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現在、建築中ですが、先日外壁の工事が終わりました。
我が家は金具止めの通気工法を採用したサイディング(横張り)です。

建てる前はそこまで考えが及ばなかったのですが、出来上がってみるとFRP防水したベランダの床とサイディングの間には
水切りがありませんでした。
その為、サイディングの下部から手を入れると通気層が無く、ふさがっているような状態です。

せっかく通気工法を選んだのにベランダの部分がふさがっているなんて何だか納得いきません。
その上、サイディングの下は切りっぱなしになっているので蹴りこんだりするとぼろぼろと剥がれてきそうで気になっています。

工務店に話を聞くつもりではいますが、この施工はごく普通のことなのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。

A 回答 (5件)

ベランダFRPから壁の立ち上がりは1階部分とは全く異なりますので、よく注意してみてください。

通気層をつくってはいけない場合も多いのです。■がサイディング、□が通気層、▼がFRPとします。

□□□■
□□□■
□□□■
□□□■
□□□■A
□▼
□▼
□▼▼▼▼▼B

横から見た場合、AとBの高さの差が10センチ以上あれば通気層をつくってもよいのですが、通常はそこまで高さの差がありません。

高さの差が5cm程度の場合は△部分をコーキングでふさいで水がサイディングの裏へ水が浸入しないようにします。この場合水切りは役に立ちません。というのは、ベランダに雨が吹き込み戸外が通気層より低気圧の場合、壁についた埃を伝って水が毛細管現象で立ち上がりを上っていき、そのまま通気層内に侵入するからです。吹き込むのではないからです。最近は集中的な大雨がよく起きるようになっており、FRP部分に数センチの水が溜まることなど稀ではありません。そのために通気層をつくるより、コーキングでふさぐほうが推奨されます。

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□□□■
□□□■
□□□■
□□□■A
□▼△△
□▼
□▼▼▼▼▼B

下図のように×部分に水が染み込んで壁内に侵入していくのです。

□□□■
□□□■
□□□■
□□□■
×××■A
×▼×
×▼×
↓▼▼▼▼▼B

よって、立ち上がりの高さを十分にとって水切りを付けるか、FRPとサイディングの間にはコーキングでふさぐかどちらかになります。

十分な立ち上がりがない場合に、通気層とはつながっているわけでなく、かといってコーキングでふさいでいるわけでもない(ただ手で触ると隙間が無い程度というだけ)、という状態は非常にマズいわけです。雨水がFRPとサイディングの継ぎ目から浸入するタイプの雨漏りは長年気付かれずに過ぎますので、よく工務店の説明を聞いてください。

非常に高度な構造としては、サイディングの上からの水とFRP部分の下からの水を防ぐ水切りを下図の*のように付けるものもありますが、これはコストがかかり一般の住宅には付けません。

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□□□□■
□□□□■
□□□□■
□□□*■A
□*  ***
□*      *
□*** 
□▼  *
□▼
□▼▼▼▼▼B
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この回答へのお礼

高さ10cm程度あれば水切り、無ければサイディングとFRPの間をコーキングするのが正しい方法なんですね。

仕様書と設計図と写真をひっくり返して探してみたのですが、AとBの高さの差が何cmか確認は出来ませんでした。
ただ、ベランダに出るときにはまたいで出ていたので5cm以上は確実にあると思います。早速、現地で確認してみます。

どちらにしろサイディングの内側に手で触れられる状態なのは、マズイ気がしてきました。水が入り込みますね。
工務店にきちんとした説明を依頼してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/24 03:15

#4です。



こちらこそ失礼しました。
バルコニーに面する建物外壁は、通気をとってやる必要があります。
サイディングの下端が完全にふさがっているのであれば、ちょっと問題かもしれません。

サイディングの下から手をいれたとき、裏側にはまったくさわれませんか? 
水切りを設けず、防虫網だけで処理することもなくはないのですが。
もし、サイディングの裏面にまったくさわれないのであれば、通気層に空気が入らない状態になっている可能性が大なので、、
工務店さんにその部分の通気をどうやって確保しているのか問いただしてください。
「ごく一部だから通気はとらなくても大丈夫です」なんて答えが返ってきたら、首締めてやって結構です。
その部分は外壁やり直しですね。
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この回答へのお礼

何度もアドバイスありがとうございます。
先日、工務店の担当者に連絡して疑問をぶつけてみました。

すると、もともと水切りは用いない仕様ということで、防水面の立ち上がりは充分にとってあるとのことでした。
(高さは10cm以上ありました)
通気の面では胴縁の打ち方で確保しているので問題ないという回答です。

納得したような、しないような複雑な気分ですが、実際に見ないと分かりにくい部分もあるので近いうちに現地での説明をお願いしました。
鏡持参で確認してきます。

お礼日時:2007/07/25 13:17

なんのために外壁通気工法としているのかを理解することが先決ですね。


外壁通気は、室内から壁体内に侵入した水蒸気を、壁体内にため込むことなく、外気に逃がしてやるために設けています。
外壁通気を取る際には、室内側には遮湿フィルムを貼るなどして湿気を通りにくく、外部側には透湿防水シートをはって湿気を通りやすくする、という工夫をしています。
これによって、壁体内に水蒸気がたまることを防ぎ、壁体内結露を起こりにくくしているのです。

さて、バルコニーの手摺り壁は、内外とも外気に接しています。
また、断熱ラインの外側に位置する壁ですから、壁体内結露の懸念がありません。
さらに、外側については、下階の壁から連続する通気層がそのまま上がってきますので、空気の流通を阻害しないような措置が、手摺り笠木の下にとられているはずです。
水蒸気の逃げ道は確保されていますので、バルコニー内側に、あらためて通気層をとる必要はありません。
工事を担当している工務店さんは、決して手抜きをしているわけではないと思いますよ。

サイディング下部の防水処置については#3さんがパーフェクトな説明をしてくださっているので(わかりやすくて感動しました!)、そちらにお任せしますね。

この回答への補足

勝手がわからず言葉足らずでした。申し訳有りません。
ベランダの内側の壁と書いてしまいましたが、手すり壁と外壁(ベランダへ出る掃きだし窓のある壁)両方の施工に対して水切りが使用されていないのです。

手すり壁の方に通気の問題はないと思うのですが、外壁側は問題ありなのかなぁと気になっています。

補足日時:2007/07/24 02:41
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ベランダ内側の施工は、外壁と同じように施工しなくてはなりません。


外壁と防水の境には、通気用の水切りを使用するのが普通です。
質問文を見ると、ベランダ内側の部分の外壁が通気工法とは言えない状態です。
工務店には、#1さん同様に施工のやり直しを要求しましょう。
この際工務店に一筆を入れさせましょう。
ご参考まで
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この回答へのお礼

そうですか。。。やっぱり水切りを使うのが正しいんですね。
電車から見える家のベランダを眺めてみたのですが、水切りらしきもので区切っている家が多かったんです。

強気で交渉してもよさそうですね。明日にでも工務店に連絡を取ってみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/24 02:41

ベランダ内部といえども、防水の立ち上がり部に水切りをもうけないのはおかしいと思います。

通気工法にとっては、一部だけがふさがれる状態であり、問題はないと思うのですが、防水の納まりとして失格ですね。
おっしゃるように、け飛ばしたりしているうちに防水がはがれたり、その端部から水が入ってきそうです。
施工直しを要求して下さい。
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この回答へのお礼

通気工法的には大きな問題ではないのですね。
ただ、防水面では失格とのこと。・・・ショックです。
明日にでも工務店に連絡してみます。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/24 02:34

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