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20代医学生です。

最近 救急車に乗っても受け入れ先が見つからない等 命にかかわる深刻な事態が起こっています。
しかし、これは医療機関が悪いだけではないということも理解していただきたいです。
夜間では医師の数にも限りがありますし、医師一人当たりが処理できる数も限られていますし、ベッドの数も限られています。

現場の医師も 受け入れたくても受け容れられないというのが現状だと思うのです。

多分ここで一番の障害は、「軽症患者」だと思うのです。
メディアは、ただやみくもに「軽症患者」を非難しますが、でも逆に言えば、
夜間に「軽症患者」を受け入れる周知の機関がないということではないでしょうか?
ですから、一般の人は二次三次救急(本来は重篤患者を受け入れるはずの大きな病院)の時間外に殺到するのだと思うのでです。

仕事で夜まで拘束されている人、共働きの家の子供etc
コンビニが24時間営業、ドンキホーテのような小売店も24時間営業 24時間のカスタマーズサービス、
他のサービス業の営業時間がどんどん延長し、社会全体が眠らない街になってきているのに
病院だけが何十年も前と同じく、9時から7時まで、土日祝日休診 なんていうことがそもそもおかしいのだと思います。

そこで、私は、人口に応じて夜間診療所をそこそこの数、つくればよいと思うのです。
そして、そこで必要とされた人or救急隊が必要と判断した人のみが2次3次救急(大きい病院)に搬送されるようにすれば良いと思うのです。

しかし、夜間はどうしてもスタッフ数が不足するので、夜間料金をいくらか割り増しして、
「できれば昼に行ったほうが良い」という意識を植え付けさせておき
それでもなお、という人だけに絞ればよいと思います。

どうでしょうか?ご意見感想等 お聞かせください。

A 回答 (11件中1~10件)

”>自治医大や防衛医大方式のように学費でつるという方法があると思います。

定員増分を学費無料+奨学金優遇として、別枠で受験させて、彼らの勤務先を国が強制的に決めてしまうという方法です

これを 私立の枠内でやれば、かなり開業が減らせると思います。”


 国公立に増員余力がないから私学にこういった枠を作るというならわかります。ただし現状の入学定員に新たにこういった枠をつくるなら、開業医の子弟が開業医といった循環には関係なく、これまでの入学定員を減らして奨学金枠を作るのなら、その穴埋めに私学に大幅な助成が必要になると思います。限られた福祉予算ですので、まずは国公立でできる増員分は国公立で行うべきだと思います。

 あとはトリアージですね。横浜の救急でトリアージを実験的に行ったとのことですが、アンダートリアージが続発したとのことです。レスキューに携わる人間が判断できないことが、一般の患者にできるわけがありません。必要があるかわからないから救急車を呼ぶわけです。消防本部を広域化した上で消防本部ごとに医者を置き、救急車不要、一時救急、二次、三次といった判断を適切に行うことが、人出が必要なようで案外一番人手がいらないような気がします。ただそれこそ一番責任が重い仕事なので、下手したら産婦人科医よりなり手がいないかもしれません。とはいえ三次救急の維持にどれだけ金がかかるかということを考えれば、三次救急の浪費を防ぐトリアージ医にだって、高給を払う意味はあると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

トリアージですか。
確かに必要ですよね。わからないからとりあえず救急って軽症患者も多いようですからね。

ちょっと記憶が定かじゃないのですが
JR尼崎の事故か他の災害かはちょっと忘れたのですが
とりあえずトリアージをしたんですね。
それからもう何年か経ってから現場でトリアージで黒ないし赤札をつけられたのち亡くなった方の遺族が
トリアージをつけた医師を探し、「なぜ助けなかったのか」というのを責めた というのがありました。

