アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています。

「早く仕事をやっつけて遊びにいきたいですね。」

と言いたいんですが、「終わらせて」ではなく「やっつけて」のニュアンスって英語でどう表したらいいのでしょうか。

英語ってそもそも日本語の多くのニュアンスは表現しきれないとあきらめた方がいいのでしょうか。英語って単語の数は日本語より少ないからそう思っているんです。

「潔くあきらめた方がいいよ」
これもどう言ったらいいのかな?

文脈によることはわかるんですが、日本語の単語が存在する以上、その単語そのものに明らかなニュアンスがあると思っているんです。だから、その単語そのもののニュアンスが日本人の発想の中心にあるような気がします。

そのようなものを翻訳家さん達はどうお考えですか?

A 回答 (10件)

こんにちは。



「やっつける」を英語の感覚で捉えますと(その時点で、質問者様のリクエストに外れているかも知れませんが)

put away

clean up

という言葉になりそうな感じですね。
要は「片付ける」ですね。

We wanna put away our job quickly and go out together, huh?

位でそうでしょうか?

また

It's gonna be better to give it up willingly.

(潔くあきらめたほうがいいよ)

位でいかがでしょうか?

ご参考になれば幸いです。

この回答への補足

ありがとうございます。
しかし、put away は「しまう」ニュアンスで、必ずしも完成させるとの意味合いは薄いのではないかと心配ですがいかがでしょう。

補足日時:2007/07/13 07:56
    • good
    • 0

>「やっつけて」のニュアンスって英語でどう表したらいいのでしょうか。


knock off the job はだめですか?

この回答への補足

ありがとうございます。
しかし、ここでは job でいいのか心配です。work じゃないんですか。

補足日時:2007/07/13 08:02
    • good
    • 0

はじめまして。



1.ご質問1.:
<英語ってそもそも日本語の多くのニュアンスは表現しきれないとあきらめた方がいいのでしょうか。英語って単語の数は日本語より少ないからそう思っているんです。>

英語もそんなに捨てたものではありませんよ。日本語の動詞などが、様々な助詞や助動詞を駆使することで、幅広い表現を持つ述語が生まれるように、英語にも、様々な副詞や前置詞を補うことで、豊かな動詞句が生まれます。


2.「早く仕事をやっつけて~」:

ご質問文の場合、副詞、前置詞をあわせると、表したい動詞句が見つかります。
例:
(1)I struggle out through the work.
(直訳)「その仕事と苦闘して遣り遂げ、仕事から脱出する」

struggle:「もがく」「苦闘する」といった意味があります。
out:「徹底して」「最後まで遣り遂げて」「~脱出して」といった意味を表す副詞です。
through:「通して」「貫いて」という意味の副詞です。

(2)I fight out the work.
(直訳)「その仕事をやっつけて退かせる」
fight:「~と闘う」という文字通りの戦いになります。
out:ここでは「やり抜く」「外へ押し出す」といった副詞の働きを活かしています。


3.「潔くあきらめた方がいいよ」:

(1)あきらめる:
give up with「あきらめる」
break off「関係を絶つ」
clean up「片付ける」「清算する」
clear off「同上」

など、off「離れて」、up「終わって」といった副詞を、類義の動詞に添えると、動詞のニュアンスと合わさって、いろいろな「あきらめる」を演出できます。

(2)潔く:
definitively「決断して」
frankly「あっさりと」
straight「ストレートな」(形容詞)
with a strong will「強い意志を持って」

など、副詞に限らず形容詞を駆使したり、前置詞句などで自由にニュアンスを表現できます。

(3)「潔くあきらめた方がいいよ」:
上記の単語などを、フィーリングによって自由に組み合わせるといいかと思います。


4.ご質問2:
<文脈によることはわかるんですが、日本語の単語が存在する以上、その単語そのものに明らかなニュアンスがあると思っているんです。だから、その単語そのもののニュアンスが日本人の発想の中心にあるような気がします。>

