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留学生ですから、日本の歴史あまり知らないです。中世社会および近世社会の特色と、その移行について教えてくださいません?

A 回答 (3件)

どちらからの留学生ですか?



近世というのは、日本独特の歴史区分です。
中世=封建制度という欧州的な視点に、日本史を無理矢理当てはめようとしたら、どうもうまくいかないので、近代のような中世のようなという意味で 近世 なる歴史区分が定義されています。
欧州史と比較すると、大まかに言うと
宗教権力が微弱になった、封建制度が日本の近世
というような感じになるかと、私は理解しております。

始めに戻り
どちらからの留学生かによって、説明の仕方も変わります。
例えば、中国での封建制度の実態も違いますし、宗教の社会に対する影響力も違いますので。
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中世と近世をいつで区切るのかが日本の場合決まっていません。


(そういう言い方をほとんどしないので)
私は、応仁の乱以前を中世、安土桃山時代から明治維新までを近世と考えていますが、江戸時代を中世に含むと考えている人もいます。

基本的に中世社会の文化は、支配者の文化であり、支配階級が絶対的力を持っていました。
一方近世以降は、庶民階級の急速な台頭が目立ちます。
その原因は、自給自足経済から貨幣経済への移行で、経済の活発化で、庶民(特に商人)の力が、領主層の力を上回ってゆく時期となります。
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ヨーロッパの中世概念は、中世を暗黒時代と決めつけ、ギリシャ・ローマの先進文明が失われ、それがルネサンスで復活するまで続く文明の停滞時代であるというものです。



この概念に相当する、中世や近世の概念は日本にはありません。

一般論から言えば、鎌倉幕府から江戸時代初期にいたるまでを、貴族の権力が失われ武家政治が発達していくまでの過程と理解することが出来ます。また、江戸時代は、士農工商という身分制度がありながら、実質的には商業の発展により、農民や武士の地位が後退し、近代的商業社会が生まれていくまでの生みの苦しみの時期と説明できます(幕府が何度も改革に挑戦しながら失敗するのが、よい例です)。
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