木造軸組(在来)工法で現在建築中で、そろそろ外壁をはる
予定です。
そこで質問なのですが、当方、外壁通気工法を採用しておりまして
外壁はガルスパン15の縦張り(縦に線がみえるように張ります)
ですので、通気胴縁は横方向に取り付けてあります。
外壁の通気はとても重要だと思っておりますので、設計士へ
通気方法について説明を求めたところ、外壁通気と小屋裏換気は
連続させないほうがよいと言われました。
私がいろいろネットで調べた限りでは、外壁の内側を下から上に
あがった空気は小屋裏へ排出され、小屋裏換気によって外へ排出
されるのが一般的かと思うのですが・・・どうなのでしょうか?
連続させない方法もあるのでしょうか?メリットは何なのでしょうか?
ちなみに、屋根材もガルバリウムで、小屋裏換気は、軒裏の
有穴ボードで行なっています。
よろしくお願いします!
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
>別にしたほうが作るのが容易との事ですが、通気の効率的にはどちらがよいのでしょうか?
それは難しい話ですね。
小屋根裏の気温の方が高くなるから、小屋根裏とつなげることでそれにより通気が促進されるという見方も出来なくはありませんが、しかしガルバリウムの外壁の場合、雨水の侵入阻止のために上部に水切りをつけたいですから、そうすると今度は通気のために、それをどうするかという問題が生じます。
多少の通気の改善のために、水切りが犠牲になるのでは本末転倒です。
そちらの方がずっと重要ですからね。
ガルバリウムの場合にはそういう設計の方が標準ではないかと思いますよ。
あと、外壁の通気ですけど、これの主な役割はわずかな雨水の浸入などに対して排出機能を持たせることと、壁内に生じた湿気を外に排出することです。その意味では特に大きな通気を必要としているわけではありません。
積極的に通気して冷却のような考えがないわけではないものの、外壁が冷却効果がでるほど暖められるのであれば、何も小屋根に接続しなくても通気されるわけなので、その意味では小屋根への接続をしなくても、やはり効果は得られるはずなのですから。
なるほど、とても安心しました。。。
ただ、昨日現場見に行ったら、胴縁の通気溝の幅が結構バラバラ
でした。
具体的には一番狭いところで1センチ、広いところでは5センチぐらい
です。
監督さんに指摘したら、柱の太さが一定ではないのである程度は
仕方が無いとの事でした。
狭いところは仕方が無いにしても広いところはどうなんでしょうか?
溝の幅は、3センチ程度が良いって聞きますが、ばらつきがあるのは
いいのでしょうか?
No.11
- 回答日時:
No.10です。
簡単に言えば、いりくんだ造りだと防水処理が難しくなって
雨漏りの発生の危険性が増すということですよ。
ガルバは他の外壁材と違い、シーリング処理が出来る部分が少なく
部材の重ね合わせだけで施工するものなので・・・。
サイディング自体(窯業系も)、それだけでは雨水の進入は防ぎきれないとも言われています。
防水処理全般で防ぐと考えてもらっても決して大袈裟ではないですよ。
そういう意味での事です。
No.10
- 回答日時:
No.9
う~ん、ちょっと考えすぎかな?^^
胴縁がちゃんと然るべきとこに付き、なおかつ
空気の流動路がきちんと確保されていれば問題無しですよ。
幅的にはそこまで神経使わなくとも大丈夫です。^^
それよりも・・ガルバであまり複雑な構造の建物だと
(複雑じゃなければスルーで)
雨漏りの危険性が増しますので、防水面の方を注意された方が良いですよ。
ご参考まで・・・。
ガルバ(ガルスパン)で複雑な構造だと防水処理が難しいってことですか?
具体的にはどういう構造だと難しいんでしょうか?
うちは、サッシと庇の数が多く、L字形の家です。
屋根は「人」の形のような感じです。
No.9
- 回答日時:
どーも、外壁屋やってます。
普通在来は外壁部、小屋裏部それぞれで通気させるのが一般的(常識)ですよ。
逆に小屋裏まで連動させた場合の軒天部のガルバの収まりを見てみたいものです。(興味津々!!ほんと見てみたい!!!)