英語を話したり書いたりする時は、日本語は忘れて英語の発想、ニュアンスで考えることが大事です。日本語重視の英語は、時にとんちんかんな英訳になってしまいますから。


以上ご参考までに。

この回答への補足

ありがとうございます。
しかし、どうしても英語より日本語の方が繊細な表現ができると思っています。文化的な違いに起因するものでしょうが、西洋文化の方が大雑把でアバウトな気がしてなりません。なぜかは定かではありませんが。
また、struggle outとfight outは苦労する意味合いを表しているかもしれませんが、やはり「やっつける」とはどこが違うかと心配しています。
「潔く」ってそもそもニュアンスが微妙なのかも知れませんね。
それから、気になったのですが、日本語で考えず、英語だけで考えるとなると確かに状況に応じた言い回しがありますが、これを使うって本来の意味での翻訳であるか、疑問を感じてしまいます。
私がもとめているのは、バンドエイド的な「これで通じる」ではなく、多少不自然でも日本語の単語の意味合いの中にある響きを表したいのです。

補足日時:2007/07/13 21:46
    • good
    • 0

仕事をやっつける


なら
wrap it up
が最適かと。こういうのは、ぐだぐだ講釈をして出てくる
ものではなく、センスです。

この回答への補足

ありがとうございます。
その通り、センスだと思います。
問題はそのセンスはどう身につけるのか、がポイントになりますでしょう。
たくさんやってれば、自然に身に付くものだと思いますか。
生まれつきの才能?

補足日時:2007/07/13 21:58
    • good
    • 0

アメリカに39年ほど住んでいる者です。

 私なりに書いてみますね。

私もLet's wrap it up andと言う実際に使われている表現でこのフィーリングを出すものとしては最適だと思います。

日本語の表現を辞書的な単語を持ってきて学校文法で表現しようとしても、このこの非常に砕けた日常で使われる表現は出てこないわけです。

>「終わらせて」ではなく「やっつけて」のニュアンス

なのです。 このニュアンス、私が言うフィーリングを出している表現ということは実際に使われている、このフィーリングがあるときに自然と口から出てくる表現でなくてはならないのです。 Let's wrap this/it up and get out (of) here for a drink!!と言う風に使う表現なわけです。 get outa/outta hereと言う風に書けばもっと砕けたフィーリングを出すことが出来ますね。

>「潔くあきらめた方がいいよ」これもどう言ったらいいのかな?

あきらめちゃえよ、あきらめなって、と言うフィーリングであれば、簡単に、Give it up!と言ってしまいます。 

しかし、潔くやめた方がいいよ、と言うアドバイス的な表現をしたいのであればYou may want to give it up.とかもっと普通的な表現のI think you should give it up/you should forget it.と言う感じに持っていくことで、副詞や形容詞でフィーリングを出そうとするとどうしても、外人さん英語になりがちになるのを防ぐことが出来ます。 そうしないと、くどい・ぎこちない表現のイメージになってしまいます。 つまり、使われている表現ではなく、いかにも作った英作文になってしまうわけです。

見てお分かりのように、潔く、と言う部分の英単語が入っていませんね。 英作文とはどうしても単語一つ一つを訳さないといけない、と感じてしまう人がいるのですね。 そうではなく、表現自体にそのフィーリングを持ったものを使うことでわざわざ英作文をする必要がないのです。 

ですから、上の表現のほかに、No need to hang in. No need to waste your time on it.と言うような表現自体がこの、潔くあきらめる、と言うフィーリングを表現することが出来るわけです。 訳すと、違うようですね。 それは、訳すからフィーリングがつかめないと言うことでもあるのです。 だからこそ、日本語を介すな、と言うことになるわけです。

中学で習った使える文法(使えない学校文法と呼ばれるものではなく)のYou'd betterという表現を応用して、

Probably better off giving it up

Probably you'd be better off without it.

Probably better to give it up/to forget it.