もう、なんというか、話はそれてしまいましたが、今の医療では
何をやっても文句を言われる という感じですね。

こんなことが続くと 結局割を食うのは国民なのですが。。。。、

お礼日時:2008/03/17 03:08

>開業医が多すぎる


これはもっともに思えました。私の周りでは医師が次々開業するはバタバタ潰れるはの状態なので、地方と違い単純に医師不足であるわけではなさそうです。

 入学時から診療科を分けて偏りなくす云々は、自治医大や防衛医大方式のように学費でつるという方法があると思います。定員増分を学費無料+奨学金優遇として、別枠で受験させて、彼らの勤務先を国が強制的に決めてしまうという方法です。現状でも医師不足に対応するシステムがあるので(それが機能しているのか寡聞にして知りませんが)、そういった制度をを拡充していくというのも一つの方法に思えます。あとは眼科、耳鼻科などの、医師が集まりやすい部分の診療報酬を大きくカットして、少し別の科に誘導していくことだと思います。
 医師免許があらゆる診療科を認めてしまう以上、人気の診療かは腕利きしか生きていけないような方策を採るしかないかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

開業を減らす、これ以上増やさない為には
私立の医学部=開業の子息枠 という現状を打開すること。
が最も効果的だと思います。

正直国公立よりかなり入りやすいのがほとんどの私立の医学部です。
しかし、私のような一般庶民は、とても入れるところではありません。
例え合格したとしても 即金で500万、1000万なんてお金は出せませんから(笑)
ですから、例え成績は芳しくなくとも、お金のある開業、つがせればメリットになる開業の子息のみが
続々と入学して また開業が続々と甘い汁を吸うという悪循環になっていると思うのです。

ですから
>自治医大や防衛医大方式のように学費でつるという方法があると思います。定員増分を学費無料+奨学金優遇として、別枠で受験させて、彼らの勤務先を国が強制的に決めてしまうという方法です

これを 私立の枠内でやれば、かなり開業が減らせると思います。
(私ははっきり言って開業の子息子女があまり好きじゃありません(笑)
というのも、私の知る限りですが、どんな議論でも結局最後は
 「私、家継ぐから関係ないもん」でしめる人が多いからです。)

>眼科、耳鼻科などの、医師が集まりやすい部分の診療報酬を大きくカットして、少し別の科に誘導していくことだと思います。
 医師免許があらゆる診療科を認めてしまう以上、人気の診療かは腕利きしか生きていけないような方策を採るしかないかもしれません。

なるほど。結局競争原理を持ち込む ということですね。
本来は 好ましくないかもしれませんが こうなる以上医療の質を維持するには 仕方ないかもしれません。

お礼日時:2008/03/13 15:00

根本的には有能な医師不足が問題かと。


いくら夜間診療所を増やせど、当番制、点数見直しをしても戦力不足では一時的にしのげても次の問題はいずれ起こるでしょう。
仰るようにもはやサービス業と化している医療。しかし、人命を救うサービスなど存在してはなりません。そこの認識も大きな問題です。(医師側も患者側も)
現行の医師の多くは疲労困憊していますし、産科、小児科はもとより日本の医療は崩壊の一途をたどっていると言っても過言ではありません。
メディアは、ただやみくもに「軽症患者」を非難します。と同時に、メディアは、ただやみくもに「病院をたらいまわし」と言い放ってきました。

まず偏り無くそれぞれの科の医師を育成することが第一でしょう。
そして医療機関の相互性、医師への報酬、医師の勤務体制、そういったことから見直さなければ、夜間診療所を増やしても救急患者をきちんと診ることはなかなか困難だと思います。
当たり前ですが、臨床の現場では耳鼻科が腹部の緊急手術はできませんし、優秀な脳外科医でも異常分娩は引き受けられません。
あとは医療過誤の問題です。当然ご存知でしょうが、数年前の産科医逮捕の一件が起こってからは急激に産科を辞める産婦人科が増えました。また、産科だけはなりたくない、という医学生も圧倒的に増えています。その他の科でも研修医が自信をなくして辞めていっているのが現状です。

街は24時間眠らなくとも、医療を、コンビニ医療やファミレス医療にしてはいけないのです。サービス業化させてはなりません。その上で、夜間/休日診療所ができるのは良いことです。
夜間/休日病院が普通にあり、昼間や平日にフルで働いた医師が、当番だからと働くのではなく、夜や休日専門に働く各科専門医師を整えた病院も今の時代は必要だと思います。
その為にはやはり、医師の育成、戦力確保、国からの助成が必要不可欠かと。
問題点そのものからずれてしまいましたが、一意見として。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

