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サブプライムローン問題でアメリカ経済が停滞し。世界経済にも影響がでています。
アナウンサーが「サブプライムローンは欠陥商品だ」といっていましたが、
どうしてそれに誰も気づかなかったのでしょうか?
銀行が低所得者層ににほとんど無審査で、お金を貸していたそうです。
専門家やプロの投資家であれば、すぐにわかりそうなものですが。
ちなみに知人の意見では、「格付け機関が証券を高評価していたので、誰もあやしまなかったため」でした。

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

だれも怪しまなかったというか過信してリスクに向き合っていない感じですかね。


債権等の格付けではそれなりの信用を得ていますがサブプライムの証券は初めてで実績ないですからね。
もう1つ最近モノラインといことを聞きませんか?
債権など(地方債とか)に対する保険のような役割をする特殊な会社です。この会社がサブプライムローンの証券に保証して損失をだしています。この会社の甘い審査も問題視されてそれが住宅バブルを加速させる1因となっています。(まっ それ以上に損失で格付けが落ちて保証している地方債が危ない方が深刻みたいですが)

この手のローンを証券化するのは初めて手法的にも複雑なのでリスクが実感としてわかるのが遅くなりアメリカの住宅バブル大きくなって気づいたというのではないかと思います。
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現在、発生している金融不安は、一般に「サブプライムローン問題」と言われますが、実態は、アメリカにおける不動産バブルの崩壊です。



ここ10年以上、アメリカでは不動産の価格が急上昇を続けていました。
カリフォルニアあたりでは、ちょっと手先の器用な人は、庭の広い家を買い、DIYでリニューアルして、庭にプールを作って、高い値段で売り飛ばし、また、家を買って、、、
というようなことを繰り返して、莫大な資産を形成していました。

その不動産バブルが崩壊し、その被害が、無理なローンを組んでいた低所得者層を直撃したのです。

そうした意味で、いつか不動産バブル(あぶく)が壊れる、ということは、誰もが言っていました。
専門家たちがストレートにサブプライムローンに触れなかったのは、わかりきったことを声高に発言して、市場に悪影響が起きることを恐れたからです。
考えたくもなかったでしょう。

17世紀のオランダで、チューリップの球根ひとつが、馬車と同じ価格まで暴騰したというのは、よく言われることですが、経済の世界では「誰もが分っているのに、誰も止められない」ということは、時々起ります。
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No.1のgaru2さんお書きのように、サブプライムローンが重宝されるようになってきていた当時から、その危険性を指摘する専門家等もいました。



お知り合いの方のご意見は、ちょっと欠けている部分があって、「格付け機関を盲目的に信用することにしている専門家やプロ投資家が、大半であったため」という要素が間に入るかと思います。

なお、「サブプライムローンは欠陥商品だ」との指摘は、的外れでしょうね。それを言うなら、金融商品はおしなべて、何らかの欠陥を抱えていますから、「金融商品は皆、欠陥商品だ」と言い直すべきでしょう。
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 今日の「朝まで生テレビ」で、森永卓郎さんはじめ、そうそうたる経済の専門家が言ってましたが、単純に騙した・騙されたの問題ではないらしいですね。



 第一に、サブプライムローンが最初に有ったのではなく、最初にあったのは世界中に蔓延している「金余り」(=格差の勝ち組)の、高金利での運用先の創造だったらしい。高金利イコール高リスクは当然で、購入側は折り込み済み。むしろ、被害者はサブプライムローンを組まされた債務者側だとのこと。彼ら債務者は「固定金利」だと相手からも弁護士からも説明を受けていた。ところが、実は2年後に金利が跳ね上がるタイプの固定金利であったとは説明をされていなかったそうで、完全に詐欺ですね。この債務者は担保物件は取られた上で、莫大な借金を返し続けております。

 第二に、サブプライムローンは全体で20兆円程度の規模で、ローン全体に占める割合はほんのわずか。その上、米国では担保物件を速やかに処分するので、10兆円程度は回収済み。従って、本体はわずか10兆円規模の不良債権であるに過ぎず、ここまで拡大するような代物ではないとのこと。これが、「信用収縮」によりいたずらに被害規模を拡大しているであって、その発端は、G8議長国である日本が「日本の景気は上昇基調にあることを根拠に何の対応も取らない」ことを福田総理自らが世界に公言して、本当に何も対応を取らなかったことにあるとか。

 第三に、損失を強調しているが、最も被害を受けた金融機関でも、実は利益の方が大きいとのこと。

 半分ねぼけまなこで適当に聞いていたので、自信はありませんが、こんな内容だったと思います。
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たとえばサギでもねずみ講でもそうですが


皆が儲かってると想ってる限り上手く回ります
ローンが払えなくなる人が増えて初めて気が付きますよね

もっともアメリカでは現金で買い物するより
カードとかで買い物する文化なので
残高考えてるのですかねえ
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見抜いていた所もあります。


例えば投資銀行のゴールドマンサックス。

損失を出した銀行が軒並みあったのに対し、この銀行はサブプライムローン問題で莫大な利益を挙げました。
頭のいい一部の人間はゴールドマン以外にも見抜いていた筈です。但し一部。

しかも当然のごとく儲かる話しを赤の他人なんぞに教える人なんてよっぽどのお馬鹿さん以外居ませんので誰にも教えず、来るべき時を待って今回莫大な利益を挙げた事でしょう。

ただ、知人の方の話しは正しいです。
一斉に格付け会社は今回の件で叩かれましたから。
これも金融系と格付け会社の持ちつ持たれつの関係(癒着)があっての事(格付け過剰評価)ですけどね。

要は格付け会社なんて、エラそうに民間企業ごときが様々な国家を査定し格付けしていますが、全くもってアテにならないんですよ。
ちょっと前まで、日本とボツワナ共和国の格付けが一緒でニュースになりましたね。

国債発行で莫大な借金がある日本で尚且つ当時は不況と言われた日本。

しかし、例えこれらの日本の負の側面を最大限考慮してもアフリカ諸国の中で財政面で健全とは言えサバンナで動物が走り、インフラ整備も日本と比較対照にすらならない国と、きちんとインフラが整い、生活水準も行進国や発展途上国とは異なり良好、交通も電力も水道もインフラは整い、サービス業は街に溢れ、ビル群各企業が鬩ぎ合う日本とを比較し同位の格付けをするような大馬鹿会社です。

全くアテになりゃしない。
今回のサブプライムローン問題で更に投資家は皆、格付け会社程適当な会社は無いと再認識した事だと思います。
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