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日本の健康保険制度は(平等で)素晴らしい!とも聞くのですが、個人的には、健康保険制度に対し、大変不満があります。

皆様の考える、より良い制度とは、どういったもので、政府は健康保険制度を、どうすべきなのでしょうか?というのが質問です。

私個人は、アメリカのように、国の健康保険制度は廃止し、全て民間の保険でやった方がよいのでは、と考えてます。(極論であるのは承知しております。アメリカでは、自動車事故に会った際に、「この患者は、ベンツかポンコツか?」という目で病院側は品定めをして、つまり、どんな保険に入っているかを確認したのちに、それに応じた医療をするとも聞きます。)

(正直、質問というよりは、この不満を表に出したいというのが、質問した動機です。従って、gooの方針や規定とは距離があります。申し訳ありません。)

以下、個人的に不満、不信がつのった原因です。
■個人的要因
・大学、大学院で長く学生をやっていたこともあり(博士課程を含め、計10年)、日々の生活がやっとで(研究とバイトに追われて)時間もなかった。
・食費に用いることができる費用は1食100円程度で、野菜を十分かえるほどの金銭余裕がなかった → 病気にならないよう、予防するのも大変だった。
・たまに病気や怪我をしたが、通院すると時間(半日程度)とお金(3割負担)がかかるため、病院にいくのは出来る限り控えざるを得なかった。
・しかるに、健康保険として月1万円以上払うのが義務であるとの制度であったが、その費用負担は食費を圧迫し、あるいはバイト2日間に相当し、かなりの負担であった。
・健康保険の恩恵を感じたことは、学生時代に一度もなかった。

・総合的に考えて、10割負担でもよいから、月1万円以上払うことをやめたかった。(10年間平均の医療費は300円/月程度だった。10割負担で、かつ混んでなかったとしたら、もう少し病院へ行ったかもしれません。)

■日本全体を考えた場合における、医療保険の非効率性
・医療費の負担率が3割以下であり、緊急性や必要性のある人が病院に行くというよりは、心配性で時間的余裕のある人が病院に行き、多くの病院が、極めて混雑している。
・混雑のための待ち時間は、(日本の道路の渋滞と同じような意味において)日本の経済損失であり、心理的負担である。
・処方される薬の量は、適正な量よりも多く、日本全体の医療費を押し上げている。(その方が、病院や製薬会社がもうかり、患者も安心するかもしれないが。)
・処方される薬の質として、ジェネリックで十分であっても、(病院や製薬会社がもうからず、薬局の仕事量が増えるからとの理由で?)ジェネリックが、現実にあまり普及しておらず、日本全体の医療費が、下がっていない。
・つまり、本人が希望する適正医療ではなく、(病院や製薬会社が得をする)過剰医療となっている。

・成人は一律に3割負担であり、予防に努め健康な人が損をする確立が高く、不摂生な人(とかタバコの煙を撒き散らす人[マナーの良い方ごめんなさい])が得をするような制度である。
・つまり、予防に努めようというインセンティブを弱め、モラルハザードを招きやすい。

・人の健康や命は金銭に換算できるものではなく、無限の価値があり、かけがいのないもの」という名の下、現在の健康保険制度は維持され、健康保険に対し、税金が投入されている。
・しかし、現実には、日本人の健康状態(予防医学を含む)に対し、健康保険制度は、あまり貢献しておらず、場合によっては(私のようなケースには)むしろ健康状態を悪化させるような働きもしていること。

・総じて、現在の健康保険制度は、税金の投入額も大きく、非効率かつ不適切で、(一部の人は儲かるが)日本全体で見ても、国民一人一人の視点で見ても、改めるべきものである。

A 回答 (11件中1~10件)

恩恵を受けていない人には苦痛な出費でしょうね。


しかしね、皆保険とはそのような制度なのです。医療の必要度の低い若者がお金を出して老人の健康を助けると。年金も同じ考え方ですね。
医療費の面ですが、日本がなぜこんなに安いかしっってますか?
保険制度である以上国が医療の報酬を不当に安く設定しているからです。アメリカなどは民間の保険制度が導入されている故、医療費は日本の10倍以上ですよ。もしあなたのように貧乏な学生なら十分な保険にも入れず、10割負担で数千円で済むなんてことはありえません。
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他の回答者さんたちからは酷評されているようですが、現状でいいのかという視点は非常に大切なものだと思います。


