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インデックスファンドを購入してみたいと思っています。
このファンドは、新生銀行でしか扱ってなくて、以下の4つに25%ずつ均等配分して投資するそうなんですが、それぞれ個別に購入するよりお得なんでしょうか?
中央三井日本株式インデックスファンド
中央三井日本債券インデックスファンド
中央三井外国株式インデックスファンド
中央三井外国債券インデックスファンド

A 回答 (1件)

得になりません。



http://www.shinseibank.com/powerflex/trust/lineu …
によれば新生銀行は新生・4分散ファンドを申込手数料率
1億円未満:3.15%(税抜3.0%)
1億円以上3億円未満:1.05%(税抜1.0%)
3億円以上:0.525%(税抜0.5%)
で販売しています。1億円未満単位で買い付ける一般人は3.15%もの
高額の申込手数料を支払うことになります。
それに対して、中央三井インデックスファンドシリーズは
ソニー銀行やフィデリティ・ダイレクトで申込手数料1.05%で
買うことができます。1億円未満単位で買い付ける一般人にとって
申込手数料の面で新生銀行での新生・4分散ファンドはかなりの損になります。

最近ではインデックスファンドをノーロードで容易に購入できるようになっているのにm
中央三井インデックスファンドシリーズはまだノーロードで購入できません。
ノーロードのインデックスファンドと比較すると新生銀行で新生・4分散ファンドを
購入するとさらに損をしていることになります。
中央三井インデックスファンドシリーズは素晴らしい商品だと思うので
ノーロードで購入できない点がもったいないと思います。

日割りにして毎日支払われる信託報酬の面でも不利です。
新生・4分散ファンドの信託報酬は年率0.987%(税抜年率0.94%)です。
それに対して中央三井インデックスファンドシリーズの信託報酬は
中央三井日本株式インデックスファンド 0.63%
中央三井日本債券インデックスファンド 0.525%
中央三井外国株式インデックスファンド 0.84%
中央三井外国債券インデックスファンド 0.735%
で平均値0.6825%はです。だから新生・4分散ファンドを購入した人は
毎年0.3045%もたくさん信託報酬を取られ続けることになります。

しかし信託報酬が1%を切っているバランス型ファンドは現時点では十分に魅力的であり、
ノーロードで販売すれば他人にすすめることができる商品になります。
特に毎年のリバランス(投資先の配分の仕方の調節)が面倒な人、できない人にとっては
ありがたい商品だと思います。
REITを入れずに主要4資産に均等分散投資するという分かり易い商品設計も良いと思います。
新生銀行は愚かだと思います。

同じような質の商品は同じような値段で売るのが常識なのですが、
投資信託に関しては売る側と一般消費者のあいだの情報の非対称性で大き過ぎて、
同じような質の商品(場合によっては完全に同じ商品)にまったく異なる値段が
つけられている場合があります。

同じ投信でも販売会社によって申込手数料が結構違いますし、
質の面でインデックスファンドに劣るアクティブファンドがより高い信託報酬を取っています。
中には素晴らしいアクティブファンドも存在するのですが、
ろくでもないアクティブファンドが素晴らしいアクティブファンドと
同じようなもしくはより高い信託報酬を要求しています。
投信はコストについて語られると困る人がたくさんいる業界です。
質的に同じもしくは質的に劣る商品を高い値段(申込手数料、信託報酬)で
売りつけられないように注意しましょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。勉強になりました。
ノーロードで買えるSBI資産設計オープンというのも今後イートレードで販売されるらしいので、こちらも検討してみようと思います。

お礼日時:2007/11/18 09:55

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