医師不足の件なのですが、私個人的な思いとしましては、開業が多すぎるのだと思うのです。
医学生の間でも 多分約半数(私立の医学部なら9割方)が開業、もしくは親がすでに医師でいずれ開業を考えている学生だと思います。
彼らは、今ある危機からは「医師でありながら貢献しない」医師になるのだと思うのです。

ですから、例え医学部定員を増やしても、その割合は変わらず、むしろ私立を増やせば開業が増えるだけだと思うのです。
今のまま開業の医師が、対岸の火事として過ごしているならば、医学部定員の増員も何の対策にもなっていないと思うのです。

>まず偏り無くそれぞれの科の医師を育成することが第一でしょう

このことについてなのですが、
偏りなく分布させるにはやはり何か「手続き」てきなことが必要になるでしょう。
試験なり何なりで定員を決めていかなければそううまくは別れないと思うのです。
仮に国試の成績順に振り分けるとすれば、優秀でない人が「○○科」という印象がつき それも不安をあおってしまうと思うのです。
某ジャーナリストが「医学部入試の段階で小児科枠・産科枠を作ってとれば良いじゃないか」といってましたが
またそれをするなら 今の医師免許の制度を大きく変えなければならず現実的ではないと思います。
自発的に偏りをなくすことは限りなく不可能でしょうし・・・。

>夜や休日専門に働く各科専門医師を整えた病院も今の時代は必要だと思います。

そう思います。
これからは医療にも多様化が必要かと思います。

お礼日時:2008/03/08 13:57

 ♯3です。


 Yahooか何かで、いくらか払えば年何回か相談できるというサービスがあることは知っていましたが…このようなサービスがあるとは知りませんでした。小児科などでは周知されているのでしょうか?

 根本にあるのは、自分のことじゃないから不安になるという思いじゃないでしょうか。
 あと、自分は特別だという思いでしょうか。他人の迷惑顧みず。
 それから、言われるように24時間化が当たり前になってしまっている現状。田舎の方などそんなに病院が多くないところで、夜間に軽症患者が緊急受付に来るかというと、明日まで待てることなら明日にしようと思えますよね(で、近くの診療所で診てもらおうと思う。通うこととかも考えると、遠くの夜間診療より近くの診療所)。そんなことで救急車を呼ぶか?という思いがあるからでしょう。

 ただ、仕事帰りに診察してもらえるところがあればありがたい。7時まで診察となると、定時で帰らなければ無理と思ってしまうので(待ち時間とか考えると、1時間前には行かないとと思ってしまう)9時くらいまでが理想と答えました。
 土日も当番制や緊急受付病院があるにはありますが、個人的には「緊急」と付くと平日まで待てばいいほどなら行かない(というか、行けない)ですね。

 イメージとして、夜間受付てくれるのは緊急病院くらいしかないと思っているところはあります。
 特に、かかりつけ医がいない場合は、どこに連絡すればいいか分かりません。

 軽症者に「明日でもいいか」と思わせるためには、別途追加料を取るくらいじゃないと(夜間初診5000円とかなら考えるな。ただし、本当に緊急の場合は安くするとか)。ただ、ガイドラインが不明なので、問題は多いでしょうね。
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この回答へのお礼

再びありがとうございます。

>小児科などでは周知されているのでしょうか?
一時期話題になったことがありまして、そのときに私は認識しました。
しかし、私もこういう立場ですから興味を持ったわけで、一般の方に認識していただけなければ意味がないですねぇ。

>根本にあるのは、自分のことじゃないから不安になるという思いじゃないでしょうか。
>あと、自分は特別だという思いでしょうか。他人の迷惑顧みず。

これは 本当にそうだと思いますし、そういう場面に出会えば誰しもが陥りうる状態なのでなかなかどうすることもできないですよね。

>7時まで診察となると、定時で帰らなければ無理と思ってしまうので(待ち時間とか考えると、1時間前には行かないとと思ってしまう)9時くらいまでが理想と答えました。

なるほど。学生なのでなかなか気づきませんでした。そうですね。
そういう意味ではその2時間に大いに意味はありますね!

