プロが教えるわが家の防犯対策術!

タイトルのとおりです
何度か質問したのですが、未解決です
もしご存知の方がおりましたら教えてください
インクの残量表示が、実際の量と異なったりするのでどんなセンサーがどんな論理で検出しているのか確認したくて再質問しております
どうぞよろしくお願いいたします

A 回答 (1件)

プリンタの修理屋です。



どこかで聞いたような質問だなぁと思ったら、前回にも回答させてもらっていたようです。
あらめてマニュアルと確認したところ、この機種は普通のインクジェットプリンタとは構造がかなり違うと思われることが分かりました。

キヤノンやエプソンではヘッドのすぐ上にインクタンクを設置し、インクが重力で落下してヘッドに供給され(エア抜きなどで制限はかかっていますが)ています。
ですから、印刷中にインクタンクはヘッドと一緒に左右に動くわけですが、この機種ではインクタンクは動かないようですね。

インクタンクから出たインクは(おそらく)チューブでヘッドまで運ばれ噴射されると思います。薄型を実現するために採用したメカでしょう。
こういった場合、通常はインクは吸引されます。圧力をかけて送るとどこかで詰まったときに予想外のところから漏れるかもしれないからです。

前回の色にごりについては、インクの流れる経路のどこかでシール不良があり、別の色のインクが入り込んできているのかも知れません。
実はこのことが今回の件にも関係していると思われます。


現在のインクジェットプリンタではインクの残量は、当初のインク量-使用量で計算するものがほとんどです。
噴射したインクの数(回数)とクリーニングの回数でインクの使用量をカウントし、残量を計算します。
ドットカウント方式などとも言います。

それをインクタンクにICチップをつけて記憶させるものと、プリンタ本体に記憶させるタイプがあります。
後者のものはインクタンクにICチップがないことと、インク交換をしたときに本体の操作が必要になります。

マニュアルを見るとこの機種は後者のタイプのようです。
さて、先ほど言ったようにインクを吸引してインクを供給していると考えられるのですが、途中で穴などが開くと機械上は吸引したとカウントしても実際にはインクは送られておらず、インク警告が出ているのにインクが残っているという現象が起こります。

インクジェットプリンタは低コスト化が進み、インク残量を求める高度なセンサは採用しにくい状況です。


実は少し前のキヤノンは光の反射を使って、かなり精度の高いインクセンサを装備しておりました。
現在も装備はしていますがICチップ採用と同時にドットカウント方式に切り替わったようで、何らかの理由でインクが減ったときのために光センサを使うというように変わっています。

今にしてみると、その方式が一番インクを無駄なく使えたのですが、社外インク、補充インクの押されて利益を確保するためにICチップを導入せざるを得なかったようです。
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この回答へのお礼

再度詳細に教えていただきありがとうございました
少し理解できて来ました

お礼日時:2008/01/29 09:38

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