アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

2,3日前の新聞でこのことを読んだのですが
まことに勝手ながら田中さんがかわいそうだと思ってしまいました。
お金だけあげればいいのではないかと思いました。

そう思わせてしまう田中さんはすごいなぁとも思いました。
皆さんはどう思いますか?

A 回答 (7件)

田中さんの業績は素晴らしい事だと思います。



反面、会社としての対応はどうだったでしょうか。

1)ノーベル賞を受賞するまでは会社、上司、役員、関連の大学を含め、誰が彼の業績を評価したでしょうか。

2)現在の日本の会社、学校、官庁組織を見ると、上に対して評価の高い人が社会的に認められ、昇進、昇給して行きます。つまり、組織の中の歯車としてうまく廻る人材が重宝がられ上司からも可愛がられる。

3)日本人は絶対的な評価を持っていないのでしょうか。銀行が会社や個人に融資する際、勤続年数とか、不動産額、業績、社員数、妻帯者か否か等、本人の能力、潜在能力、将来性については評価対象には含まれません。他の著名人が高く評価してはじめて評価すると言う過去に事例は田中さんに始まったことではありません。

4)田中さんにとって今回の受賞は良かったのか。
今日現在は受賞と言う事で日本中がわき返っていますが、日本人の性格上1ヶ月もすれば忘れ去られる事でしょう。

5)役員待遇について。
海外にはフェローと言う制度があります。経営に参画するのが役員であるとするならば、フェローは直近の経営には参画しません。会社の将来像を見据え歩むべき道を考え出すのがフェローの仕事です。
きっと田中さんは役員にはなりたくないと思います。田中さんは今期の売上とか来期の事業計画とかには全く興味ない人だと思います。
ただ、役員待遇の良い点は、判断を仰ぐ人の数が減り、ある程度自由な発想で研究が出来、予算的にもある程度自由になる事でしょう。

6)彼は賞金や昇給、あるいは名誉は高くは望まない人だと思います。私の周りにも日本を代表する大企業で働きながらもそういった思想の持ち主の人を何人か知っています。彼等は仕事を楽しんでやっており、「仕事=上司から命令されてやっている」と言う姿ではなく、「仕事=自分のやりたい事を会社を利用してやっている」に近い姿だと思います。

願わくば、田中さんの現在の地位である主任のまま、給与も上がらず、受賞金はそのまま財団に移し、今まで通りの生活、研究が出来る様に周りの人がそっと見守ってあげる配慮が必要だと思います。

間違っても、マスコミや週刊誌のエジキにならない事を祈ります。
    • good
    • 0

役員待遇というのが味噌ですね。

役員そのものではないんでしょう。会社で役員というのは、取締役です。取締役を選任するのは、株主総会です。通常6月に開かれます。取締役になるといろいろ経営責任が生じます。このようなことは、田中さんにとっては苦痛でしかないでしょう。

既にみなさんの回答にあるように島津の対外的イメージのためだと思いますよ。

日本では、研究者も会社での経歴等により、研究の現場から離れ、管理職になる傾向があるらしいです。役員待遇だとそのようなことを避けられるのではないでしょうか。
    • good
    • 0

こんにちは。


私は、すごいなあと思いました。
今まで、昇級試験を拒んでいたのも、
実験ができなくなるから・・という根っからの実験好き、
というエピソードもすごいと思いました。
学士での、ノーベル賞の受賞は初めてらしいですし、
そんな輝かしい業績を世界に知らしめたのですから、
役員待遇くらい当然かとも思います。
それより、今まで、ノーベル賞ものの発見が
一万円くらいの手当てのみだったことが、カワイソウ・・

田中さんは、すごい!!!
博士じゃなくても、素晴らしい研究ができるんだ、と
示したことも、すごいです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

研究をしたいから昇級試験を受けなかったというエピソードは知りませんでした。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/10/15 01:19

