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国や文化の違いにより宣伝(ポスター)デザインの違いはあるのでしょうか?
日本では製品そのものより芸能人を使った宣伝(ポスター)デザインが多いようです。しかし、他国はどうでしょう?
私が住んでいるオーストラリアは宣伝(ポスター)に芸能人を起用しているものはほぼ見かけません。

A 回答 (2件)

No.1の方が書いているとおり、文化や法規制などの違いにより、デザイン表現は大きく変わります。


もうひとつ、日本で芸能人が広告に多く起用される理由を挙げておきます。

それは商品の流通のためです。
有名芸能人を起用すると営業担当が「ほら、あの芸能人が広告に出ている商品ですよ」と、商品を店舗に置いてもらうようすすめやすくなるのだそうです。
だからまずテレビCMに芸能人を出して商品にその芸能人のイメージを付加し、店頭ポスターやディスプレイ、ステッカーなど販売店に置く広告(これらをPoint Of Purchase=POP広告と呼びます)にもその芸能人を使って、CMのイメージを販売現場で再想起させ購入に結びつけるという戦略がよく採用されます。
たとえば携帯電話のソフトバンクモバイルのCMにはキャメロン・ディアスが起用されていますが、その販売・サービスを行う店舗には大きなキャメロン・ディアスの顔がディスプレイされています。
商品そのものに競合商品との差異が少ない場合に、その商品の顔づくりのために芸能人が起用されるといった側面が大きいのです。
企業に新商品の広告を提案するとき、まず出演する芸能人を決めることから始めたり、誰が出演するかで広告案の採用・不採用が決定したりといったことまであります。

他の国では芸能人がどのくらい出ているかは、寡聞にして存じませんが。
ある調査では、日本のCMの70%は芸能人が出演しているものだそうです。
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アメリカなどでは俳優などがCMに登場することはないと聞きます。


また、日本のCMをアメリカで何らかの形で放映することも契約上できないようになっているらしいです。映画に比べてCMの地位が低いというのが理由です。

>国や文化の違いにより宣伝(ポスター)デザインの違いはあるのでしょうか?
大きな違いは色使いでしょうか。中近東などの砂漠地帯は光が違いますので、黒の色のバリエーションが日本の数十倍あるといいます。黒と白のカラーリングは日本ではお葬式カラーで忌避されますが、上記中近東ではそうではありません。韓国では青と白がお葬式に良く使われます。

だいぶ前ですが、香港向けのリーフレットを制作しましたが、モデルにキャリアウーマン風のビジュアルを配置したら、香港ではネクタイをした女性はいないと言われました。

また、アルコールの広告はアメリカでは絶対飲んでいるシーンは使えません。日本では子供はアルコール広告には登場できません。

広告はその国の文化に深く根づいています。細かく説明しなくても文化を共有していれば、一瞬で理解出来るのがポスターでありCMなのです。知らずに制作するととんでもないことになってしまいます。
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