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日本語的に、韓国語又は、(北)朝鮮語を総称して、「ハングル」語と言いますよね。
NHKは、あえて中立を保つためか、ハングル語講座としてますよね。
(韓国語や朝鮮語でも通じるのですが、日本における諸事情により、「ハングル」語という言葉は、一つに便利ではあるなと思われる訳ですが…。)

まぁ、難しい諸問題の論議はともかく、
この「ハングル」という言葉は、いったいどんな意味があるのか疑問です。

ハングル語は、漢字語と固有語があるみたいですが、漢字語だと、どのような漢字を当てるのか知りたいのです。
例えば、ワールドカップで有名になった、「テハミング」={大韓民国}の様にです。
また、ウル覚えで、ハングル語の意味合いは、四字熟語で、「正訓ナントカ…」とか、たしか「正」と「訓」の字で説明がなされていた記憶があるのですが、こちらの方も、どこで読んだか曖昧なのです…。(こちらも知っていらっしゃればお教え下さい。)
しかし、その四字熟語だと、多分、そのまんま「ハングル」という字音に、当たらない気がするのですが…。

どなたか有識者の方がいらっしゃればご教授ねがいます。


(ちなみに私は、ハングル語に関する基本知識は、趣味の範囲で多少あるつもりですが…。しかし、ハングル文字は、複合文字以外は、大体どのような発音するかわかる程度の知識で、ハングル語の意味までは、解かりません。)

A 回答 (3件)

有識者ではなく単なる学習者です。

既出の回答とも重なりますが…。

ハングルは,朝鮮王朝の世宗(セジョン)大王が「訓民正音」という名前で公布した文字体系です。
「ハングル」という呼称は,国語学者の周時経(チュシギョン)が100年あまり前に命名したといわれています。
意味は「ハン」=偉大な,大きい,一つの。「クル」=文字。
いずれも固有語ですので,漢字は当たりません。
ちなみに,文字のことを「クルチャ」ということがありますが,この「チャ」は漢字語で「字」です。また,純粋な漢字語では「ムンチャ」(文字)といいます。

ソウルの古い名前はいくつかありますが,朝鮮王朝時代が「漢城」(ハンソン),日本統治時代は「京城」(けいじょう)ですね。
中国では今でもソウルのことを「漢城」と呼んでいます。

>(誤用の一因となっている様におもわれる為。)
確かに影響は大きいと思います。実際,「ハングル語」という言い方をよく見るようになったのは1984年にハングル講座が始まってからです。
「ハングル語入門」という本さえ出ているほどです。。
「ハングル語」にはちょっと抵抗があります。一応,文字と言語とは区別したほうがいいと思いますので。
日本語は,ゼンブ カタカナデ カイテモ,zenbu Ro^maji de kaitemo,また漢字かな交じり文で書いても,やっぱり日本語だ。みたいなものでしょうか。

ただ,回答No.1
>ハングル文字という言い方は言葉を重複しているおかしな言い方なのです。
については,私はそこまで目くじらを立てることはないと思っています。
日本の地名を英語表記する際,大島→O IslandとせずにOshima Islandとするようなもので,「クル」=「文字」という意味を知らない人に「ハングルという名称の文字体系なんだよ」と伝える意味で「ハングル(という)文字」という言い方は許されるべきだと思います。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

解かり易く、理路整然としており為になりました。
また「ハングル文字」について、私も同意です。

>中国では今でもソウルのことを「漢城」と呼んでいます。
思いだしました。そうですね。
中国は文字表記が漢字しかないし。新たに「ソウル」という音に、わざわざ漢字をあてるのも不自然ですし。中国と韓国は歴史的背景からくる言語等の問題はさほど無いようですし。
余談ですが、(日本は、韓国人は現地音で呼びますが、中国人は古来より、日本の音に拠る呼びですね。しかし中国は、韓国人も日本人も中国式音韻で呼ぶのが、一般的でよすね。)
我々が韓国人を公の場で、日本の音で呼称すれば、先方は嫌がるだろうし、(いや最近の韓国の若者はどうだかわからないけど、)認識としては、それが一般的ですよね。
しかし一方で、漢字になれた私なんかだと、カタカナの人名より、漢字表記の人名のほうが遥かに認識しやすく覚え易いののもあり、
韓国のサッカー選手の人名等がカタカナだけで表記されると、「漢字(表記)も出してくれー」って思ってしまう。

