プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

日本語と中国語どちら難しいのか
難しいの所がどこ?
なぜ日本人に対して中国語は特に難しいのか

A 回答 (4件)

外国語大学で中国語を専攻し、その後中国に計7年駐在して、仕事で中国語を使っていたことがある者です。



もう30年ほど前の話ですが、外国語大学に入った新入生が苦しめられるのは、アラビア語科の右から左へ書くアラビア文字と、中国語科の中国語の発音(特に四声)が双璧であると、私が大学に入った当時は言われてました。

日本人が中国語を学ぶときに苦しむのは発音に尽きると思います。
発音さえみっちりトレーニングしておけば、文法は意外と簡単だと思います。

日本語みたいな活用もないし、欧語のような語尾変化もありません。
構文などを理解して覚えるのは、英語の勉強でやってきたことだし、修飾語のかかり方(~的など)などはむしろ日本語に近い感じで、自然な感覚で身につきます。

それに引き換え、発音には、清音・濁音の区別ではなく有気音・無気音の区別であること、巻舌音、四声など、日本人がつまづきやすいポイントがたくさんあります。

特に四声が問題になります。日本では大阪や京都といった関西辺りですと、言葉に高低アクセントがあるので、まだ四声に対する理解が可能ですが、東京方面の人などはまず四声の高低アクセントというものが感覚的に理解できないと思います。日本語でも東京人で関西語をちゃんとしゃべることができる人はまれです。

中国語を勉強し始めた日本人が、覚えたての中国語のフレーズをつかって中国人に話しかけても、発音が悪いため全然通じないことが多くて、それでショックを受けて挫折してしまうようです。私の周囲で、「仕事で中国との接点ができたから中国語を勉強する」といって学習し始めたのに挫折した人間は、たいていそうでした。

日本人にとって中国語は特に難しいものではなく、発音さえきっちり勉強すれば、むしろやさしい言語といえるのではないでしょうか。

一方、中国人からすれば、日本語は漢字の読みがひとつでないこと、漢字・カタカナ・ひらがなと文字の種類が多いこと、発音は簡単なようでいて実はローマ字表記に表現されてない発音をしないときれいな日本語にならないこと、「てにをは」や活用など文法が複雑であることなどがネックになるのではないでしょうか。

日本語も英語もぺらぺらの中国人が言っていた話ですが、中国人から見ると言語としての英語と日本語は全然別の方向にある言語で、どちらかの言葉をある程度までやっていて、もうひとつの言語を始めるのはかなりしんどいのだそうです。まず英語を勉強する人が多いでしょうから、日本語は中国人にとってはしんどい言語ということになるかも知れませんね。
    • good
    • 32
この回答へのお礼

だいたい了解しました。
本当にありがとうございます。

お礼日時:2007/12/10 22:02

アメリカに住んで40年目になりました。

 何か私なりにお手伝いできるのではないかと思います。

中国語をある必要があって勉強していますが、今この7日間広州に来ています。

>日本語と中国語どちら難しいのか

英語のネイティブにとって難しいのは感じその基と言うことになるでしょう。 ゼロから始めるわけで難しい以上のものがあります。

同じ感じに関しても、簡易化された漢字はある一定の法則(らしきもの)を知らなければ日本語のネイティブには戸惑いますね。

発音に関してやはり発音自体に幅がある英語からしてみれば逆の日本語から見ればやさしいところはみられないことはないと思いますが、やはり難しい部分と言わざるを得ないでしょう。

文法自体はそれほど難しくないと両方とも思います。 ただ、中国言語学(まだ執拗に残っている日本の英語の授業の試験文法のような)絡みたら「難しくする」することは出来ると思います。 英語試験文法批判者の私からしてみたら、基礎文法はそれほど難しいとは思いません。 (私が十分身に付いているということではありませんが)

>難しいの所がどこ?