軒天部は通気見切り縁で収めるのが超当たり前の事なもので・・・。
No.8さんの言う通り、外壁の通気はあくまで湿気抜きが主なんですから。
なるほど、とても安心しました。。。
ただ、昨日現場見に行ったら、胴縁の通気溝の幅が結構バラバラでした。
具体的には一番狭いところで1センチ、広いところでは5センチぐらいです。
監督さんに指摘したら、柱の太さが一定ではないのである程度は仕方が無いとの事でした。
狭いところは仕方が無いにしても広いところはどうなんでしょうか?
溝の幅は、3センチ程度が良いって聞きますが、ばらつきがあるのは
いいのでしょうか?(神経質になりすぎ?!)
No.7
- 回答日時:
同様の施行でした。
1)胴縁は横方向でも空気の流れはガルバの折幅で確保できる
#多分、貴殿も理解できていると思います
2)水切りから入った空気は暖められ、上昇し、ガルバの上に設けた水切り(ガルバとは隙間が空いている)から排出
3)小屋裏内は空気の寒暖(膨張・収縮)で換気の確保
の説明でした。
従って、貴殿のお宅での施行が必ずしも間違っているとは思いません。
しかし、「それならば、壁面の空気を小屋裏に流した方がより大きな空気の流れが出来るのではないか」と指摘しました。
その結果、既に軒天のボードが透湿防水シートに接して施行されていましたが、そこに貫通穴をあけることで、わずかでは有りますが壁面-軒天への通路が確保できたのではと考えています。
ガルバの場合、上側にも水切りが付きますよね?
それによって凹凸の凸部からの水の侵入(下から巻き上げた時くらいでしょうが)を幾分かは防いでいるのだと思いますが、この取り付けを考えると空気の流れを上に抜くのが難しい・・そんなことは無いでしょうか。
>ガルバの場合、上側にも水切りが付きますよね?
設計士は、小屋裏へ抜かずに、外壁の一番上部で専用の金物?
みたいなもので排出すると言っておりましたが、それのことなのでしょうか・・・?
>それによって凹凸の凸部からの水の侵入(下から巻き上げた時くらいでしょうが)を幾分かは防いでいるのだと思いますが、
>この取り付けを考えると空気の流れを上に抜くのが難しい・・そんなことは無いでしょうか。
やはり施工自体が難しいということなのですね・・・
No.6
- 回答日時:
2です。
ちなみにこの通気工法で空気が動く原動力は温度差です。
小屋裏の方が壁より断然温かいので小屋裏とつなげるのが一般的です。
同じ壁の中だけでは温度差は大きく変わらないので動きが鈍いと思います。
どうしても分離する場合を考えてみましたが、上部が屋上バルコニーしかない時の軒天は壁の一番上から空気を抜くのが適当だとは思いました。
小屋裏換気の軒裏の有孔ボードは考え方として吸排気に利用可能です。
しかし、棟換気がある方が格段に流通がいいので2,3万の部品です。はいるものならぜひ入れたほうがいいと思います。ま、屋根形状にもよりますが。
やはり小屋裏へつなげたほうが効率良さそうですね・・・
屋根の形状は、「人」に似た形です。屋根の間に明かりとり&換気用
の窓があるので、高さ90センチぐらいの壁があります。
高いほうの屋根は上下の有穴ボードで給排気を行なうみたいです。
低いほうの屋根は、上側が壁にぶち当たるので、雨の吹き上げを
考慮すると、専用の通気用の金物を付けるのは良くないとのことで、
横側の有穴ボードにより排出するらしいです。
ちなみに高いほうの屋根は、勾配天井になっており、低いほうの屋根
側は、小屋裏スペースがあります。(あたりまえか・・・)
No.5
- 回答日時:
北国の設計屋さんです。
暖かい地方の方ですか?
