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No.1
- 回答日時:
(1)
試料0.843g中の硫酸ナトリウムの質量→0.140781g
硫酸ナトリウムの式量:142.04なので 9.91×10^(-4)mol
0.0500M塩化バリウム40mL中の塩化バリウムのモル数2×10^(-3)mol
なので一応全部の硫酸イオンが沈殿してしまう様に見えます。
ですが、溶解積というものがありますので、話しはそう簡単ではありません。
沈殿に関与しないバリウムイオン量:約1.1×10^(-3)mol これが100mLに溶けているので、濃度は[Ba^2+]=1.1×10^(-2)mol/L
溶解積[Ba^2+][SO4^2-]=1.0×10^(-10)…25℃
[SO4^2-]=0.91×10^(-8) mol
ナトリウムは幾らでもあるので、溶解硫酸ナトリウム量(mol)は硫酸イオン量(mol)と同じ、→9.1×10^(-7)、式量を乗じて1.29×10^(-6)g
(2)
沈殿を濾過して「良く洗った」つまりもう塩化物イオンもナトリウムイオンも無い。として最後に水100mLと平衡になったとすれば、
溶解積=1.0×10^(-10)=[Ba^2+][SO4^2-]=[Ba^2+]^2
[Ba^2+]=1.0×10^(-5) mol/L→1L中に硫酸バリウム(式量233.39)→2.3339×10^(-3) g、100mL中には 約2.3×10^(-4)g溶けていることになります。
ただこれはあくまで溶解積から求めた濃度で、ヨウ化銀のように解離しないで溶けている例もあるので注意が必要です。
この回答への補足
だいたいの流れは分かりました。
ただ今日、答えだけは先生が教えてくれまして(1)が1.0×10^-4,
(2)が0.2gといわれました。
分析の教科書とか調べてみたんですけど、やっぱりどうしても答えが合わないです。
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