>イメージとして、夜間受付てくれるのは緊急病院くらいしかないと思っているところはあります。
>特に、かかりつけ医がいない場合は、どこに連絡すればいいか分かりません。

実は私もそうです。
たぶん多くの人がそうなのではないでしょうか。
むしろ、救急車を呼ばないだけましだ、という人もいるでしょうし、事実その通りなのですが・・・。

なにやら 医療機関の対応をどうこうする という以前に社会の個々人が意識を変えなければ難しいようですね。

お礼日時:2008/03/08 13:42

時間外診療に点数をつけて、開業医に当直○日義務化が理想だと思います。

まずそれ以前に、救急病院が時間外診療をしたら点数がつくのに、夜間病院を作っても、時間外診療として点数がつけられないのが問題だと思います。まず、夜間病院にそれ相応の診療報酬をつけるだけでも、大分改善すると思うのですが。医者の多い地域だからできることですが、日曜でも救急病院にいくと何をされるのか怖いので、まず日曜にも開いている専門医が開業している開業医に行き、そこから救急車にて大学病院に搬送してもらったことがあります。安心して救急車も呼べない時代ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

確かに今の日本の医療費問題は間違ったところにいっていると思います。
そして国民全体が「良質な医療が安く受けられて当然」と思い込んでいる嫌いがありますよね。
個人的にはもっと医療費を上げ労働環境をよくしていかないと医師も人間なので 
楽な方へ行く者が増えて 当然だと思います。

友達で 研修医の者がいますが、大都市の中核病院なのに
2年目二人で夜間を任されることもあるらしく 不安がっていました。

いずれ自分も通る道なので怖いと思う一方で、実質2年目しかいない病院で処置されるのも怖い という思いもあります。

知れば知るほど怖いのが医療だと思う所存であります。(笑)

お礼日時:2008/03/13 14:47

何度もすみません。


前回の回答が、質問者の方の疑問とずれていたように感じました。

仕事や共働きなどで平日の診療時間に受診できない人達は、他に選択肢がないこともあって、夜間診療を利用せざるを得ないので、そんな人達や軽症患者を対象にした診療機関があればいいのではないか。ですよね。

海外の例ですが、私の知っている所では、「午後5時から診療します。」というのも少なくなかったです。総合病院であっても、一つのビルに複数の開業医がいるという感じで、同じ診療科でも複数入っていて、診療時間や診療費が医師によって違っていました。一つの病院に一つの小児科や内科、ではないから、選択肢があるのです。基本的には予約制です。でも、各医師にそれぞれ受付の人がいて、症状を聞いて緊急度を判断して優先してくれるところもありました。

日本では制度が違うので、同じようにはできないでしょうが、例えば、割り切って午後からしか診察しません。っていう開業医の方がいてもいいと思います。
実際、ショッピングセンター内の歯医者さんで、土日開業、平日休みというところがあります。知人は家族全員で利用できるから便利と言ってました。
病院も「経営」しないといけないので、多くの人に良い医療サービスをと思っても採算がとれなければ難しいという面がありますよね。ニーズがあるのになかなか反映されなかったり。医療制度を考える上の方々がもっと、企業がマーケティングするみたいに、医師や緊急搬送担当者や利用者(患者)の意見を取り入れて、みんなの妥協点を探るというような事をしてくれればいいですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そうなんですよね。開業にもいろいろstyleがあっても良いと思うのですが
何故か日本の医療って「足並みそろえて」という感じですよね。
何か、圧力があるのやもしれません、私は学生なのでわかりませんが・・・。

日本だけかどうかはわかりませんが、日本は「医療」しいては「命」をビジネスにするのを忌み嫌うところがあると思うのです。
その点アメリカ等は「サービス」として割り切っているので、競争原理により、逆に掛かれる患者にとっては利点が増える気がします。

結局理想に向かうというより、妥協を探って双方良い点へというのが最も良いのかもしれませんね。

お礼日時:2008/03/08 13:32

(どうでも言いレベルかは不明ですけど)同一の疾病や怪我でも軽症や軽傷の層が発生し得るのは不可避と解して置く方が無難だと思います。


又、(それに反対するか否かは別としても!?)一分負担を余儀なくされるのだから医師(or歯科医師)は医療サービスを提供しその対価を得ているのも自明で、それ故病院等は医療サービス提供機関なのです。