私も田中さんに同情します。



素朴で研究熱心な方なのですから、研究に専念させ、役員待遇にしなくても・・・と思いました。

ただ、別の見方では、「役員待遇」にすることにより、社の研究者の研究意欲を促進させ(よい研究をすれば、大幅に昇進し、給与も向上するなど)、また役員待遇にすることにより、島津が社員の成果を評価しているとアピールできると思いました。

また、田中さん自身も、役員待遇になることにより、給与が上がることのみならず、役員として研究費の予算を多く島津製作所より得ることが出来ます。また、役員ゆえに、管理を担当する部下を複数配属させてもらえることから、本人はやりたい研究に専念できる環境を確保しやすくなるのではとも思いました。

いづれにせよ、田中さんの功績は大きく、サラリーマンである私達にも大きな希望を与えたことでした。ノーベル賞を得たことで、田中さんも環境が激変してしまいましたが、田中さんの研究によりよい影響を与えてくれることを願わずにはいられません。

私個人としては、会社の待遇よりも、マスコミの過熱報道や日本国民の過剰反応により田中さんに過度なストレスが加わってしまうことのほうが心配です。
日本人はバカですから、偉業をなした人に時間を問わず電話したり、「俺はあいつの友達なんだ」と1回しか会っていないのに吹聴したりと、他人の迷惑を考えませんから。

日本のマスコミと日本国民によって、田中さんの研究に支障を来たさないことを願います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

当たり前ですが役員になることによって生じる利点というものが在るのですね。

これもまた当たり前なのでしょうが人事が個人の問題を介するようなものではありませんよね。会社全体のことを考えなければなりませんね。

よく考えないで質問してしまったのですが気づかせていただきありがとうございます。

最近思うのですがGoriraimoさんの言う馬鹿っぽさは日本人特有のものなんでしょうか?(質問の趣旨とは違うのですが気になったので)

回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/10/15 01:17

聞いた話ですが…。


田中さんは役員(待遇)で昇格するそうです。

けっして、経営責任が生じるとするものではないと聞いてます。

ですから、実質の仕事は、今までどうりの技術者で、地位だけ上がると言うことです。
海外では、実績ある技術者によくそのような昇格があるそうです。

(島津製作所としても、世界的に有名な社員が、平社員じゃ(主任)カッコわるいでしょう。ですから面子と格式を保つためにも、当然の昇格だと思いますね。)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

役員がどういう仕事をするのか私自身は何も知らないで思った事を書いてしまったのですが
なにかイメージだと俗っぽくて金の事ばかり考える人というイメージがあるので
質問文にも書きましたけど勝手ながらかわいそうだなぁと思ってしまいました。

なるほどと思えました。

お礼日時:2002/10/15 01:06

彼を雇用している会社の立場で考えるとこの処遇をどうするかということは結構悩ましいのではないでしょうか。

あの受賞がなければ会社は彼を認知しなかったのではないでしょうか?多分、今回の件で初めて社長はそういう社員がいることを認識したのではないでしょうか?役員待遇ぐらいにしないと逆に世間から非難されるような待遇だったのかも。というのが門外漢の憶測です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/10/15 01:12

本人がどう感じるかであって、他人がとやかく言う問題ではないと思いますが。



今までも「お金には困っていないし、研究が続けられれば良い」と言って昇格試験も受けてなかったんでしょ。

まぁしいて言えば本人のことを心配するよりは会社の心配をしてあげたほうが良いでしょうね。
彼をヘッドハンティングされて奪われないようにするにはどうしたらよいかって心配。
もちろん職業を選択する自由は個人にありますが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

質問の趣旨は余計なお世話なのは勿論理解してますが
「研究一筋である」とマスコミによるものなのかもしれませんが
そう感じさせる田中さんがすごいのなぁと思って皆さんはどう思っているのか
知りたかったので質問してみました。

確かに会社は奪われないようにするのは大変そうですね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/10/15 01:11

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!