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 ある組織で規則を作る係りをしています
今ある規則に
 ”少なくとも〇日前までに” と言う表現がたくさんあります。
”少なくとも”か”までに”のどちらかが余分だと思うんですが、
たとえば”少なくとも7日前までに”で検索すると 夥しい数の規則が挙がってきます。
 やはり”少なくとも〇日前に”や”〇日前までに”ではなく”少なくとも〇日前までに”と言う表現でないと なにかまずい事があるんでしょうか?

A 回答 (3件)

規則の定めを解釈するときは、法解釈と同様に、まず文言(字面)で解釈をします。

それで妥当な結論を得られない場合場合などのときに、拡大解釈などの別の解釈をすることになります。

> ”少なくとも〇日前に”
> ”〇日前までに”
> ”少なくとも〇日前までに”

これら3つの表現はいずれも期限の終期を定めたものですから、その文言上、同じ意味内容だと考えるべきでしょうね。そしてその意味はいずれも「その日を過ぎてはならない」と解するのが、文言に素直な解釈です。

その日からさらに数日遅れても許容されるかどうかは、その定めの趣旨や内容、他の定めとの関係等により決まるものです。”少なくとも〇日前までに”という表現を文言解釈したときに、直ちに遅れが許容されると解するのにはちょっと無理があるものと思われます。この表現に遅れを許容する意味が含まれているとは、寡聞にして聞いたことがありませんし、解説書等でも見たことがありません。

ところで、”少なくとも7日前までに”でネット検索をしてみると、行政の定めた規則が多くヒットしました。そこで、行政の定めた規則についてコメントすれば、一般的に、規則上遅れは認められません。
なぜなら、行政は、法規の定めに従って行動しなければなりません。そのため、別の解釈が上部組織から出されていない限り字面に従わねばならないからです(字面で判断が付きにくい場合などに備えて、通達等が用意されているものです)。
行政裁量として遅れを認めることはありましょうが、それは裁量権行使によるものであり、規則の定めからのものではありません。

なお、規則に限らず何らかの定めを置くときは、類似のものを参考にすることが多いかと思います。その場合に、参考にしたものに記載された表現を引用することが多々あります。「少なくとも○日前までに」という表現は、そうして広まったものではないでしょうか。

個人的には、最もすっきりした「○日前までに」か、または「遅くとも○日前までに」を使いたくなりますね。
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 単に「○日前に」であれば,○日前当日にその行為を1回行うことを求めていることになります.


 そして「少なくとも○日前に」という表現は,○日前には必ず行って,それ以外の日にも同様の行為を行うことを求めているように読むことができます.
 ですから,期限の終期を表す言葉としては不適当でしょう.

 一方,「○日前までに」であれば,期限の終期を表しす意味では,「少なくとも○日前までに」との差は小さいと思われます.
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「少なくとも7日前までに・・・」とした場合には、1~2日程度遅れても構わない、という場合に用います。



「7日前までに・・・」とした場合には、1日たりとも遅れることは許されません。

この回答への補足

「少なくとも7日前までに・」・1~2日程度遅れても構わない
「7日前までに・」 一日たりとも遅れてはいけないということですね
では 「少なくとも7日前に」 では どうでしょうか?

補足日時:2008/02/14 17:11
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