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場の量子論で、粒子について混乱しています。
ラグランジアンの質量項を相互作用項として扱い、繰り込み群方程式でrunningさせるとき、このm(μ)があまり理解できていません。

「QEDのカップリング定数eは高エネルギーで大きくなる、
つまり"μ→∞のときe(μ)→∞"である」という事実がありますが、
同様に考えると質量m(μ)はμ依存するので、粒子の質量は考えている実験のエネルギーによって変化するということですか?

自分の理解では粒子の物理的質量はある決まった定数だと思っています。

A 回答 (1件)

不確定性原理より運動量の大きいところは近距離に対応し、運動量の小さいところは遠距離に対応します。

電子の周りは仮想的な電子陽電子対によって電荷が遮蔽され、遠距離ほど有効電荷(e(μ))が小さくなります。通常定数とされている電子の電荷はe(0)に相当します。質量もこれと同じです。電子の周りは仮想的な電子陽電子対による自己エネルギーΣ(μ)があり、遠距離ほど大きくなります。通常定数とされている電子の質量は裸の質量+Σ(0)に相当します。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。トップクォークの質量とかいった場合も、裸の質量+Σ(μ=0)なのでしょうか?μ=170GeVな気がしてしまいます。

お礼日時:2007/08/18 00:53

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