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高位発熱量(高発熱量)と低位発熱量(低発熱量)の関係は実用上、
次式で換算できるようですが、どうしてそうなるのでしょうか?

低発熱量=高発熱量-2500(9h+w)[kJ/kg]

ここで
h:燃料1kg中の水素分[kg]
w:燃料1kg中の水分[kg]

水の蒸発潜熱は、およそ2500kJ/kgなのでwは理解できるのですが、
9hはどこから導出されたのでしょうか?

A 回答 (1件)

こんばんは。



正確なことは、よく分かりませんが・・・。
多分、水素結合している物質から、水素が分離する時の熱量だと思います。
燃料などに熱を加えると、水素が分離されます、その時の熱量でしょう。その分を差し引くと・・・低発熱量になるのだと思います。
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この回答へのお礼

早速ご回答ありがとうございます。
回答者様のヒントを元に改めて考えたらなにやら見えてきました。

燃焼により水蒸気となるのは、もともと燃料にH2Oの形で含まれているものと、
高分子化合物の中の水素原子が酸化されて発生するものとがあって、
前者の質量はwで与えられ、後者の水蒸気の質量は、
2H(分子量1) + O → H2O(分子量18)の関係から
水素原子1kgにつき18×1/2=9kgとなるため
総水蒸気量は9h+wとなって、上記の関係式が導き出せる訳なんですね。

お礼日時:2008/01/21 01:13

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