私は学部生ですが、社会保障論という授業で医療制度については一通り学びました。その上で言わせていただきます。
日本の健康保険制度がベストだと考えるのはただ単に面倒なことは考えたくないという現実逃避だということです。
憲法25条がプログラム規定であるがゆえに意味のないことは最高裁が言っていますし、同じ保険料を払っていても不平等なんて腐るほどあります。
病態の安定している・もしくはそもそも疾患ではない高齢者が医療費を必要以上に浪費し、少子高齢化が進む中で医療費削減に苦心する厚労省がある限りにおいて理想的状態などありえません。現状ですら健康保険は赤字です。

提案ですが、「保険は現行と同じレベルの保障で任意加入とし、自己負担率の変更は行わないが、窓口支払いは特定疾患(支払不能なほどに高額になる病態;交通事故外傷や腫瘍など)以外10割にし、あとで確定申告のように返還する」というのはどうでしょうか?医療がいかにお金のかかるものであるのかを知らせない限り馬鹿者どもの増殖は防げませんし、必要な人間にお金が回らない事態に結局なってしまうと思います。
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すこし言い過ぎましたか。

申し訳ございません。

>「国が医療の報酬を不当に安く設定している」ならば、例えば儲けにくい地方における病院数が少なくなったり、診療科の中で、相対的に報酬の低い診療科は、医者や病院にとって魅力が低く、(ボランティア精神を発揮さぜるを得ず)どうしても、その診療科の病院数が少なくなり、そもそもの日本全国一律の医療サービスを提供するという精神が損なわれる。(かなり簡略化しており、間違いがあるかとは思います。申し訳ありません。)

現実起こっていますね。
産科や小児科がコレです。
また優秀な医師は日本の医療制度に嫌気が差してアメリカに流出したりしていますね。
医療の崩壊はもうすぐですよ。

>その上で、現在の日本の財政収支も考え、よりより医療制度は?ということです。これも短絡的ではありますが、日本にとってより望ましいのであれば、(質問した内容とは逆に)道路財源や他の特別会計を切り崩してでも、医療支出を増加させ、報酬費を上げて、(将来も)患者負担率をこれ以上上げずに、現在の保険制度を手厚いものにする必要があると考えてます。

これも仰るとおり。
でもそれに反対する奴らがいるんですわ。財務省に。
医療費なんかもっと下げて自分たちの利益を増やそうとしている奴らがね。
日本と同じような経過を辿って医療が崩壊した国があります。
イギリスです。
医療費を削減するあまり、医療従事者はモチベーションを無くし、癌の手術に数年待ち。救急外来(重症ですよねこんなとこ行くのは)でも3日待ちあたりまえ。
急遽政府は医療費を3倍に引き上げました。
要は金をどっかからもってくる必要があるのですが、どこから?って問題ですよね。質問者のようにムダを省けばなんて考えももちろん当然。
しかし、税金でまかなってもいいが、自分の保険料を払うのは嫌だと。
じゃあ保険制度を税金制度にしてしまって税率あげるかい?
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気になったのでご参考までに。


>私自身が無所得に近い状況でしたので、「健康で文化的な最低限度の生活」にあたって、健康保険支払いが心理的に負担となったとうつもりで質問させて頂きました。つまり、健康保険が最低限度の生活に逆に支障となったという文脈です。

日本では生活保護法により憲法第25条前段の趣旨は実現されています。しかしながら生活保護制度では、高等教育(高校を指してはいません。生活保護でも、高校就学費は上限がありますが支弁されます。修学旅行費用などは教育扶助対象外)は任意です。義務教育では有りませんし。

任意でご自分の希望で大学院まで進まれたのですから、これをもって、「健康で文化的な最低限度の生活」を阻害されたと主張されるのは早計でしょう。
実施機関や国の対応にもよりますが、生活保護を受けて、低利の奨学金融資がもしかしたら認められたかもしれません(可能性は低いですが。就労能力があるなら就労しろと指導されますし、借金は禁止されていますので)。

