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 もうすぐ秋のお彼岸の時期ですね。
 そこでふと疑問に思ったのですが、

1.日本ではなぜ仏前や、墓前に菊の花を供えるのが主流になったのでしょうか?

2.菊の花は天皇家の家紋にもなっている通り「高貴な花」とされていますが、その理由は?

 

A 回答 (1件)

1.について


地方や宗教によって違いはありますが,「菊」というと仏事を連想させるのは否めません.
古い習慣や由来はわかりませんが,花持ちがいいこと,花粉や花弁が落ちて仏壇を汚さないこと,小菊などは家庭でも育てやすいことなどが理由として考えられると思います.

2.について
中国では古来,高貴な美しさを持つものとして「梅・竹・蘭・菊」の4種を君子に例えて「四君子」と呼びます.
それが日本にも伝わり,さらに鎌倉時代に後鳥羽上皇が愛用して以来,天皇家の紋として受け継がれてきたため,特に菊が高貴な花とされているのではないでしょうか.
また9月9日は「重陽の節句」別名「菊の節句」といい,菊の香りを移した菊酒を飲んで邪気を払い長寿を願う日でもあります.中国では菊は不老長寿の薬ともいわれているので,それも関係しているのでは?
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。
 菊の節句なんてはじめて聞きました。そんなのがあるんですね~お勉強になりました!!
 お礼が遅くなってしまって申し訳ありませんでした。

お礼日時:2002/10/01 19:47

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