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大学入試で古文が課されるのですが残念ながら今の時期になってもなお
古文だけはまったく全体像が見えません。
自分なりに嫌いながらも勉強してきたつもりで単語や文法はある程度は入ってるのでまったく無勉というわけではないのですが見通しがつかないです。
しかし、そんなことを言っていても受験する大学は早稲田、明治が中心だと考えているのでざっと見てできるって問題もすくなく、本文も主語がごちゃごちゃだったり内容が意味不明で進めない問題もあるので
不安が増徴する一方です。

今、困っていることは2点ありまして片方のせいで片方ができないのかと思われるのですが大きな一点としましては直訳が取れないということです。英語とちがって論理的に読むことが今の段階で(自分の実力では)できないので直訳が取れないのです。わからない単語(頻出単語帳に乗ってないような)がでてきたり例えば『うちしはぶかせたまはば』
など意味のわからない表現が沢山でてきてそのせいで主語もわからなくなってしまいます。
(それに推測力などの勘が圧倒的に全教科で鈍いというのも拍車をかけている原因ではありますが・・・)
『て』は主語不変 みたいな法則が仕えない→直訳がとれない→主語がわからない→内容が意味不明、ってな感じですね、、、。

どうにか当時上記の感じになって、打開できたという方、
その打開できた時の心境や、~に気がつけた みたいなのをわかっているかたいらっしゃいませんでしょうか。

長々と書いてしまい、なおかつ読みにくい文章で申し訳ございません。
お手数ですがお願いします。

A 回答 (3件)

既にお二方が重要なことを回答されているので、


補足程度にしかすぎませんが、ご参考になればと思います。

まず、よく言われることですが、大学入試の古典で大切なのは
単語、文法、古典常識の三つです。
古典常識に関してはマドンナの古文常識等参考書もあります。
また、源氏物語は内容を覚えておくと便利なのですが、
そちらも、出口 汪の『源氏物語が面白いほどわかる本』といった
受験用のものがあります。

私が受験したのは何年も前なので傾向も変わっていると思いますが、
私の頃古典が難しいといえば、上智や立命でした。
読んだ所で内容をつかむことがまず困難といったレベルの問題です。
とはいえ、受験生が内容をとれないことを百も承知で
大学側は受験問題を作っています。
要は、内容がわからなくても、文法等をきちんと踏まえていれば
正解を出せるような問題を出してきているということなのです。

早稲田、明治はそれらに比べればまだ内容がつかめる問題ですが、
当然「うちしはぶかせたまはば」のように、
高校生は誰も知らない!といった単語を平気でだしてきます。
そんな単語、他の高校生だって知りません。
それを知らないからといってどうなるわけではありません。
訳せないところは訳せないままにしましょう。

とはいえ、難しいが頑張れば内容がわかるだろう、
と大学側が踏んで出してくる問題に関しては厄介です。
古典はとにかく注意ぶかく読むことが大切。
人物関係、状況を的確に把握してわからないながらも内容をとりましょう。
そういう場合に、古典常識が必要になってきます。

さて、古典常識の話ばかりしてきましたが
多くの問題は文法問題です。
しかし、難しいのは文法の使い方を正しく理解しているか、です。
いくら勉強したところで、
問題を解く際にその知識をどのように利用するかを知らなければ、
古典の問題が解けないということがありえます。

例えば、訳を選択する問題で前後の文脈からの推測だけで選択したら、
よほどきちんと読み取れていない限り、当然間違いますよね。
しかも、大学の先生方が一番知りたいのは、
その文の文法がわかっているかどうかであって、
前後の内容から推測して解いてほしいとは思っていないでしょう。
ということを、大多数の受験生がわかっている筈なのですが
いざ解く時に細部の文法を適当に扱って間違ったりします。
答えを見ると、あぁこれ勉強したよ、と思うような文法を
その問題を解く時に重視していなかったり、
見落としたりしてしまうのはよくあることです。
問題を解く時の文法の利用の仕方は、
はっきりいって慣れによって習得できるものです。

問題を解くごとに、点数があがると思いますよ。
大学入試の問題に慣れましょう。
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分からない単語は、「そのまま素読みする」しかありません。


たとえば、例に挙がっているものですと、「しはぶく」が分からないのですよね(「咳をする、声音を作る」という意味ですが)。
仮にこれが分からないとしても、単語の常識的知識があれば、「うち」が接頭語で「ちょっと~する」くらいの意味だとは見当がつくはずですから、「もし、ちょっと“しはぶ”きなさるとしたら」というところまでは解釈が取れるはずです。
このまま最後まで読み通すしかないのです。
たとえ、あっちもこっちも「素読み」で、さっぱり訳が分からないとしても。