繰り返しますが「ご自分の希望で」大学院まで進まれたのですから、それはあまりにも自分勝手な主張ではないのですか?と回答させていただきました。
この点をご理解くだされば。
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学生の出費が多いというのはわたくしもケシカランと思ってます


健康保険代どころか国立大の学費が高すぎる
日本には資源がない 才能才覚で食っていくしかない
国際競争の中では実は1%の優秀な人間が半分くらい
収益に貢献している 貧乏でも才能のある人間に伸びてもらわないと
日本の未来は無いです でもまー健康保険制度とは別ですな

>「診療費を10倍払うから、今すぐ診て欲しい」という希望が通らない

ちょっと技術論的な話になりますが、特急料金制度が効率的かと
いう問題がまたあるわけです。日本の診療報酬制度はその内訳の分類が複雑怪奇であるにもかかわらず、請求項目か確定すればほぼ自動的に金額が決定される、すなわち画一料金なんです。実はこれによるメリットはバカにならないほど大きい。
 李啓充氏の著述によると、カナダの保険制度は日本に近く、画一料金。アメリカは保険ごとに価格が異なる。カナダ南部のアメリカに近い病院では、カナダ人患者担当の事務員の数倍のアメリカ人患者担当事務員が居るとのことです。
 統計では、日本の医療費における管理費(事務経費など医療に
直接関連しない経費)は8%アメリカではなんと23% ここにも日本の医療が効率が高い理由があります。特急料金制度が国民のコンセンサスを得るかもさることながら、価格体系を複雑化することも効率を落とす要因になるのです。
効率が上がる部分も有るかもしれないのですが、少なくとも結論は単純ではないでしょう。
 若干フォローしておくと、質問者のご意見は規制改革会議の論調に近いと思います。現実味の無い話ではない。だからこそわたくしも多少力を入れて反論するわけであります。
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> ・総合的に考えて、10割負担でもよいから、月1万円以上払うことをやめたかった。

(10年間平均の医療費は300円/月程度だった。10割負担で、かつ混んでなかったとしたら、もう少し病院へ行ったかもしれません。)

10割負担だったら1,000円ですむと思っている時点で、あなたは医療保険の恩恵を受けているということですよ。

医療保険制度がなく自由診療だったら、いくら請求されるかわかりません。10万円か20万円か・・・

あとは自分で考えてください。
それにしても大学院まで行ってこの程度の考えでは、日本もお先真っ暗ですな。
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まず初めに。

他の回答者様も仰られていますが、大学院を出ていながらその程度の見識しかお持ちでないのですか?私から見れば、あまりにも自分勝手な発想だと思いますがね。

日本国憲法第25条をご存知ですか?この規定は諸外国に自慢できるほど優れたものだと考えます。憲法の下、権利がうたわれており、国の努力義務も定められているのですから。

確かに医療機関にかかる程、緊急性・重大性がないと思われる方が病院にかかられているのも事実です。「社会的入院」に挙げられるように、制度の主旨とは違った現実があったのも事実です。

ですが、皆保険制度であるがゆえに、また、税が投入されているがゆえに、医療機関にかかったときの経済的負担が少なくて済むという大きなメリットがあります。
「保険」なのですから、いざと言う時に実質的に使い物にならなければ、意味はありません。

後発医薬品に関しては、政府(厚生労働省)が、実態調査を行い、原則、後発医薬品使用に変更しようという動きがあります。

タバコに関しては、ニコチン依存疾患として認められ、条件を満たした医療機関では禁煙外来を実施、依存症からの脱却を図るべく制度が用意されています(調査によると、現行禁煙外来を受診して、3ヶ月禁煙できたのは3割程度と判明、より効果的な治療方法の検討がなされている最中です)。

挙げられている例に全て反論する時間的余裕がないので、この程度にしておきますが、仰られているような形の、非効率かつ不適切だとはいえないと考えます。
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この回答へのお礼