外壁縦張りにおける、下地横胴縁は、通気の為に一定間隔の隙間を入れて施工しなくてはなりません。
貴方が検索したとおりに、外壁の内側を下の通気水切りから上にあがった空気は、軒天井の通気水切りから外へ排出されます。
設計士の外壁通気工法の不勉強、認識不足です。
一般的な外壁通気工法
土台下端に通気水切り、軒天井に通気見切りを取り付け施工するのが常識みたいなものです。
下地横胴縁は、通気の為に一定間隔の隙間を互い違いに入れて施工させましょう。
また、窓周りは、周囲に胴縁を回し打ち、その周りは空気の流れを良くする為に隙間を空けて横胴縁を打ちつける事となります。
上記の施工をおこなわない場合は、空気の流れが無くなり、内部結露が発生して、主要な部材が腐る事となります。
寒冷地における、縦張りの内部結露障害の原因は、他にもありますが、横胴縁の施工不十分の場合にもみられます。
対策
設計士があくまで強く言うのなら、この件における内部結露による障害発生における瑕疵についての全責任の保障承諾の念書を求めましょう。
当方、愛知県在住です。
すみません。説明不足でした。。。
横胴縁には、通気用の溝は所々あります(間隔が広すぎな気がしますが・・・)。
設計士は、小屋裏へ抜かずに、外壁の一番上部で専用の金物?
みたいなもので排出すると言っておりましたが、「軒天井の通気水切り」というのがそれのことなのでしょうか・・・?
だとすれば一般的な施工方法ということですね。。
No.4
- 回答日時:
連続させない方法もあります。
公庫仕様で、軒天見切り縁に通気する構造という物です。
メリット、デメリットは勉強不足で分かりません。
少し気になったのは、小屋裏換気は、「軒裏の有穴ボードで行なっています。」この部分で、吸気は有効ボードで良いのですが、排気は棟換気がついていないと出来ません。ついてあれば問題ありません。
>公庫仕様で、軒天見切り縁に通気する構造という物です。
設計士に聞いたところ、小屋裏へ抜かずに、外壁の一番上部で専用の金物?
みたいなもので排出すると言っておりましたが、それと同じもの
でしょうか?
>吸気は有効ボードで良いのですが、排気は棟換気がついていないと出来ません。
屋根の形状が、「人」という字みたいな形をしており、高いほうの屋根側は、
上下それぞれの軒裏の有穴ボードで通気し、低いほうの屋根は上側が壁にぶち当たるので、そこに通気用の部品を設けるのは、雨の吹き上げを考慮すると
良くないとの事で、側面の軒裏から排出するしかないと設計士に言われました・・・。
No.3
- 回答日時:
#2さんが言われる様に胴縁が横方向の場合通気みぞ付けるか、
縦胴縁先に付けそこに横胴縁付けると思います。
http://jyu-denkou.com/dannetu/dannetu.html
すみません。説明不足でした。。。
横胴縁には通気溝が所々に開いており、そこを通じて外壁を下から
上に通気するらしいです。
ただ、小屋裏へ抜けるわけではなく、外壁の一番上部で専用の金物?
みたいなもので排出するらしいです。
No.2
- 回答日時:
メリットがあるならその設計士に聞いてください。
と言いたくなるほど驚きました。
縦張りの下地は横に打つのは当然ですが、見た感じ細切れにいれるなどして通気を上部へつながるように作るのが常識です。
その外壁の通気は一体どこからどこへ行くのでしょうか。まさか、家の外壁の中を一周グルグルまわるとは言わないでしょうが。
http://www.ads-network.co.jp/seinou/se-6/se-6-08 …
外壁通気工法
http://www.igkogyo.co.jp/ninteisyo/nin-mj.htm
アイジーの外壁の認定工法で右上が縦張りの下地についてです。
柱の部分でわかるように隙間を開けて施工しなさいという意味ですね。
http://www.pref.kagoshima.jp/kurashi-kankyo/suma …
鹿児島県のですが絵がわかりやすいので下のように胴縁を隙間開けて漬けるんです。
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