と言うような方向にも持っていけると思います。

>日本語の単語が存在する以上、その単語そのものに明らかなニュアンスがあると思っているんです。だから、その単語そのもののニュアンスが日本人の発想の中心にあるような気がします。

おはよう、と言う表現が現実にはGood morningの発想とは違いますね。 でも、日本語訳・英語訳としてちゃんと「対として」存在するのですね。 日本語の表現のフィーリングをつかむことで、「同じ状況のときにどんな英語の表現をするのだろうか」と言う発想が起こり、事実そのときに使う英語表現が立派に使えるわけです。

これでいかがでしょうか? 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 

この回答への補足

ありがとうございます。
残念ながら回答者様の理論が把握できません。フィーリングとは主観的なものとお考えですか。それとも客観的なもの?ニュアンスとは微妙に違うところを言うものと思いますが、そちらさまの言う「フィーリング」は単に「意味合い」としか受け取れませんが、なにが具体的に違うのでしょうか。
下にも書きましたが、ある状況である行動に対し、現地人ならどのような表現、言い回しを使うかと言うことは一般的に有意義になるものの、「翻訳」と違うような気がします。
また、色々な試訳が出ていますが、似たり寄ったりですね。これも興味深いところでしょう。

補足日時:2007/07/13 22:02
    • good
    • 0

ご質問は3つあると解釈します。



>「やっつけて」のニュアンスって英語でどう表したらいいのでしょうか。

私は皆さんの訳文、どれも良いと思いますが、他には「let's get it over with」が思いつきました。「こんな面倒なものは、さっさと済ませてしまおう」と言いたい場合に使いますね。

>「潔くあきらめた方がいいよ」これもどう言ったらいいのかな?

同様に「Just forget about it.」が思いつきました。

>そのようなものを翻訳家さん達はどうお考えですか?

エンタメ系を何年もやってきましたが、少なくとも英←→和についていえば、訳せないニュアンスなどありません。上手下手はあれども、「表現しきれないとあきらめ」れば、それはすなわち「職場放棄」。報酬はもらえないと覚悟したほうがいいのはもちろん、あまり続けると業界から干されます。たとえ字幕の字数制限のような制約があって、その場ではニュアンスを出しきれなくても、どこかで何らかの形で出すものです。長文記事なら、そもそも原文と同じ順序で文を並べる必要などありませんしね。

「日本語の単語が存在する以上、その単語そのものに明らかなニュアンスがある」「だから、その単語そのもののニュアンスが日本人の発想の中心にある」のであれば、例えば「英語圏の人の発想の中心にあるニュアンスを持った表現を英語の中から見つけてくること」こそが翻訳作業なわけで、言語を置き換えるだけなら、辞書めくれる人は誰でもできます。単語ひとつのニュアンスに数日悩むのなんて当たり前ですよ。

この回答への補足

ありがとうございます。
翻訳の真実は一つではない、と言うことですか。
私の先生は次を提案して頂きました。

How's about getting the work done real quick, then we can get the hell out of here?

No worries, just drop it, ok?

これってどうですか?
それから、他の回答案と比べるとどう違うんでしょう。

補足日時:2007/07/13 22:10
    • good
    • 0

>How's about getting the work done real quick, then we can get the hell out of here?



>No worries, just drop it, ok?

>これってどうですか?
>それから、他の回答案と比べるとどう違うんでしょう。

#6です。どちらもいいんじゃないでしょうか。他の回答案については、あまりにも例文が多いのでいちいち比べられないんですが(笑)、上記の例文の特徴は、「How about」を入れることで「~ですね」というよりは「~ましょうよ」というニュアンスを強めていることや、「real quick」で速度感を引き立たせていること。「No worries」で「あれやこれやと悩むなよ」というニュアンスを出していることですね。「drop」という単語が入ることで、「とにかく山のような書類を抱えていようと、バサッと落としちゃってオッケー」という感じも伝わりまよ。

いずれにしても、「ニュアンス」というものは、読む(聞く)人の主観ですから、中には「いや、私の解釈では違うニュアンスだ」と感じる人もいるかもしれませんが、訳者のように感じる人も確実にいるわけですよね。そのあたり「意味を訳す」のと「ニュアンスを訳す」のとでは微妙に作業内容が違ってきます。
    • good
    • 0

No.3です。

補足質問にお答えします。

回答者へのお礼を拝読していると、なかなか英語には精通されているご様子。ならば、ご自分でフィーリングの合う英語を創造されてみては如何ですか?