で、一例として急患(含む怪我人)が発生した後の流れを私なりに示して見ます。

発病(事故発生)地点→"h-1"→●→"h-2"→〇→"h-3"→★→h-L
上記例でのh-1(or2or3OrL)は発病した中身(それが盲腸炎なら)内科(or消化器科系の病院を、●(or〇or★)は他の部位の病院を各々意味するとし"→"は救急車での搬送距離の意味合いを持たせています)

この時、急患(含む怪我人)の本人(や小児の時は親)が自己責任で、
「(その部位に関る)"h-1"で診療拒絶に出くわした時●(の例えば眼科医院)で我慢するか!?」、
「餅は餅屋の諺に沿って、飽く迄も(同じ部位に関る"h-2")"h-2"の地理的には●より遠方の病院にするか!?」
を選択すれば済むとの個人的着想の故に他なりません。

そして、私がこう着想するに至った背景には(歯科医師は全く別ですが)"医師は産科であろうと、泌尿器科であろうと医師の国家試験で束ねられ、歯以外の体の部位は有資格者になれば、対応が可と言う制度体系の存在を知る機会があったのと絡んでいます。

無論、救急救命士なる資格を設けた限り、彼(or彼女)が本人等の自己責任を下す折に迅速かつ適切なアドバイスをするのが肝要なのは言う迄もない事だとは感じますが、
>(質問者さんも明示されている如く)医療も最早サービス業なのですから、患者(や怪我人と言う名の)利用者が「どこでサービスを受けるかは基本的に当人が選択すれば良い訳で、要はは雑誌を買いたい時、書店ではなく、コンビニや駅売店等の取扱店へ出向けば済むのと一切変りない、との捉え方のある種変形と申せましょうか。

尚、(科は置くとしても)夜間(場合によっては)24時間体制や土日休日(年末年始)でも対応が常時貫徹されるなら、私個人はそのための対価を払っても構いませんし、請求しても何等不思議には感じません。
この点は銀行等の金融機関が追加料金を払えば時間外でも利用可なのを想起して頂ければ判り易いか、と思います。(決定的な差は年末年始でも対応する点だけでしょうか)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

確かに医療はサービスなのですが「命」を扱う以上、平等を謳う日本社会では、「平等」を強調するところがあると思います。

ですから回答者様の言うような「追徴料金」をとるという制度を踏み出しにくいのかもしれません。
ややもすると、
『お金のある人が優先される』⇒『お金がないと救急にかかれない』⇒『命の不平等だ』
という議論に発展しかねないからです。

しかし 埼玉医科大学が「追徴料金」をとるという予告をすると、夜間救急外来はかなり減ったそうです。
これは、重篤な患者が優先されることになるという意味ではよいのですが、
問題は、その埼玉医科大学病院にいくのを控えた人たちが、本当に病院にいかなかったのか、
それとも埼玉医大に行かなかっただけで他の医療機関にかかった のか
のだと思います。

後者なら他の医療機関にしわ寄せが来ただけで これは、埼玉医大だけの結果に終わってしまうと思います。

私の本音としましては、回答者様と同じで、ある程度医療に関しても患者の選択肢を増やせばよいと思います。
正直 もうすべてを「平等に」できる時代は終わってしまった気がします。

お礼日時:2008/03/08 13:25

小児科が減ってますよね。

少子化だから?激務だから?
必要のない夜間の駆け込みを少なくできたら、小児科医の負担は軽くなるのでしょうか?

以前、そう考えて、受診をひかえようとした事があります。
2歳の子供の呼吸がゼイゼイして、喘息のようで苦しそうだったのですが、熱は高いわけではなかった(子供の場合37度ならまだ大丈夫と思った)ので、病院に連れて行くべきかどうか悩みました。育児書をみたら、気管支炎での陥没呼吸、のようでした。でも、自信ありません。陥没呼吸を見たことなかったので。熱がないから一晩様子を見て、かかりつけ医に行こうと思っていたのですが、あまりにも苦しそうで、咳き込んでぐったりしてるので、悩んで、悩んで、結局午前3時頃に家を出ました。普段なら1時間かかる、市民病院に行きました。そして先生に言われました。「なんでもっと早くつれてこなかったの?」
ただ自分にかっこつけてただけで、「私は、たいした事ないのに取り乱して駆け込んだりしないわ。」みたいな。それで子供につらい思いをさせた事を反省しました。

