンが大陸との間を行き来しています。
大陸政府も、台湾の一般人は「台湾同胞」として大陸への入国を歓迎しています。大陸の公式見解では台湾も中華人民共和国の領土(ただし現状では実効支配できていない)ですから、その台湾の住民を歓迎するのは理屈に合います。

ところが、政治的な理由から、大陸と台湾を結ぶ直行便はありません。そこで、多くの台湾人は香港経由で大陸に行くのです。
台湾~香港の航空便が多いのは香港経由で大陸に行く台湾人の需要にこたえているのです。

また、10年前まで香港はイギリス領であり、台湾と同じ自由主義社会でした。
そのころから、香港と台湾の文化的結びつきは強かったです。映画やテレビのスターは香港・台湾両方で活躍している人が多いです。
そして、その結びつきは今でも続いているのです。
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香港の歴史をご存じないのですか?


香港は19世紀末からイギリス領であり、中国の一都市などではなかったのです。それが対岸の九竜半島の租借期限である1997年に、同時に中国に返還されたものです。
返還に関し、中国は国際社会(というか英米)の承認を得るため、返還後50年間は香港の現状を変えないとする、いわゆる「一国二制度」を打ち出しました。
つまり、香港は今でも資本主義を保ち、台湾とも自由に交流できる理由です。
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