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枕詞はどうやって見分ければよいのでしょうか?必ず初句にある五音節なのでしょうか?

A 回答 (2件)

1です。



一応国文学科だったので、経験から言いますと。。。

とにかく数をこなすでしょうか。

いろいろな和歌を読んでいろいろな枕詞を知ると、段々とこれは枕詞だと分かってきました。

文法書、辞書を何冊か調べましたけど、「これだ」という見分け方は載っていませんでしたね。
ただ特徴と枕詞の種類が載っているだけでした。

和歌は言葉の遊びだけに解釈がとても難しいですよね。

こんな回答しかできなくて申し訳ありませんでした。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

いろいろ私も調べてのですが、経験でしかないですね。

お礼日時:2007/09/29 11:13

枕詞…意味的・音的類縁生の関連をもつ一定の語の上にかかり、情緒的な色彩を添えながら、句調を整えるのに用いられる。

普通五音である。

と、なっています。

見分け方は

http://www1.ocn.ne.jp/~montaro/waka/wakatech.html

ここに書いてあるのが一番わかりやすかったです。

http://d.hatena.ne.jp/Cixous/20070804#p1

こういうのもありました。

それから、枕詞が必ずしも和歌の始めに来るとは限らないようです。

例えば古今集の

*わが待たぬ年は来ぬれど冬草のかれにし人はおとづれもせず

この「かれ」は「枯れ」と「離れ」の掛詞になっていて、「冬草の」が「かれ」にかかる枕詞になっています。
このように、和歌の途中に枕詞が来る場合もあります。

枕詞の例文。。。

1.意味的な関連

a修飾的
*あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る
「あかねさす」が「紫」にかかる枕詞

b比喩的
*降る雪の白髪までに大君に仕へまつれば貫くもあるか
「降る雪の」が「白」にかかる枕詞


2.音的類縁性によるもの

a音調的
*浅茅原つばらつばらにもの思へば故りにし里し思ほゆるかも
「浅茅原」が「つばらつばら」にかかる枕詞

b掛詞的
先にあげた「わが待たぬ…」がこれにあたります。

とりあえず、文献などから抜粋しました。
分かりづらいかもしれませんが、お許しください。
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この回答へのお礼

なんとなくでしか判断できないのですね。

お礼日時:2007/09/25 00:25

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