プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

庭で5坪ほどの家庭菜園をやっています。始めて3年になります。
教えていただきたいことは、土の消毒はどのようにすればいいかということです。
家庭菜園の本などを読むと、熱湯をかけるなど書いてありますが、すべてにかけるにはたいへんな量の熱湯が必要になりますし、ましてや土を入れ替えるということもできそうにありません。
農家の方の農地を見ますと、毎年同じものを作っても連作障害もないようですし、あんなに広い土地をいったいどうやって消毒しているのでしょうか。
よろしくご教示ください。

A 回答 (4件)

 こんにちは。

農家ではないですが、庭の中で畳1畳分ぐらいの所に家庭菜園と、畳3畳分ぐらいの所に1年草を植えています。
 何か病気になったとかいうのではない限り、野菜や花を全部抜いてしまった後は、鍬で何回か耕します。晴れた時なんかに土を深く耕して奥の土を日光に当てます。今検索すると天地返しというそうです。↓に写真入で解説が載っています。
http://www.lcv.ne.jp/~kamekame/kamekame_209.htm←私はせいぜい30cmぐらいで、深くても50cm未満で済ましてます。
http://kgarden.hp.infoseek.co.jp/garden/soil.html←その他土作りの方法も載ってます。 
 私は3日ぐらい繰り返して、その後苦土石灰や腐葉土などの有機肥料を梳き込んでます。これで何年もやっていますが、特にトラブルもなく順調に野菜や草花が育っていますので、大丈夫だと思います。
 連作障害はオクラ等のナス科の野菜や豆類に特に多いようです。一度オクラ→大根→オクラ(大根を挟んでいるし、1年過ぎています)とやってみた所、オクラが全然育ちませんでした。2年ぐらいは置いた方が良いと園芸店の人に言われたので、オクラは控えてます。園芸ノートを作って畑の見取り図を書いておくと、次に何を植えるかという時に便利ですよ。
http://www.h6.dion.ne.jp/~sa3270/YA-rensaku.htm→連作障害についてです。
 ご参考までにm(__)m。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「天地返し」ですか。農薬も使わなくて済むし、これからの季節はまさに最適ですね。頑張ってやってみようと思います。
我が家もオクラが大好きで、毎年作っています。しかし、3年目の今年は、場所は少し変えてはいるものの、初めて、まったく大きくなりませんでした。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/09 11:09

>毎年同じものを作っても連作障害もないようですし、あんなに広い土地をいったいどうやって消毒しているのでしょうか。


農家が行なっている方法は
1.野菜の種類によっては、もともと連作障害が出にくい。
2.特に土壌伝染性病害については、同じ種類や同系統の野菜を連続で作付けせず、3-5年くらいの輪作・ローテーションで菌の密度下げる。
3.耐病性や抵抗性の品種を使用したり、果菜ですと病気に強い品種を台木にして接木する。
4.ガス化する強力な薬剤を土中に注入する事もありますが、近年使用条件が厳しくなっていますし、効果が高いが環境への影響を考慮して、禁止された薬剤もあります。
 効果を高めるためにシート覆うことが多いです。
 ただ生物が全滅することで拮抗する菌もなくなり、リバウンドも多くみられる。
5.投入する堆肥の品質を向上させる。
 A.完熟させることで、含まれる菌の状態をバランス整え、良質な放線類を供給する。
 B.購入した培養した菌を堆肥に追加し良い菌を増やす。
6.センチュウの種類によっては、大型のアフリカンタイプのマリーゴールドやその他の植物で有効性が確認された物がありますので、それらを栽培する。
  病気の種類によっては、輪作用の禾本科の作物である程度 押さえることがある。

家庭菜園であれば、ローテーションや良質堆肥、#6などが中心になると思います。
他の方が書かれた、天地返しや石灰窒素が有効ですが、石灰窒素は取扱い雑にして吸い込むと危険です
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この回答へのお礼

いろいろくわしく教えていただきまして、とても参考になりました。
堆肥でもこんな工夫があるとは驚きです。長い時間かかる作業でしょうけど、ぜひ、やってみたいと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/10 14:38

ひとつは、石灰チッソを使う方法です。

化学肥料の石灰チッソをまくと、大体の虫は死んでしまいます(具体的ない様は度な田が答えていたはず)。

もうひとつは、しんこう、文字通り深く耕します。30cmですの出、結構答えるかと思います。既にあるように表面の土を地中に埋めて、けんき製で1年放置するという方法です。

殺菌成分のあるものを育てる。虫がでる場合には、その虫を食べる性質のある無視が育つ環境にしてしまう、という方法です。

最後に水洗い。水を入れて耕す、そのまま放置して、忘れた頃に使う。
(6月までハウス園芸、その後、水稲。11月刈り取り、2月から6が節までハウス)

試験作物や家庭園芸のような小面積の連作障害の場合には、ビニールポット、という方法があります。
地面にビニールポットをいけて、この中で育ちます。翌年は中の土を捨てて(土地の一角に山積みにして3-4年放置、その後堆肥として使用)、新しい土を入れて栽培、、、を繰り返します。
ただし、ビニールポットの大きさは、最低でも菊鉢クラスが必要です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ビニールポットという手がありましたか。草花の寄せ植えのときにやったことがあります。ぜひやってみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/10 14:20

 センチュウ(土中に住む害虫)対策で薬を散布されている方を偶に見かけますよ。


ただ微生物やミミズが生息している所を殺菌すると言う行為は、個人的には余り良い手段とは思いませんけど。

バラの栽培本では殺菌対策にマリーゴールドを植える事を紹介しています。
また連作障害は作物により症状が出たり出なかったりしますので、植え付ける前に調べておいた方が良いですよ。

基本的には同じ場所に同じ作物を連続して植えない事が、ポイントの様です。
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この回答へのお礼

早速ご回答いただきありがとうございます。
せっかく自分で野菜を作っているので、農薬は使いたくないし、悩ましいところです。
マリーゴールドがいいのですか。たまたまどこかから飛んできた種から自生していますので、畑に植えてみます。
連作障害についても、一応知ってはいるのですが、広くないし、作りたい野菜も決まってきちゃうし、どうしたものかといったところです。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/11/09 11:01

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