私自身が無所得に近い状況でしたので、「健康で文化的な最低限度の生活」にあたって、健康保険支払いが心理的に負担となったとうつもりで質問させて頂きました。つまり、健康保険が最低限度の生活に逆に支障となったという文脈です。

なお、人頭税のwiki記事において
「人頭税の税額は一律で所得の少ない人の負担が大きい税制である。2005年現在ではこうした制度を採っている国はない(健康保険や介護保険などの保険料が実質的に人頭税になっているという批判はある。」

とかかれてますので、質問当時にそれほどエゴだとは認識しておりませんでした。

参院選の参考のためにも、財政収支と医療体制について少しでも考えておきたいと思い質問させていただきました。

誤解を与える質問で、かつ私自身の見識が低レベル、あるいは支離滅裂であること、お許しください。また、このような見識の者に対し、回答頂きありがとうございます。

お礼日時:2007/07/25 19:16

仰る事はわかりますよ。


恩恵を受けていない人には苦痛な出費でしょうね。
しかしね、皆保険とはそのような制度なのです。医療の必要度の低い若者がお金を出して老人の健康を助けると。年金も同じ考え方ですね。
医療費の面ですが、日本がなぜこんなに安いかしっってますか?
保険制度である以上国が医療の報酬を不当に安く設定しているからです。アメリカなどは民間の保険制度が導入されている故、医療費は日本の10倍以上ですよ。もしあなたのように貧乏な学生なら十分な保険にも入れず、10割負担で数千円で済むなんてことはありえません。
盲腸で手術しただけで100万以上の請求が来るのはあたりまえの世界です。
御託をならべるのもいいですけど、医療制度についてもう少し勉強してからにしなさいな。
大学院生なのに情けないのね…。
ま、個人的には皆保険止めたらいいと思いますよ。
そしてあなたのような貧乏学生は病気になってに治療費が払えず死んだらいいと思います。
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この回答へのお礼

厳しい回答ありがとうございます。何れ死にますので、お許しください。

私自身の問題意識としては、「国が医療の報酬を不当に安く設定している」ならば、例えば儲けにくい地方における病院数が少なくなったり、診療科の中で、相対的に報酬の低い診療科は、医者や病院にとって魅力が低く、(ボランティア精神を発揮さぜるを得ず)どうしても、その診療科の病院数が少なくなり、そもそもの日本全国一律の医療サービスを提供するという精神が損なわれる。(かなり簡略化しており、間違いがあるかとは思います。申し訳ありません。)

その上で、現在の日本の財政収支も考え、よりより医療制度は?ということです。これも短絡的ではありますが、日本にとってより望ましいのであれば、(質問した内容とは逆に)道路財源や他の特別会計を切り崩してでも、医療支出を増加させ、報酬費を上げて、(将来も)患者負担率をこれ以上上げずに、現在の保険制度を手厚いものにする必要があると考えてます。
#特別会計の中には、誰も自ら手を挙げませんが、あまっていて使い道に困るお金があったりもすると認識しております。

また制度というものは、一度作られると「慣性」が働いて、時間の経過と共に時として効率的ではなくなるケースが見られるので、質問いたしました。少しでも勉強しますので、何卒ご容赦ください。

お礼日時:2007/07/25 18:55

その手の主張は経団連とか、年収1千万クラスの人が行うものであって、低所得者層から出てくるとは驚きです。

院にまで行っておきながらその程度の現実認識力というのは・・・お先真っ暗ですねぇ。

・10割負担
保険料は別に滞納しても罰則があるわけではなく、無保険になるだけです。でその場合、10割という数字になるのではなく、自由診療です。つまり言い値です。元々日本の医療費はお上が強引に値段を設定しているため、非常に格安になっています。
例えば盲腸の値段
http://plaza.rakuten.co.jp/truck/diary/200510190 …
無保険になるなら、本来の費用(盲腸なら100-200万)が請求されるだけです。

