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97年~99年まで働いていた会社で、厚生年金基金を払っていたため、退職時に「一時金としてもらうか」「老後にもらうか」の選択をせまられ、老後にもらうとしました。大した金額ではないですが。。でも、最近の年金問題で何だか不安になり(基金と年金の管轄が違うことはわかっていますが、それでも不安)今請求してもらえるものなら先にもらいたいと思うようになりました。証書などは取ってあります。
これって可能ですか?どのように手続きすれば良いのでしょうか?
それと、もし老後にしかもらえないとしても確実にもらえるのでしょうか?金額は、増えるのでしょうか。どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

率直に言って、今、一時金として受け取るのは難しいかもしれません。



厚生年金基金は、2種類の代行を行う制度です。
一つは、老齢厚生年金(公的年金)、2つ目は会社の退職金です。
このうち、老齢厚生年金の代行部分は、一時金として受け取ることはできません。
これは、公的年金制度(老齢厚生年金)に一時金として受け取る制度がなく、厚生年金基金がその公的年金を代行している以上、無理な話です。
しかし、もう一つの代行である会社の退職金部分は基本的には一時金で受け取ることができます。

あなたの退職時、
「「一時金としてもらうか」「老後にもらうか」の選択をせまられ、老後にもらうとしました」とは、まさしく退職金部分の話でした。
しかし、退職時、あなたは将来年金で受け取ることを選択した訳ですね。
このような選択の場合、その一時金は「○○厚生年金基金」から「厚生年金基金連合会(現在は企業年金連合会といいます)」に移管され、年金もこの連合会から支払われる制度となっています。
従って、この連合会に対して一時金への切り換えの選択変更を請求すれば言い訳です。
しかし、ここで問題があります。
連合会の制度では、一旦連合会に年金を選択し入金された一時金は、60歳以降でないと、一時金への選択変更ができない規定になっています。このため、一時金への切り換えはできないことが原則となっています。

しかし、絶対にできない、とも言い切れません。
当時の○○厚生年金基金に強力にに申し出すれば、厚生年金基金で特別に対応してくれるかもしれません。
しかし、もし対応してもらうことができても、一つ、あきらめることがあります。
それは、8年分の利息です。(5.5%/年)
本来は99年から8年間の利息が付与されているはずですが、特例として一時金として返金してもらう以上、その利息をあきらめるのが今の規定となっています。
この犠牲を払ってでも、一時金として受け取りたいのであれば、あえて、厚生年金基金に依頼する選択もあると思います。
が、現在のところ企業年金連合会は、財政的にも安定し、国よりもひょっとして年金としての受取は堅いかもしれません。
しかも、99年当時25歳とすると、65歳まで40年間、5.5%の利息を前提として年金化されます。
つまり、99年当時の一時金が10万円であれば、65歳の受取時には85万円として年金額が計算されているはずです。
(85万=5.5%/年の40乗した金額)
注 99年当時の退職であれば、利息は5.5%のはずですが、ごく少ない確率で、若干低いかも知れません。その節はご了承ください。

以上から、個人的には、今の年金問題に惑わされずに、初志貫徹することをお勧めします。

参考URL:http://www.pfa.or.jp/
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この回答へのお礼

非常にわかりやすくて、よく理解できる回答をありがとうございました。あせって今数万円(たぶん5~6万だったと思います)払い戻すより、65才まで取っておけば利子もつくんですね!(それもjubiloさんのご意見いただいて初めて知りました)でもいまの世の中を見ていると、あと数十年後に65才になった時に果たしてもらえるのかというのは不安もありますが、全然違う管轄のようなので、信じて、現状のまま預けていようと思いました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/07/18 23:22

既に移管されたなら、企業年金連合会が年金受給権が発生するまで管理、運用しています。

今請求してもらえるかどうかは、直接ご確認ください。記憶では、よほどの理由がない限り、払いだすのは困難かと思いますが・・・。
参考に企業年金連合会のURLを貼っておきます。

参考URL:http://www.pfa.or.jp/chuto/seido/index.html
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
とてもよくわかりました。あせっていま払い戻すより、待ったほうが良さそうですね。

お礼日時:2007/07/18 23:17

厚生年金基金で払った額はない、が正解ですよ。


基金の加入員でなかった場合の厚生年金保険料が会社負担を含め2万円/月だったとして、
基金の加入員になっても保険料は会社負担を含め2万円/月になります。
本来の厚生年金保険料の一部(24%~50%、各基金により変わる)を基金が代行部分として運用し、代行部分+上乗せ部分を加入員に支給するというシステムなんです。

97年~99年当時は、収益が出ず、代行返上する基金も相次ぐ有様で、年金給付等積立金が不足して、株式で現物納付を認める状況でした。

話はズレましたが、基金をまとめる連合会は、安定しておりますし、最悪連合会がダメになった場合は政府に権利義務が移管されますので心配はないと思いますが。

脱退一時金は将来受けることのできる上乗せ部分を受けることになりますが、有利とはいえないのではないかと思います。

又、請求可能期間もありますので、今からの変更は無理ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

わかりやすい回答をありがとうございました。基金の方は、安定しているのですね。なんだか今の世の中を見ていると不安になってしまい、少なくても貰えるものならもらっておこうかななんて思い始めてしまいました。でも、申請してもらうのもむずかしいようですし、利子がつくようなので現状のままで行こうと思います。どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/07/18 23:24

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