「仕事をやっつける」なんて言葉、実は聞いたことも有りませんし、使ったこともありません。少なくとも周りで使う人は過去も現在もいませんでした。国語辞典にも載っていないでしょう。それでも意味はなんとなく通じますし、ニュアンスも伝わります。

英語もそれと同じです。作家は新しい造語や表現を生み出し、翻訳家は新しい訳語を作り出します。ハリーポッターの原作など、見たことも聞いたこともない語のオンパレードです。それを翻訳者の松岡氏は見事に新語を創造してあてはめるわけですから、それも才能でしょう。

No.3の回答では優等生的な回答になりましたが、仕事を「わずらわしい」「うっとおしい」「面倒臭い」「憎憎しい」ものと感じ、「仕事をやっつける!!!」というニュアンスで新語を創造するとしたら、

Butcher it!!!
「ぶっ殺す!」

と、主語を省いて命令形にするでしょうね。仕事はつまらない物としてitで表し、「する」という動詞を感情を込めて使います。こんな表現を仕事に対して使わない、こんな表現はない、といった批判には耳を傾けません。自分のフィーリングで造語したひとつのcreationなのですから。

そのスタンスで、「潔くあきらめろ」は

Cut off!!!
「切っちゃえ!」

を使うかもしれません。文法的正誤性、使用歴は問いません。自分のフィーリングで造語したひとつのartなのですから。

あなたも、その回転の速い脳をフルに回転させて、ご自分なりの造語を創造されてみては如何でしょう。そのできの如何をこの質疑で再度問うてみられては如何ですか?

ご参考までに。
    • good
    • 0

こんにちは#1です。



>>しかし、put away は「しまう」ニュアンスで、必ずしも完成させるとの意味合いは薄いのではないかと心配ですがいかがでしょう。


「片付ける」というのによく使う言葉はput awayとput backがあります。
その「しまう」というニュアンスはput backのほうですね。

Put back your toys properly, sweetie!
(ほら、おもちゃをちゃんとしまってよ(片付けてよ)!)

という具合です。

でput awayは「片付ける」でも「(使用済みのゴミ等を)片付けるというニュアンスで

Put it away! (捨てちゃえよ!)

というニュアンスです。

質問者様のご質問の中に

(「終わらせて」ではなく)

という要求がございましたので、先に書かれているget it doneはモロにその要求に適っていないかと存じます。

また、wrap it upというよく使う素敵な言葉も見られますが、これは現地の辞書(英英)のなかで

to finish a job

と説明されています。

ですから、貴方様の(終わらせるではなくろいう)ご要求に当てはまらないかと思い提案をやめました。

いろんな方々がいろんな名案を出して下さっていますし、その中でどれか選んで使われると良いかと存じます。

もう少し野蛮な(?)言い方でよければkillやbeatを使ってみても良いかもしれません。
    • good
    • 0

Gです。

 フィーリングと言うものに対して興味があるように思えましたので、この機会を使わせていただきこの「フィーリング」とはいったい何か、ということを説明させていただき、その上でご質問への回答を深めていきたいと思いますので読んでみてください。

>残念ながら回答者様の理論が把握できません。フィーリングとは主観的なものとお考えですか。それとも客観的なもの?ニュアンスとは微妙に違うところを言うものと思いますが、そちらさまの言う「フィーリング」は単に「意味合い」としか受け取れませんが、なにが具体的に違うのでしょうか。

口から出る言葉はすべて主観的なものであることは言語学的にも定義に含まれていますね。 なぜ、伝えたいことをひとつの表現方法を使うのか、ということがフィーリングそのものなのです。 ただ意味合いではないのです。 その人が状況を判断して、それに基づいてこう言えば相手にはわかってくれると知っているからこそ、それがその人の独りよがりであろうと、その表現を使うのです。

説明的な表現をするときもあるでしょう、敬語を使うこともあるでしょう、また、砕けた表現を使ったほうがいいだろうと感じるときもあるでしょう。 わざとあいまいな表現を選ぶときもあるでしょう。 しかし、その表現はそのときに出る表現なのです。 書くのであれば後からでも書き直しが出来ますね。 つまり、フィーリングの確認をしてそのフィーリングに基づいて書き直す必要がある、と感じるからこそ書き直すわけです。 口での表現はそれが出来ませんね。 できるか出来ないかはここでは問題になってはいませんが、いってしまっても、書き直しても、表現するということには違いないのです。

