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現在2X4の片流れ屋根で新築中です。

通気工法ですが、軒0の為、壁内通気と小屋裏換気を連続させて、吸気は土台水切りから行い、排気は棟換気で行うと説明をHMから受けています。

壁内通気は、転び止めと野地板の間に作った隙間から小屋裏に抜ける設計ですが、雨漏り対策で透湿防水シートを換気の為の隙間の部分まで貼るとのこと。

透湿防水シートは防風の性能も持っていると認識していますが、空気は壁内~小屋裏に必要十分に流れるのでしょうか。
(個人的には通気が塞がれてしまう様な気がしていますが、HMからはずっとこの方式でやってきているので大丈夫と言われています。)

外壁工事を止めており、どなたかアドバイスを頂ければ幸いです。

A 回答 (8件)

No7回答者ですが、追記回答をします。



HM、工務店さんは軒のない屋根だから、雨の吹き込むなどを懸念して、こういう処置をしていると思います。でもこれは安易な方法だと言えます。確かに軒の出がない仕様の場合、こういうリスクが大きいことは確かであっても、それは通気層を塞ぐのではない方法で対処すべきです。

例えば、野地板の上端部から充分なかぶり長さを持つ水切りや嵐返しをつけるとかして、吹き降り時などに外壁の外装材を上昇してくる雨水を入れさせない収まりとするとか、デザイン上などで、どうしても雨水の入り易い構造になるなら、屋根勾配に沿って転び止めの上に幅1m程度の薄い誘風板を設けて、壁の通気層から上がってくる気流を野地板沿いに誘導し、あわせて雨水の浸入を防ぐなどの工夫が良いわけです。また誘風板の他端を押さえるため追加の転び止めを軒から1m程度のところに入れるのがお勧めです。垂木の両側にも押さえ桟を入れ誘風板を固定すればさらに丁寧になります。誘風板はなるべく通気層厚を減らさないように薄い合板などを入れます。板金工事でもOKです。

また屋根断熱の場合には、屋根断熱材の通気層に面したところにも透湿防水シートを入れますが、これを壁のシートと極力一体化させるようにしましょう。
あるいは天井断熱の場合には、この透湿防水シートは不要ですが、軒の無い構造の場合には、上記の誘風板を確保しましょう。
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最初質問を読んで、すぐには理解できなかったのですが、軒と屋根の接合部分で、垂木寸法が208以上の背の高い材が使われる時などには、外壁の頭つなぎ材の上に転び止めを入れますね。



この転び止めには2タイプあって、

(1)通気層のための開口部を持った垂木寸法と同じ材

(2)通気層確保のために垂木寸法よりは1段低い材(206など)

そしてご質問のケースでは、(1)のケースにしろ(2)のケースにしろ、これらの通気層部分を塞ぐように外壁の透湿防水シートを張ってしまうという意味ですね?

これはいけません。お止めになったほうが良いです。
仰る通り透湿防水シートにはさらに防風性が要求されて、通気層を通過する気流が断熱材層に入り込んで断熱性能を下げることを防ぐわけです。北欧などでは防風性能というのがはっきり数字で規定されています。ということはこういうものを張れば、外壁の通気層から屋根の通気層を抜けるはずの空気がそこでブロックされてしまうことを意味します。

もしHMがこれで問題ないと言うなら、そういうシートは防風性がないと言っているのと同じことになります。

工務店に指示すべきことは、

(1)のケースなら一旦転び止め全体にシートを張った後で、開口部をカッターで切り抜くこと。開口部周りは追加のタッカー止めで補強すること

(2)のケースなら、転び止めの上端まで、またはシートを転び止めの上端まで回りこんで張るが、隙間は塞がないこと

です。
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添付のサイトが結構分かり易いと思います。


(一番下の右側の絵)透湿防水シートで小屋へ抜ける道をふさいでは駄目ですよ。HMと言っても技術力が無いところも多いです。騙されないように。

それから、軒が無い場合は妻側に換気ガラリを付けた方が良いですよ。壁からの通気量だけでは多分足りないと思います。

参考URL:http://www.ads-network.co.jp/zairyo-kouji/A04-01 …
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最近の在来工法の大工さんもHMと同じように2階をネダレス工法にします。


建売は、1階床もネダレス工法にしているところが多くなりました。2×4なら尚更です。

厚さ28mm程度の構造用合板を柱の寸法だけ切り抜き床全面に張るため、壁は基礎内から小屋裏へ抜ける通気口のような働きはないというが最近の工法です。
また、壁部分の床と天井裏に通じる部位は「通気止め」の措置を行うことで、シックハウス法の防御根拠となっています。
土台下の通気口は基礎パッキンを全周に配置することで、あくまで床下だけの通気です。

