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宜しくご教授お願いいたします。

今晩読んだ記事ですが理解出来ません。
『10日付けの英サンデー・テレグラフ紙が日本の金融機関がサブプライム関連評価損をほとんど計上しておらず「日本が次のサブプライム問題の火種」と報じたことも円買い要因となった。』
これって日本にとってプラスの材料ではないですよねぇ?
それなのに何故に円を買う要因になるのですか?
普通に考えたら円の価値が下がりそうなんですが・・・。
また、日本の株価が下がると円高になるのも理解できません。
株価が上がると円高になりそうなんですが・・。

まず、円高になってそれが原因で輸出企業の株価が下がるのはなんとなく分かる気がしますが。。。

素人の私にも分かるような説明を是非お願いいたします。

A 回答 (2件)

確かに不思議なんですが、要は市場参加者が環境に応じてどういうロジックで行動をとっているか、ということによって同じ材料でも昔は売りだったのが今は買い、と極端な場合は正反対の相場となることは、ままあります。


もしお手元にドル円と日本株の長めのチャートがあればよーく比べて見てください。1990年代から2003年くらいまではお考えのように株高⇔円高、株安⇔円安となっていることが多いのですが(ドルから見ると逆相関)、2004年以降はきれいに反対の動き(ドルから見て順相関)となっています。つまり以前は資金フローが素直に相場に反映されていたわけで、かつバブルがはじけ不良債権問題から大型企業倒産、景気悪化、と株のみならず日本売りといった相場が続いたので大変わかりやすかったわけです。ところが近年は本邦・海外とも投資動向がグローバルとなり、リスク志向度というものがテーマになりました。つまり景気がいい時、経済が好調な時は高いリターンを求めて、よりリスク度の高い資産に資金が流れます。株式・新興国市場・高金利通貨・低格付けの債券などです。ところが一転信用不安になった場合、テロなど地政学的リスクが高まった場合は反対と投資行動となり、それらの資産から逃避して安全な資産つまり、リスク度の低い国債や信用の高い債券、通貨でいえば債権国である日本や中立国であるスイスに流れます。もっとも日本は経常黒字は膨大でも財政赤字も膨大ですから、もはやこれは反射的行動というかセオリー、イメージみたいなものになってしまっているのですが。。。
ロジックによって行動が正反対に転じた例は、他にも1990年代初めの湾岸戦争があります。イラクがクエートに侵攻してからしばらくは有事のドル買いでしたが、翌年になっても停戦交渉がまとまらず戦争が長引き始めたあたりからは、米国の赤字構造⇒戦争の継続⇒防衛費支出増加、からドル売り材料になりました。
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リスク回避の円買いだそうです。

例えば米ドル円のロングポジションを手仕舞いすれば円買いです。納得。

参考URL:http://www.gci-klug.jp/fxnews/08/02/11/post_4345 …
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