私にとっては発音ですね。 初めから好んでやろうとしたわけではないし、発音自体に魅力を感じない私にとっては苦痛としかいえません。 90%の勉強をpodcastingで耳から習得している私ですが、実際に中国に来るたびに、来る度に違う地域にとどまることが多いからなのかもしれませんが、発音自体に広い幅があると同時に個人的にも幅があるように思えます。 特にベイジンや上海では地方の人たちも着ているからか一定した、法則的な発音(ピンインではなく)の違いに差があるように思えます。 これは初学者である私にとっては、いくら普通話と言われてもその音の違いを感じると「何でだよ!!」と叫びたくなります。

>なぜ日本人に対して中国語は特に難しいのか

日本人すべての人たちのことはいえる立場では決してありませんが、言葉として重要性を感じないことも発音(聞き取り)の難しさに追加できると思います。 英語であればほとんどどこでも「押し通せます」が中国語と言う一つの言葉ではない限り難しいものがあると思います。 また、同じ漢字を使っても意味合いが変わっていることもありますし、筆談するにしても日本で作られた感じもあるので理解はしてくれません。

私にとっては韓国語の知識から来る幹事の発音が大きな壁となっています。 韓国語の漢字の読み方が持つ法則的日本語からの発音移行がどうしても災いを生じています。

また、日本人との交流で日本語読みになりやすい土地の名前や料理の名前などは、かえって英語での表現に慣れている私には、日本人との会話で話が合わないときがあります。 広州はGuangzhouである程度こちらの発音どおりになりますが、私にとっては「こうしゅう」という日本語名を覚えることも必要となってしまい苦労しているところでもあります。

しかし、ちょっとした挨拶や簡単な表現を知っているのと知らないのとでは「交友率」が極端に違ってくることを体で感じていますのでこれレベルだけはしっかり身につけようとがんばっているしだいです。

参考になりましたでしょうか。 理解しにくいところがあったり追加質問がありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。

この回答への補足

私は台湾の学生です。アルバイトの時、偶には日本人「中国語は難しいですね.. 中国語が勉強しにくい 」って、私はちょっとわからない、本当に難しいのか、難しい所がどこ、ちょっと悩んでいる。

コメントを頂いた、ありがとうございます。
でも、ちょっと理解しにくい、もう少し簡単な説明しますか?
本当にありがとうございます。

補足日時:2007/12/08 17:54
    • good
    • 11

>日本語と中国語、どちらが難しいか。


どちらもそれぞれ難しいところがありますので一概には言えないと思います。
欧米の方にとっては日本語も中国語も文字を一から覚えなくてはならないという点で
どちらも非常に難解な言語だと思います。
中国語は発音が難しいので、その分、敬遠されますが、
文法は動詞が最後に来る日本語の方が難しいと感じる方が多いようですよ。

>中国語の難しいところはどこか?(御質問は日本語に関してもでしょうか?)
発音だと思います。
日本語にはない音がたくさんあるので聞くのも話すのも大変です。
日本人は他国の学習者に比べ、読解問題を解くのは異様に速いけれど会話が弱いと聞いたことがあります。

>なぜ日本人にとって中国語が特に難しいのか?
日本人にとって中国語は漢字が使われているので比較的取っ付きやすい言語と言われています。
ただ漢字に頼りすぎて中国語読みを疎かにしてしまうので、
その癖が抜けない限りはあるレベルで上達が止まってしまうそうです。
でも日本人にとって特に難しいというわけではないように思いますが。
    • good
    • 7

私は中国語を勉強したことはないのですが、弟や大学の同期の話を聞く限り、日本人にとって特別に難しい言語ではないようです。

中華人民共和国の漢字はあまりに簡略化されておりルールを覚えるまでは元元はどういう字だか分からないのですが、あまり問題にならないということ。無論、昔ながらの漢字を使っている台湾の中国語など、読めば意味が分かるので、読む事に関しては、日本人は中国語を学ぶにあたり、非常に優位な立場にあります。私は一週間だけ中華人民共和国に行ってきたことがあるのですが、現代中国といえど、固有名詞には昔ながらの漢字を使っている例があり、一応、旧字体もある程度読めるようです。筆談でかなり通じます。また、私もたった一週間でかなり慣れまして、人民中国の文字も、空港内の案内程度なら読めるようになりました。

ただ、中国語の難しいところとして、アクセントの取り方が一種独特であること、情報の濃縮度が他国語と比べて異様に高く高速でコミュニケーションをしているので頭がついていけないこと、北京語と上海語でほとんど別言語であることは指摘できると思います。
    • good
    • 8

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!