・元を取るという感覚
月1万も納めていても、利用料は300円程度だったという計算の根本的な間違いは維持費という観点が抜けていることです。いつでもどこでも日本の平均的医療が好きなときに受けられるという制度を維持するための費用です。設備、スタッフ、あるいはスタッフ間の技術の伝承は、降って沸いてくるものではなく、それを維持・向上するための努力が日々行われています。システムを維持するだけでもコストがかかりますし、実際に毎日活用されなければ維持もできません。

・非効率性
ささいなことでも病院に行く人が多いという構造は、確かに仰る通り無駄な過剰な医療ではあるのですが、それが結果として日本人の健康を世界的に見ても異常なまでに高いレベルに押し上げているという現実があります。つまり早期発見という視点に立つならば、日本の体制が万全なわけです。コストを度外視すればですが。
イギリスの例ですが、効率的?な医療とはどういうものになるのか参考にしてください。
http://www.geocities.jp/jgill37jp/index.htm

・ジェネリックについての問題点
仰るような理想論というか妄想論が簡単に成立するわけではないということを認識しましょう
参考
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E7%99%BA% …

まぁ放っておいても日本の健康保険制度は後数年で崩壊するでしょうから、ご希望の通りアメリカ型+イギリス型をミックスした制度に移行することは間違いありません。
アメリカのように虫歯の治療すらできない低所得者層(虫歯でも放置していたら死にます)や、保険に入っていても破産の原因の半分が医療費(残りは離婚)という時代はもうすぐです。
http://www.minnanoshika.net/wiki/index.php?%BA%A …

困るのは質問者さんのような(私も含めて)中産階級からその下の人らであって、年収1千万を超える人らには良い時代になると思います。質問者さんも今となってはそのレベルにランクアップされたんでしょうかね? それならうらやましい限りです。
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この回答へのお礼

もともと日本の財政について興味があって、全く自分の知らない分野への税制負担についても調べてみたいと思い、質問させていただきました。(なお、学生当時は低所得というよりは無所得状態で、現在は低所得状態です。低所得状態で保険制度の恩恵を受ける立場ではありますが、日本の財政状況を考え、低所得者が駄々をこねて国に甘え続けるのは良くないとの信念で、日々生活しております。)

日本の健康保険制度、医療体制が現実的にもっとも優れたものであれば、(各種のしがらみに縛られずに)他の支出を削って(あるいは増税して)健康保険制度を維持・強化した方がよいと思うのですが、この考えも短絡的でしょうか。

ジェネリック医薬品に関して、wikiのページをご紹介頂きありがとうございます。なお下記のページも参照しましたが、(素人の私には)その信憑性を判断できかねます。
http://intmed.exblog.jp/1590715/
これから勉強いたしますので、妄想論に関しまして、ご容赦ください。丁寧にかつ具体的にご回答いただき誠にありがとうございます。

お礼日時:2007/07/24 18:37

No1さんのおっしゃるとおり、稚拙な考え方やなぁ。



まず、大前提として、全員に平等でふさわしい健康保険制度なんて存在しない。これは健康保険だけでなく、年金や税金、はてはゴミの回収、消防団などその他の公共サービスについても同じ。
こうであればいいと考える制度は、人それぞれ違う。
自分でゴミの処分が可能でゴミを回収してもらわなくてもいい人は、焼却場や処分場建設に多額の税金を使うのは気にくわないだろうけど、ほとんどの国民はゴミを自分で処分することはできないからやむをえないと考える。
大金持ちには、いざ病気となった時、大金を投じてまで、保険が適用されない高度な医療を受けたいと思い、保険制度なんて必要ないと考える人がいるが、ほとんどの国民は、保険が適用される範囲で最高の医療を受けたいと考え、健康保険制度があって助かったと考える人もいる。

いったい、死ぬまでに病気やけがなどで診療をうけない国民がどれだけいるだろうか。国民の4人に1人はガンで死ぬ。ガンの治療費は全額自腹だと死ぬまでに数千万円に達する人もかなりいる。


まぁ、言うは易し。一度実践してみては?怪我した時も保険を使わず全額自己負担。風邪などで病院に行ってしまったときも、全額自己負担。

「健康保険の恩恵を感じたことは、学生時代に一度もなかった。だから、これからも絶対にない」という条件がくずれることを体験してみればいいと思います。
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