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No.3
- 回答日時:
一般に電気陰性度の差が大きいほどイオン結合性が強く、差が小さいほど共有結合性が強いです。
電気陰性度は、塩素3.0 銀1.9 水銀1.9 鉛1.8 です。
わずかながら、塩化鉛の方が電気陰性度の差が大きくイオン結合性が強い。
結合の強さは、イオン結合<共有結合 ですから若干塩化鉛の方が結合が弱い。
それだけが原因かはわかりませんが、ある程度は関係していると思いますよ。

No.2
- 回答日時:
イオン化傾向は関係ありません。
溶けるかどうかというのは、固体の状態と溶けた状態のどちらがどの程度安定であるかということによって決まると考えてよいでしょう。
その安定性というのは、イオンのサイズや価数、電子配置などが関係しているでしょうが、そういったことに関する情報を、溶解度を判定出来るレベルまで収集し、かつ判定するだけの知識を得るのは極めて困難だと思います。
したがって、現実問題としては覚えるしかありません。
No.1
- 回答日時:
イオン化傾向は、
K・Ca・Na・Mg・Al・Zn・Fe・Ni・Sn・Pb・(H2)・Cu・Hg・Ag・Pt・Au
です。このうち、どの物質がどんな水の状態にとけるか、何の溶液に溶けるかは決まっています。
☆水との反応
[冷水と反応する]
K・Ca・Na
[熱水と反応する]
K・Ca・Na・Mg
[高温水蒸気と反応する]
K・Ca・Na・Mg・Al・Zn・Fe
このため、鉛(Zn)は高温水蒸気と反応するので、塩化鉛は熱湯に溶けます。ただ、熱湯≒熱水なので本当は溶けないので「ほかの2つよりは溶けやすい」と言ったほうが良いと思います。銀(Ag)と水銀(Hg)は水とは反応しないので、塩化水銀も塩化銀も熱湯とは反応しません。
また、一応次の一覧も載せておきます。
☆酸との反応
[塩酸・希硫酸に溶ける(H2発生)]
K・Ca・Na・Mg・Al・Zn・Fe・Ni・Sn・(Pb・(H2))
※Pbは塩酸や希硫酸中では溶けにくい塩で表面が覆われてしまうので、あまり反応しない。
[硝酸・熱濃硫酸に溶ける]
K・Ca・Na・Mg・Al・Zn・Fe・Ni・Sn・Pb・(H2)・Cu・Hg・Ag
※Al,Fe,Niは濃硝酸中では、表面に酸化物の皮膜ができるため、溶けない。(これを不動態という。)
[王水(濃硝酸:濃塩酸=1:3の体積比で混合した液)に溶ける]
K・Ca・Na・Mg・Al・Zn・Fe・Ni・Sn・Pb・(H2)・Cu・Hg・Ag・Pt・Au
(イオン化傾向の物質全て)
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