主語特定には、「一応」、敬語の用法をヒントにするということが常道です。
一重の尊敬語で扱われている人物と、二重尊敬や最高敬語で扱われている人物とは、身分に差がある別人である可能性が高い、ということ。
敬語が用いられていない人物は、ヒラ貴族か筆者自身と考えられる。
でも、これも、会話文の中だと、比較的身分の低い相手にも、かなり大げさに敬語を用いる傾向がありますし、一概には言えないことです。
何でもやたらに「法則」だと思い込むのは、危険なことです。

単語が習得できていて、助詞や助動詞の意味と用法が分かっている、敬語法の素地もある、という程度の古文習熟度の人が「どうしても内容が取れない」という場合、ほとんどの原因は、文学史と、古典常識の欠如にあります。
文学史を、「文学史の設問を解くためだけの知識、最悪、その問題で3点やそこら落としても・・・」と考え、後回しにしていませんでしたか?
授業中、教師が、古典常識的なことを話していたとき、「余談だ」と思って、耳に蓋をしていませんでしたか?
実は、この二点こそが、最終的に、難問クラスの古文を読解する鍵になるのです。

やや語弊を含む言い方になるかもしれませんが、短大などの平易な古文を読ませる入試問題の水準ならば(説話等)、文法と単語の基礎さえあれば何とかなるのです。
無知文盲の民草に、分かりやすく説法してあげるのが説話ですからね、分かりやすくて当たり前。

でも、難関校は、さすがにそういう文献は出してきませんね。
日記とか、人物関係の複雑な物語(最たるものが「源氏」!)とか、ある程度、文学史の素地がないと読めないものが圧倒的に多いわけですよ。
日記なんか、分かりやすくてたまるもんですか、本来、自分にだけしか分からないように書いてあるものなのに。
それだけに、出典を見ただけで、ある程度、登場人物とその人物関係、文献のおおむねの内容に見当がつくくらいでないと太刀打ちできない、というのが現実なのです、初見でやっつけようなんて無理な話。

遠回りに思われるかもしれませんが、模試や演習問題で、文献に当たるたびに、一つ一つ、地道に、文学史的知識をインプットしてみてください。
たとえば、何かの模試で「蜻蛉日記」からの出題があったら、それがいつの時代の誰の作品か、登場人物は?日記の内容は?筆者の親戚や先祖、子孫は?と、いちいち調べて、メモにとるのです。
そうしているうちに、著名な文献同士が相互に頭の中でリンクしてきて、知識が立体的に形を成してきます。

文学史と古典常識を軽視しない。
読解の素地になる、大切な情報源です。
それが分かっての勉強と、分からないままの勉強とでは雲泥の差。
実践してみてください、読解力に圧倒的に差がついてきます。
むろん、即日!というわけにはいかず、少し根気が要る仕事ですが。

ところで・・・
>『て』は主語不変 みたいな法則が仕えない
これ、誰が言い出したのかしらねえ、極めて無責任な発言で、生徒がみんなこんな「法則」を信じているので、現場は大混乱です^^;
ヒット率6~7割程度の「法則」なんて、適当なことを言わないでほしい。
末端教育者は反省すべきです。
受験生は、えてして、スパッスパッと歯切れ良く解決できる「法則」を求めがちですから、こういうことを言われると飛びつくんですよね。
で、現実に「法則」が当てはまらないと、戸惑う、怒る・・・
彼らを「ま、ま、例外もあるから」となだめるのは現場の教師の仕事?
たまりませんよ、勘弁してよ^^;
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古文のみならず、入試というものには客観的な解答が必ずあるので問題として成立するという点はご理解いただけると思います。

私の場合、テストが開始になったらはやる気持ちを抑えて、まず設問から読む、それから本文に突入するという方式を英語、国語にはとっておりました。設問から読むと不思議とヒントが隠されていたり、登場人物が出てきたりするものです。古文の場合は、登場人物に○や△を付けながら読み進めると分析に役立ちます。おおむね筆者が主語だったりすることが多いので、尊敬語、謙譲語等を区別すればさらに直訳もしやすくなると思います。参考になりますでしょうか。ご質問者様はご質問文からも何がわからないのかをかなり良く理解されているので、焦らずにがんばってください。合格をお祈り申し上げます。
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