その表現はその人が持っているフィーリングが出ているのですね。

しかし、ここに社会文法と言うものが存在するのです。 社会文法と言うのはそのときに作られている社会で認められている表現方法ということです。 一般的な表現と言うものはそれなりに広い範囲での社会に認められたその状況での表現方法ということなのです。

結婚しようとする相手の両親のまえでは、それなりの表現方法が変わってくるという社会文法があるわけです。 I isではだめだと言う社会文法があるのです。

そして、生まれてきてから自分に植え付けられてきた表現方法がありますね。 この状況ではこの表現がいいだろう、と言う判断の基準となるものですね。 これを自己文法といいます。 社会文法が客観的なものとすれば個人文法は主観的となるわけです。

フィーリングとはじつはこの自己文法に基づいたもの、ということなのです。

伝いたいことを自分なりの社会文法の中から選ばれら自己文法に基づいた表現方法をする一歩手前の感情がフィーリングなのです。 

意味合い、と言う単語だけではこれを表現することは出来ません。

例えば、このご質問で、「俺は」と言う表現方法はまずまずいとされる、のが社会文法なのです。 それを自分で認め使う表現方法が自己文法に基づいた表現となりそうするべきだというのがフィーリングの一部であるわけです。 社会文法がいくらここではまずいだろうとしても、自分ではかまわないと感じ「俺はこういう英訳をするね」と言うフィーリングがあればそう書くわけです。 それはその人の自己文法であるわけです。 その自己文法に影響されたのがフィーリングなのです。

I ain't got no money.は学校文法ではバツとするかもしれません。 でも、この表現が普通に使われる社会ではその社会文法ではOKなのです。 その社会にいればこの表現を使うことが「状況にあっている」と言うことになるかもしれないわけです。 しかし、一般的な社会では使ってはいけないと言う社会文法があり、それを知っている人にとっては使わないと言う自己文法があるわけです。 そして、私のように、違う社会に行き来しているものにとっては「使い分ける」必要を感じているわけですから私個人の自己文法ではちゃんと使い分けて「その社会に溶け込む」ことができるわけです。

言い換えると、使えない学校文法をつかえると考えている人は、Fxxk youと言う表現を使ってもいいと考える自己文法を持っている人と同じレベルの使えない学校文法に基づいた自己文法が作られてしまっていると言うことになるわけです。 学校文法や試験文法は「学校だけで通用する文法と名のついたもの」「試験だけに通用する文法と名のついたもの」と言うことになり、学校や試験がその社会であるわけですから、彼らの社会文法だとも言えるわけですが、一般人が使う社会文法ではないわけです。 だから、学校文法に沿っているだけの英文は結局「一般社会では使えないおかしな英文」となってしまうわけです。

自分が持っている英語力がほかの人の持つフィーリングを出せないと訳にはならないということにもなるわけです。 それがいくら学校文法に沿っていてもです。 なぜなら社会文法に沿っていないからなのです。

「終わらせて」ではなく「やっつけて」と言う表現をするということはそれなりにその違いを知っているということであり、「やっつけて」と言う表現を聞いたことも読んだこともなければどうやっても英訳は無理だということなのです。 終わらせて、という一般的表現はある程度の英語力があれば英訳できるでしょう。 でも、そのフィーリングがあるときに使う表現ではないわけですから、翻訳にはならないわけです。

しかし、やっつけて、という表現を知らなければ、どんな状況で使うのかどんなフィーリングに基づいて使っているのかを知らなければ英訳する、つまり、翻訳はできないのです。 それにもかかわらずこういう表現ができる、ということ自体が矛盾しているのです。

やっつけて、という表現に関していくら説明を聞いて状況を理解しても、フィーリングを感じることはできないのです。 フィーリングを感じることができなければ、英語表現もできない、ということです。 できないから悪い、ということではなく、ただ単にそれだけの英語表現の経験がないということであり、恥ずかしいことではないのです。 恥ずかしいことはわからないのに翻訳しようとする意識なのです。

