

前回の質問とも関係があるんですが、その中で、「バイリンガルの人は通訳として使い物にならない。」という興味深い意見を頂戴しました。
とある考え方によると、小さい頃から2カ国語に接していると、思考力が低下し、違う種類のジュースが混じり合うようなものだそうです。
これも一部は頷けるんですが、疑問が残ります。
(1)例えば、インドやフィリピンのような国にはバイリンガルが多いですが、インド人やフィリピン人は果たして思考力が低いのでしょうか?逆から考えれば、日本人は中学に入るまでは、日本語に専念できるので、
日本人はインド人やフィリピン人よりも大きなメリットがあるでしょうか?
(2)バイリンガルと言われる人は、逆説的ながら通訳には向かないという意見がありましたが、これは2カ国語がどちらも中途半端になるからですよね。しかし、バイリンガルで通訳をしている人って 珍しいんでしょうか?
(3)もし、通訳を目指すとして、何歳から外国語の学習を始めるのが理想でしょうか? そして、特に小学生のうちは何をすべきでしょうか?
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
この方にご意見なさった方の見方は、極端な面がありますのでバイリンガルで通訳の方には、失礼かと思います。
要は、日本語から英語またはその逆の変換の問題点は、
1)即時性
2)専門性
3)語彙・品位
4)ネイティブ感
の点にまとめられると思います。
わたしの思いますところ、どちらも(英語・日本語)双方ネイティブの親から均等に言葉の教育を受けて来た方で、かつ通訳としての上記要素の訓練を自分でつんで来たか否かということだと思います。
例えば、日本舞踊と社交ダンス両方できる人に教わると、どっちも中途半端になるよ!とか空手と総合格闘技だとどっちもダメだとか言うようなもので、相乗効果ということも認識・評価する必要があります。
あくまで、これは個人がどういう言語的訓練をしたかによるのだと思います。
このご意見の方は、中途半端に幼少の頃から英語に触れて、変換作業の訓練を詰まれてない方の印象で言われているのではないでしょうか。
ですから、通訳になるには早くから学ぶことに問題はないし、どちらの言語・文化性も重んじる姿勢を養うには良いことだと思います。
中途半端はいけませんけどね^^
中学からはじめた英語勉強でも通訳になるのには、何ら問題はありませんよね。
それよりも、即時性と言語の妥当性、専門性(医学・宇宙・電子工学・バイオ・物理学)、そして品位・質感といったものであるかと思います。
回答ありがとうございます。
>このご意見の方は、中途半端に幼少の頃から英語に触れて、変換作業の訓練を詰まれてない方の印象で言われているのではないでしょうか。
私は、このご意見の方は普通に中学から英語を勉強したが、発音に関しては、小さい頃から英語圏で暮らして来た人には到底かなわないというような やっかみがあるのではないかと勝手に推測しています。
No.7
- 回答日時:
こんにちは。
直接の回答にはなっていないことを予めお断りhておきます。
私は企業の海外業務やODAのコンサルタントとして、40年以上英語と深く係わって来ました。 30代の後半には通訳養成所にも半年通いました。 養成所の先生は全員クリスチャンでした。 私もクリスチャンです。
通訳養成所の先生から、とても貴重なアドバイスを頂きました。
英語でしっかりとメモが取れるように訓練しなさい。 英語でしっかりとメモが取れるかどうかがプロとアマを分ける分水嶺だというのです。
自分なりの記号を編み出して訓練し、英文速記を身につけました。 仕事で海外出張すると、真新しいノートが真っ黒になります。 英語の力といっても究極は、それを使ってどれほどの情報が入手出来るかだと思います。
コンピューターで得られる情報は、英語で検索すると大変上質のものが豊富に得られます。 しかし、日本語のそれは整理もされておらず、質においても大きく劣っているように感じます。IT革命のIはinformationであって、決して日本語の情報ではない。 そう聞いた覚えがあります。
これからの英語は情報にアクセスするツールとしての機能が増していくのでしょう。 その意味では、日本にも全ての教育が英語を使って行われる時代が早く来て欲しいと思っています。 何故なら、英語で整理された情報は日本語のそれに比べると、量においても、質においても格段に優れているからです。
ですから、小学生の時から英語で情報を検索し、纏める訓練は有効だと思います。
日本はその経済力において、アジアでは抜きん出た存在です。 しかし、欧米の企業がアジアにレジョナルHQを築く時、決して日本が候補地になることはありません。 現在では、シンガポールかマレーシアのクアラルンプールです。