外壁側は、厚さ13~18mm程度の通気胴縁を縦方向に取付ます。この胴縁は外壁サイディングの下地にもなるんですが、基礎付近に付く水切り裏から入った空気が上方へ抜ける流れ道の役割もあります。
片流れの屋根にあっても屋根周囲には「ケラバ」と呼ばれる曲げ金物が付くんですが、ここから通気胴縁の間を上がってきた空気が排気されるしくみです。
今の工業製品は手順通りに部材を取付けていくとそういうことになっていきます。

透湿防水シートは、防水シートの役割が主です。最近は遮熱を兼ねたシートを張るところも出てきています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
壁内通気は屋根周囲から排出されるんですね。
小屋裏の換気は、吸気口を別途検討したいと思います。

お礼日時:2012/03/11 08:36

壁の換気が本当に有効なのかは疑問があります(それが指導指針のようですが)


(24時間換気も)

要は床下に湿気がこもらなく、屋根裏に熱がこもらないことが目的だと思います壁の間のを通しての換気など如何でも良いのでは

断熱効果は換気が少ないほど有効です、換気は熱を移動させます
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
壁→屋根裏への通気有無は確かにどうでも良いと思っています。
問題は屋根裏の換気が取れていないので、夏は暑そうと言うのが気になっています。

お礼日時:2012/03/11 08:35

透湿防水シートには通気性があるということは製造者はうたっていません。

例えば、フクビ゛の製品紹介には「水・冷気の侵入を防ぎます。(中略)冷気の侵入を遮断するととも、室内の温かい空気の流失を防ぎ」(後略。スーパーエアテックスの商品説明)とあります。また、この種の製品の草分けのタイベックの商品説明にも「風を遮断する優れた防風性で、省エネルギーを実現します」とあります。つまり、透湿防水シートには空気の流れを遮断する機能があると考えた方が良いということです。壁から小屋への空気の流れがそこで遮断されないような、かつ下からも吹き上げる恐れのある片流れ屋根の頂部の納まり至急検討する必要があると思います。他の回答者の方が答えられているように今までこれでやってきましたというのは何ら工学的説明にはなっていません。今まで施工してきた現場のすべてにおいて、外壁を通って上に上がってきた空気がすべて遮断されてしまい(ということは、出口がないので空気は流れていない?)、期待しているような空気の流れが、実際に存在するのか、はたまた、存在していないかもしれなという検証がなされていない。ただ、それだけのことだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
やはり透湿シートの通気性はたかが知れていると言うことですね。
壁への換気ガラリ設置等を考えたいと思います。

お礼日時:2012/03/11 08:33

質問文が正しければ


>雨漏り対策で透湿防水シートを換気の為の隙間の部分まで貼るとのこと。
>(個人的には通気が塞がれてしまう様な気がしていますが

100%その通りでしょう。


>HMからはずっとこの方式でやってきているので

って、全然施主への説明になっていないじゃん(笑)
間違ったことを「ずっとやってれば」正しいことになっちゃうの?

原発は安全です。>ずっとこの方式でやってきました
 
つまり一般市民の危惧に聴く耳もたない姿勢と同じ。

説明をはぐらかすこと自体、業者としてペケです。


雨仕舞いはいくらでも考えられるでしょう。
きちんとそこの取り合いの詳細構造の図面と説明、実際施工写真or目視チェックで納得されるまでOKをしないことが施主の務め、特権です(^^/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

もう少し話し合って見ますね。
ただ他にも色々問題があり、工期が遅れており、また遅れるのかと思うと・・・。

お礼日時:2012/03/10 10:49

防水シートを通して換気する設計ですか ?


防水シートの表面と壁材・天井材との隙間を空気が流れるような設計ではないのですか

この回答への補足

早速のレスありがとうございます。

壁側は、合板の上にフクビの防水シートを貼り、15mm胴縁をつける通常の通気工法です。

気にしているのは、野地板ギリギリまで透湿防水シートが貼られていて、壁から昇った空気が小屋裏に入る為に空けてある隙間の外側にも透湿防水シートが来ているのです。

その為、まさに透湿防水シートを通して換気する設計です。

HMは湿気と空気を通すので、換気は問題ないといっているのですが・・・。
夏の小屋裏は暑くなるので、その為にグラスウール(180mmに増やしてもらいました)があるのです、とのコメントも。

不安なら壁に換気ガラリを付ければ、と言われているのですが、壁に穴を増やすのも、と困っております。

補足日時:2012/03/10 10:10
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