ビジネス英語・ビジネス日本語の両方の経験がなくしては翻訳はできないでしょう。 意味合いはわかっていても、です。専門用語を英語としての専門用語と日本語としての専門用語として知っていなければ、翻訳できない、ということなのです。 だから私には翻訳できないところがたくさんある、と自他認めているのです。 

英語で生活し、英語でビジネスをしているわけですから、意味合いはわかります。 ですから、この表現はこういうことをいっているんだ、とは説明できるつもりです。 特に、貿易や物流関係のことならより専門的に説明できるつもりです。 しかし、それを日本語の専門用語を使って、専門用語を使っている日本人にも「専門用語で書いているいるんだよ」というフィーリングは私には「翻訳」できないのです。 

先日もこのカテでビジネス英語的専門表現を一般的日本語表現に翻訳したものが正しい翻訳と質問者は考えてしまい、ビジネスに精通していると思われる方々の専門的日本語表現の回答が無視されてしまったのです。 

つまり、その英文が使われる社会文法に経験がある人の知識と経験に基づく自己文法に基づいた(自己文法である限り日本語表現にもその各自の違いは出てきますが)日本語での社会文法に基づいた、つまりその専門的表現を求める社会での日本語表現を使わなくては、専門的日本語表現に精通した相手が「こいつはブロークンジャパニーズ」と言われても仕方ないわけです。 そうすると、その翻訳は翻訳としての役割をしなかったということになるのです。

フィーリングとはその人がなぜその表現を使うのか、という部分が表現の中に含まれている、ということなのです。 

ということは逆に、その日本語のフィーリングを100%ちゃんと伝えるには、辞書の訳をそのまま見つけて来て組み立てただけでは(それがいくら本人がその英文の日本語訳をきれいに直しても)相手の自己文法と社会文法にあっている必要がある、ということなのです。

今から学校に行きます、という日本語表現を、From now, I go to school.と訳しても、この日本語表現が「人に会うために学校にいきます」といいたいというフィーリングを出すための表現であったら、From now I go to school.では翻訳にならないのです。 お分かりでしょうか。

I have to leave now to go to the school (to see a person).という状況で言っているのかもしれないわけです。 go to schoolとgo to the schoolという表現との違いが学校文法的にわかっても翻訳には反映されていないわけですね。

なぜなら、正しく翻訳できる人は、授業を受けるために学校へ行く、というフィーリングはない、という状況も考えられる、ということを知っているからなのですね。

つまり、「日本語の単語が存在する以上、その単語そのものに明らかなニュアンスがあると思っているんです。だから、その単語そのもののニュアンスが日本人の発想の中心にあるような気がします。」という理解がフィーリングに直接関連しているわけです。

学校に行く、という表現に「明らかに違うフィーリングが複数ある」という日本人の発想の中心でもあるわけです。

ですから、愛している、という日本語と英語のI love youとのギャップがある限り、「愛している」という社会文法の持つ「異性への感情」がその「明らかなニュアンス」がI love youという英語表現には反映されていない表現となってしまうわけです。

それよりもI can't live without youという表現のほうがあっているかもしれないわけです。 

>下にも書きましたが、ある状況である行動に対し、現地人ならどのような表現、言い回しを使うかと言うことは一般的に有意義になるものの、「翻訳」と違うような気がします。

ただ現地人が使う表現ではなく、日本人としてその表現を使うフィーリングを出して初めて翻訳と言えるのだと思います。

>また、色々な試訳が出ていますが、似たり寄ったりですね。これも興味深いところでしょう。

似たり寄ったりと言えても、今回のように「やっつけて」と言う表現には「終わらせて」だけではないフィーリングが出ていなくてはならないのです。 それが出ていなければ翻訳とはならないわけです。

wrap it upと言う表現には辞書では書かれていない「やっつけて」のフィーリングがちゃんと入っている、と私や#4さんが感じるところなのです。 終わらせて、ときちんと言うフィーリングのように辞書では書いてあるかもしれませんが、インフォーマルな表現として「終わらせる」より「やっつけて」に近くなるわけですね。

もうひとつの表現があります。 それはLet's get done with it.と言う表現です。 Let's get done with it and go for a beer.と言う感じの表現ですね。 かなり砕けた表現ですので「やっつけて」のフィーリングは出ていると思います。

また、書いてください。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!