サッカーのAFCのHQもマレーシアのKLです。 マレーシアがサッカーが盛んなのではなく、ここが一番英語が通じるからです。 他のアジアの国々がそうであるように、英語が日本においても重要なステイタスシンボルになる時代が、もうそこまで来ているように感じています。
No.5
- 回答日時:
「前回の質問」がどれなのかは知らないし、何をもって「バイリンガル」となさっているのかも知りませんが、バイリンガルすなわち「2ヶ国語に堪能」でないと通訳はできませんよね?? また、「バイリンガル」が「2カ国語がどちらも中途半端になる」というのは誤った認識で、そういう中途半端な人たちは「セミリンガル」といいます。
ただ、個人的には、セミリンガルは存在しないと思っているのですが。で、私の周りの通訳は、たいてい、元帰国子女や留学経験者で、さらに勉強や経験を積んで一流の通訳になった人たちばかりですが。外国語の学習を始めたのは、普通に中学入学以降という人も多いですよ。要は意欲ですし、そもそも大人の外国語が話せないと通訳は務まらないので、幼児期に外国語を習得したとしても、高校以降に、きちんと高度な外国語を学習する必要があります。
通訳を目指すとして、特に小学生のうちは何をすべきか? 目指すのは、本人ということですよね? だったら、本人がしたいことをすればいいだけです。特別な教育は不要だし、既に「通訳になりたい」という意志があるのだから、周りの大人がどうこうお膳立てする必要はありません。で、本当に、したいことをするべきであって、例えば、通訳は専門分野を持っていたほうがいいのですが、「小学生の頃から洋楽聴いてました」なんて人が、洋楽界では知らないものがないという通訳になったりするんですよ。
ところでですねえ、これ、誰かそのうち研究してくれないかなと思っているんですが、たまたまかもしれないけれど、自分を含め、帰国子女としてバイリンガルになった人で、本を読むのが極端に遅い人を3人も知っているのですよ。これって、何か関係あるのかな??
余談ですが、myrtille55さんが今までいつもお書きになっていた「暇つぶしの質問です」という前置き、私は嫌いじゃありませんでしたけどね。ご質問の意図がわかって助かっていました。賛否両論のようで難しいですね。
回答ありがとうございます。
これも暇つぶしの質問なんです。実は娘には語学の英才教育を施しているんです。娘の教育は主に家内が受け持ったんですが、先ず、娘に早くから平仮名と片仮名を覚えさせ、漢字も小学1年生で習う漢字は入学前に覚え、小学3年生終了までに教育漢字を全部、小学校卒業まで、常用漢字は全部読めていました。まあ、漢字だけでなく とにかく本を沢山読ませました。英語は小学2年生から始め、中学入学前には仮定法とか分詞構文も覚えましたよ。そして、中学校からはフランス語も始めました。娘はパティシエになる為にフランスに留学したがっています。
でも、息子は英語が苦手なんですよ。
No.4
- 回答日時:
「思考力が低下し」うんぬんの話はあまり根拠がないような気がします。
実際に私はバイリンガルどころか三ヶ国語、四ヶ国語をしゃべれる人を何人も知っていますが(ヨーロッパではめずらしくありません)、特別その人達が思考力が劣っているような傾向は一切ありませんでした。(2)のバイリンガルは通訳に向かないというのも誤解だと思います。 正確にはバイリンガルだからといって通訳出来るとは限りません、という方が正しいと思います。 通訳をするという事は、すなわち、『ビジネスの会話・大人の会話が出来る』、『社会的マナーを心得ている上にお互いの文化の違いを理解出来ている』、『専門用語を通訳の度に事前に勉強出来る』などの基礎的素養があった上で当該の言語を操れる人でないと出来ないからです。 簡単に言えば、「学生言葉・若者言葉」しか話した事がなく社会人経験もなければバイリンガルであっても通訳なんて出来ませんよ、という事です。
(3)については、『聞く力』と『発音』は小さければ小さい方がいいです。 特に『発音』は中学くらいから始めたのであればネイティブと同じようになるにはかなり難しいです。 ただし、だからといって無理して高いお金を使って塾や教室に張り付けてもしんどいだけですので、まずは慣れる事から始めたらいいと思います。 例えば見たいテレビ番組がない時は二ヶ国語放送の外国語の方を選んでBGMのようにしておくとか、好きな洋画DVDを日本語で見てストーリーを覚えた上で次からはオリジナル言語で見てみるとかです。 最初っから全て理解は無理ですが、言葉自体に慣れる事が重要です。
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