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最近はどこの公立病院も医師不足や財政難で大変そうですね。医師不足で救急患者の「たらいまわし」や診療科目を閉鎖されるし、財政難でも診療科目が減ったり病院閉鎖になっているところがいっぱいあると聞きます。なぜ公立病院は成り立たないのでしょうか。私立の病院はどこも病棟建て増しや改築・新築など、この不景気でも元気いっぱいに見えます。田舎のほうは人口も少ないため経営が難しいから判らないことはないのですが。大都会周辺の衛星都市でも公立の病院が閉鎖の是非を巡って争っています。公立病院と私立病院の経営のどこに違いがあるんでしょうか。

A 回答 (6件)

>>両病院とも病棟を新築したり拡張したりしています


私立の病院の事でしょうか?
私立なら、例えば健常な妊婦だけ扱うとか(リスク妊婦は良く公立に紹介されます)、小児科や長期入院を制限する、リスクの高い初診救急を受けないなどすれば採算が取れるのでは無いでしょうか。
開業医が利益を確保しているのと同じ理屈です。
不採算医療はまた政策医療とも言われます。
精神疾患や長期人工呼吸器の患者さんを受け入れると、延々赤字を積み重ねます。多くの黒字部門の収入を相殺してしまいます。
こう言った儲からない部門は絶対に私立は引き取りません。
また、増築と有りますが、経営状態が良いとは限りません。
今、多くの(大きな)私立病院でも銀行の管理下になっている潰れかけの病院が多くあります。
今や保険診療で稼ぐには限られた部門に特化(赤字放棄)して行かないと無理でしょう。
あと、公的病院の医者不足に関しては公募の状況を調べると面白い結果だと思いますよ。
募集なんてしていません!欠員・診療科閉鎖の場合のくらいです。つまり10人必要だとして8人を確保します。医者も患者もあっぷあっぷ。しかし公募を議会が承認するのは8人まで。7人になってつぶれかけてからようやく承認(公募)します。
医者不足と言うのはその線で集まらない状況を言っているのです。
あの墨○病院の産科も4人専門医うち1人が専攻医とか。募集していなければ嘘でしょう。医者不足だから募集しないのでしょうか。。。
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医療費抑制の中で診療報酬を削ってきたからです。


33兆円の保険財政では医療を維持できないから、医者も患者もその枠からはずれてきたと言うのが端的な言い方では無いでしょうか。
民間は不採算を放棄しますが、例えば救急・小児科・産科などは赤字でも市民サービスとして続けなくてはいけません。
また医者が一億稼ぐとか(青天井では無い)医療財政を理解しない書き込みも有りますが、医者が居ない方が赤字解消で有ることを理解すべきと思います(赤字が先なのか医者不足が先なのか考えたら分かります)。それこそ病院閉鎖すると赤字が一気に解消してしまいます。
もっと踏み込んで言えば、公的病院の経営者は自治体です。職員を増やす権限は最終的に議会であり市民です。赤字経営の公的病院に医者を増やそうなんて公的病院は滅多に有りません。だから基幹公的病院は激務と言われます。医者の職員総数を削って起きながら、それって医者不足なのでしょうか。看護師も同じ事が言えます。
例えばあの墨○病院。どんどん職員を公募すれば良いじゃないですか。
そんな事もせずに公立病院では医者不足と言われつつも、赤字を良いことに事業縮小していることが、そう言った公募の状況を見ても医者不足が言い訳であることが分かります。
一人当たりの仕事が減れば女医だって働けますよ。
ただし労働単価が上がってしまい、経営がさらに悪化します。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。私の近所の病院は内科、外科と脳外科をもって救急を受け付けています。また別の病院は産科、小児科と内科ですが、両病院とも病棟を新築したり拡張したりしています。

お礼日時:2009/03/09 21:50

地方公共団体財政健全化法


という法律で自治体の財政を公立病院まで含めて計算するようになりました。
(病院の赤字分も地方公共団体の赤字分に組み入れるようになりました。)
そのために、経営が困難になりました。

[PDF]
公立病院改革ガイドライン
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おおざっぱに言うと、人件費の問題です。



まず、医師以外の要員について、私立病院では派遣や外注の活用が可能ですが、公立病院では正規雇用による公務員がほとんどというところも多くなっています。このため、給与が高止まりしてしまい、高コスト体質となってしまっているわけです。
最近では、システムの更新や、外部委託も進んできていますが、雇用の問題もあるので、即座に外部委託で置き換えというわけにはいかない事情もあります。

また、医師の確保の問題があります。
おおざっぱに言って、診療報酬や検査費用などで医師一人で年間1億円の売上げがあると言われていますが、現状の医師不足の中で医師が確保できなければ、当然売上げが上がりません。
しかし、公立病院では公務員給与の俸給表に準じて、医師の給与も決まっており、これを変更するには別途の条例の制定などが必要となって、機動的に「医師不足だから給与を引き上げよう」とはいきません。この点で、機動的に動ける私立病院との医師獲得競争に敗れてしまうわけです。
医師がいなくても、必要な機材や、事務職員、看護職員などは、病床数に応じて必要ですから、医師数が不足すると、こういった基本的な運転資金の調達ができずに、病院を閉鎖せざるを得なくなるわけです。

長く続いた、厚生省および厚生労働省による、医療費抑制の流れで、保険診療による利益は非常に薄いものになってしまっています。
東京など大都市圏では、地域加算はあるものの、人件費や居住手当など、周辺環境の悪化に伴う経費の増加を埋められるほどではありません。このため、大都市周辺での病院経営が悪化しているのでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。要は公立病院は医師の給与が私立病院より低いのですね。だから医師が不足して診療科目が減ったり、医師以外の経費だけが残って経営を圧迫するんですね。「医は仁術」なんて古ーいことばはどこにもないんですね。

お礼日時:2009/03/09 22:05

患者から見える視点としては、営利目的の病院の場合、儲からないことはしません。

逆に儲かることはどんどんやります。仕入れも厳しい。

企業の病院や公立の場合、福祉目的ですので患者の満足度を優先します。というか経営してません。

トップは君臨してるだけで、潰れても痛くも痒くもないですから。お役所と同じです。文句言われなければOK。
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設備と利用率のバランスが悪い所もあるみたいですね、維持費が結構高いものがある、例えば非常時発電装置とか自家発電設備とか入院設備があれば、管理栄養士さんとか調理師さんも雇わないといけないけど、


この人たちは直接、病院の利益には+になりませんから
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