私が子供を産んだ個人病院ではもう分娩を扱ってません。先生が熱心ないい先生だったので、口コミで人気がでて、患者が増えました。私もその一人です。先生一人では負担があったのでしょう。ある日、倒れられたそうです。誰だって、評判の病院、先生に診てもらいたいです。でも、それで先生が倒れてしまったら。悲しいことです。

素人は判断に迷います。
夜間でも、軽症でも不安な人は受診するだろうし、大人でも痛みに過剰反応する人は我慢できないのでしょう。
子供の場合、症状を教えてはくれないし、体力がないから余計に心配になります。経験の少ない親はどうしていいのかわからないでしょうし。

病院に行く前に相談できる機関、あるみたいですけど、知られていないですよね。電話だけだと限界はあると思いますが、あきらかに、明日で大丈夫。ってケースもあると思います。症状を伝えて、冷静になれば安心する人もいるでしょう。専門医がアドバイスをくれるだけでも違います。

夜間の不安を解消してくれる相談機関をもっと増やして、覚えやすい電話番号にする。携帯電話からでも検索しやすくする。どこかにしまったメモや電話帳を探す手間を省き、利用しやすくすれば、これで一晩様子を見てみようって軽症患者が増えないかな。逆に、我慢してないで受診して手遅れにならないようにすることだってできないですか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私自身も以前、夜間に大きい病院の救急外来にかかったことがあります。
そのときの印象ですが、やはり小さな幼児を抱えた母親、おろおろする父親 という組み合わせが多かったように思います。
自分のことならば なんとかするけれど、子供のこととなると症状も把握できませんし親心から「大事をとって」ということからもあるでしょうね。
そして回答者様のように、本当に「大事」になりかけていたこともあるケースを考えますと
常識があり、考えをまわした方が危険な目にあうというのもおかしいですね。

あと今後は高齢者が増えるので、さらに大事をとって ということでいらっしゃる方が増えるやも知れません。
周りの人間が病状を把握しにくい人という点では共通しています。
難しい問題ですね・・・・。

お礼日時:2008/03/08 13:15

 まず、不必要な夜間搬入(?)を減らす。


 私の友人に病院勤務をしていた人がいて、症状はドアで指を挟んだ(か、指に何か落ちた)とかで、別に腫れてもいないし内出血も…という状況で夜中の救急外来へ彼氏に伴われて来た患者がいるとか。これって、きっと特殊な例じゃないと思うんですよ。
 夜間だと待ち時間無く診てもらえるというのもあるかもしれませんが、翌日でいいことなら、夜間割り増しなどの料金を徴収するなどしてもいいのではないでしょうか。

 実際、夜も病院が開いていていてくれるとありがたいですけど、0時まで開けている必要はないかな。個人病院などは、夜間受付などで電話番号を診察券に記入してあったりするので、まず症状が悪化したらそちらに電話で聞いて、連れて来てくださいとなるのか、救急車を呼んでくださいとなるのか判断を仰げばいいのですから。
 初診でかかるとなると、9時くらいまで病院が開いていれば問題がないかと思うのですが…。あと、土日診察してくれるとありがたいです。

 とりあえず、誰かの判断を仰ぎたい。
 特に、子供が夜中に熱を出して苦しそうだとか、自分以外の弱者のこととなるとオドオドしてしまいます。
 このような時にどうしたらいいかを教えてくれるサービスがあれば(とりあえず冷やして明日病院に行けばいいとか、おかしなものを飲み込んだら応急処置としてこれをして病院に行ってくださいとか)何とかならないでしょうか。電話で判断しきれることではないと思いますが、夜間診療を増やしたところで、どうでもいい症状で病院に来る患者は減らせませんから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

全般に書かれていますが、素人では判断しかねるから行ってしまう、というのが 軽症患者さんの大多数なのでしょうね。
悪意のある人はそう多くはないと思います。

>初診でかかるとなると、9時くらいまで病院が開いていれば問題がないかと思うのですが…。
現状は7時または8時がほとんどだと思いますが、その1,2時間で変わるものでしょうか?


