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上場企業の経理と未上場の企業の経理と、違う点はどんなところでしょうか。
未上場の会社での経理事務しか経験がないのでわからなくて・・・
なんかへんな質問になってしまいましたが、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

決算書の作成の仕方とかいった基本的なことは、大体同じと考えていいと思います。



何が違うかといいますと、上場企業は証券取引法の適用を受けますから、有価証券報告書を財務省に提出しなければなりません。
この書類は財務諸表規則などの関連法令の厳密な規定に従って作成し、監査法人の監査意見を添えて提出しなければなりません。

非上場会社はその適用を受けないという点で大きな違いがありますが、それは直接に証券取引法の適用を受けないという意味であって、例えばその非上場会社が上場会社の子会社だったりすると、直接、間接になんらかの適用の関わりを持つことになります。
また、資本や総資産の額によっては直接に監査法人の監査を受けることを義務づけられる場合があります。

けれども、では決算の基準や決算書の表示などが全然違うかといいますと、そんなことはありません。
多分今までは商法だけに準拠したやりかたできたかと思いますが、商法 - 計算書類規則が上場会社が適用される財務諸表規則とかけ離れた簡易な基準かというと、そんなことはありません。
考え方の基本は同じですから。

大きな違いは、最初にいいました有価証券報告書を作成して、財務省の厳密なチェックを受けること。
そしてもっと大きな違いは、株式を公開している会社ですから、春の決算後の株主総会対策準備があることです。
多分お若い?あなたにどの程度の役割が当てられるかわかりませんが、経理部が神経を尖らせるのはこれが一番かもしれません。
特にその事業年度に、会社として、株主の質問を受けるような事態が生じていたりするとなおさらです。

連結決算を加えた月次決算を実施していますと、かなり機械化されていると思いますが、今までよりは決算作業が間断なく続き、しかもよりきめ細かくなることを覚悟しておいた方がいいとのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりまして申し訳ありません!詳しいご説明ありがとうございました。

お礼日時:2002/09/27 19:54

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