漢字文化を共有している中国、韓国、日本(ベトナムもだけど)の言語に関わる問題は、漢字があるから便利さもあるけど、かえってそれが不都合でもあるんですよね。
改めて感じたので、勝手ながら、述べさせて頂きました。

回答は非常に解かりやすかったです。
また機会がありましたら、よろしく願います。

お礼日時:2002/10/02 06:13

「ハングル」に当てはまる漢字はありません。


意味は「大いなる文字」。正式には「訓民正音」

ハングルのスタートは日本語の仮名のように漢字の読めない、女・子供・無学者たちのためのものでした。

韓国語には、質問の通り、漢字語と固有語、あと外来語に分類されますが、現在、日常生活上ではほとんどがハングル表記のみです。あるいはアルファベット。(例;PC)(誤解のない様に申し上げておきますが、カタカナに当たるものはありません。)

ハングルの文章中に漢字が出てくる場合は、用語の誤解を避けるために、専門書、新聞のコラムなど、ごく一部で、詩や書道などは効果をねらってか、混ぜて書く場合が見られます。

また、韓国語での漢字の読み方は、訓読みはなく、基本的に音読み1つのみで(例外あり)固有語に漢字を当てはめて使用する例は、ほとんどありませんので、当然、送り仮名もありません。例えば「うつくしい」に「美」の漢字を当てはめて、「美しい」という使い方はしません。

NHK講座の名称のために韓国語・朝鮮語を「ハングル語」と思っている日本人が多いのですが、名称はあくまでも「ハングル講座」であって「ハングル語」とは言いません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「ハングル」については、よく理解できました。とくに「訓民正音」。。。
「大いなる文字」は、「ハン」(=大きい)「ナラ」(=文字)という固有語で構成されていると解してよいのでしょうか。

また親切に、色々と解説ありがとうございます。
(みずを差すようですが、まぁ基本的な事は知ってたので、改めて再確認って感じです。)申し訳ありません。

あと「ハングル語」についてですが、私も誤認していました、ご指摘ありがとうございます。
でも韓国と北朝鮮の同じ言語を総称する言葉が日本語にはないので、NHKも苦肉の策でハングル講座としたのが、よかったんだか、悪かったんだか(誤用の一因となっている様におもわれる為。)って感じを改めてしました。

お礼日時:2002/10/01 11:30

ハングル=大きな文字という意味です。

(偉大な文字とも呼ばれています)

正訓ナントカ=訓民正音の事でしょう。これを制定したのは世宗大王だったと思います。漢字を知らない民のために作ったそうですが知識階級からはオンモンと蔑まれ長い間使われる事がなかったそうです。ちなみに、日本の仮名と同じような使われ方をよくします。

漢字語=漢語の事ですが外来語なのです。だから漢字で書けるのです。

固有語=元からある言葉なので本来、基本的には漢字で書けません。地名で言えばソウルがそうです。但し、古い時代に漢字をあてたものはあるのではと思います。

ハングル語という言語はありません。ハングル文字という言い方は言葉を重複しているおかしな言い方なのです。

僕も大人になって勉強したので、読み書き話す事は支障なくできますが、難しい諸問題についての論議には加われません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

>地名で言えばソウルがそうです。但し、古い時代に漢字をあてたものはあるのではと思います。
「ソウル」の古い呼び方は、たしか「京城」があったような…。(なんか李氏朝鮮の時代と、また日本統治時代とでは、それぞれ呼称が異なったようでした…。ですから、どちらであるかは不明です。)

>ハングル語という言語はありません。ハングル文字という言い方は言葉を重複し>ているおかしな言い方なのです。

「ハングル語」は誤認でした。ありがとうございます。
でも日本語的には便宜上「ハングル(で書かれる、表記できる)言葉」という意味で、ハングル語でも良い様な気がしないでもないです…(あくまで私見ですが。)

お礼日時:2002/10/01 11:45

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