>あと、土日診察してくれるとありがたいです
これは本当にそう思います。
医療ももはやサービス業ですからね。平日忙しく働いている人が締め出されてはいけません。


>このような時にどうしたらいいかを教えてくれるサービスがあれば(とりあえず冷やして明日病院に行けばいいとか、おかしなものを飲み込んだら応急処置としてこれをして病院に行ってくださいとか)何とかならないでしょうか。

実はこのようなサービスはすでにあります。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html

あまり 知られていないのでしょうか?

ただ、診断せずに一般論で話をして万が一のときに医療過誤として責任を追及されるのは
正直怖い、というのはありますが。

>夜間診療を増やしたところで、どうでもいい症状で病院に来る患者は減らせませんから。

正直、時間外に診察を望む人が増えるのは、核家族化、共働き家庭の増加、労働サービス時間の増加による時間的拘束の増加etcを考えると
今の社会の流れからして仕方ないと思います。

だから、(言い方は悪いですが)軽症患者のせいで、重篤患者がたらいまわしにされたり受け入れ拒否されることをなくすようにする方が賢明だと思えます。

ですから、軽症患者専門の夜間診療を増やすことによって、3次救急(命にかかわる重篤な患者をみる施設)に軽症患者が回らないようにすることが重要なのだと思うのです。

おそらく、昼間ならば行かないような大きな病院へも
「夜間で開業が開いていないから」という理由で向かう患者さんが多いと思いますので。

お礼日時:2008/03/04 21:21

>開業の方には 当番制でその施設に最低月○日当直を義務化するというのはどうでしょうか。



正にこれが出来ればベストでしょうけど。
ただ中々上手くいかないのが現状のようです。
法律で縛るというわけにもいかないようで… 。
これが出来ればついでにドクターカーの運用も可能な地域が増えるでしょうし、救急救命士に処置範囲の拡大を慌ててしなくても良くなりそうですね。
これについては「船橋方式のドクターカー」が参考モデルケースになると思います。
http://www.city.funabashi.chiba.jp/shokyu/kyukyu …

救急救命士の処置範囲拡大ですが、現場では望む声が強いと聞いています。
目の前で処置が出来ず失われる命を救うことが出来ないもどかしさは、救急隊員なら誰でも持っていると思います。
どこの本部か忘れましたが、医師の指示なしで挿菅行為を始めたのは法改正前でした。
勿論大問題になりましたが、それがきっかけで法整備が行われたのもまた事実です。
N.Y.のEMTのような処置がしたいという願いは多くの救急隊員が持ってるようです。

ER化に賛否両論出るのは承知しています。
ただ日本の場合、本来であれば即手術・入院が必要な人しか受け入れないはずの3次救急が、実際には1次の患者をも受け入れなければならない実態があります。
それならいっそER化してそこでトリアージすることも一つの方策ではないでしょうか。
これを出来れば医師会と提携して新たに診療センターを開設、重傷者は高度救命センターに消防(救急車・消防ヘリ)やその他の機関のヘリコプターをも含めて広域搬送体制を確立する。
夢物語ですかね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。非常に参考になります。

西欧では ドクターカーが一般化している国もあるようですね。
日本でも普及すればよいと思います。
しかしそれにはやはり絶対的に医師の数が不足しますよね。
仮に来年から医学部の数を増やし、医師を増やしたとしてもモノになるのは10年後ですからねぇ・・・。
厳しいです。
国公立大の医学科定員が大体100人ですから、さらにアメリカのメディカルスクールを真似て
学士枠を多く作れば(各大学30くらいにすると、全国約80近くの医学部があるので2400人今の3割増しますね。)
微々たる物ですが少し早くなるかもしれません。

>ER化してそこでトリアージすることも一つの方策ではないでしょうか
なるほど。
治療の前に 判断を優先させるほうが効率が上がるかもしれませんね。

将来は勤務医になる私の僻みかもしれませんが
家が病院の医学生は、このことに関しても
「どうせ 僕は実家の病院継ぐから」
と他人事なのが なんだかなぁ・・・と切ないです。(笑)
こんな感じですから、法的効力でもないと開業の力は借りれないのかなぁとも思います。

お礼日時:2008/03/04 21:03

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