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こんにちは。

2008年の開幕戦でエンジントラブルを起こしたフェラーリは、レース後にトラブルの原因をマラネロで徹底的に調べてエンジンを改良し、次のレースでは著しくパフォーマンスを向上させたというような内容がヤフーのF1ニュースにありました。

これってレギュレーション違反に該当しないのでしょうか?

たしか今シーズンから、先シーズンまでは例外扱いされていたパーツも含め、全面的にエンジン開発は禁止になっているはずですよね?
エンジン開発の凍結期間は10年間。もうそれから2年くらい経っていると思うので、現状1レースを完走できずに壊れるエンジンは、単純に考えるとこれから先約8年間、開幕戦から最終戦まで毎回壊れ続けるのかしら?と思っていました。

まあ、サーキットのレイアウトの違いや、気候の違いによって壊れない場合もあるのでしょうが。

でもヤフーのF1ニュースを見ると、開幕戦でエンジントラブルを起こしたフェラーリは、エンジンの改良をしているようです。
ですので、この「エンジン開発の凍結」というレギュレーションは、どういう事を意味しているのか良く理解できません。
ネットでも調べたのですが、「10年間はエンジンの開発が出来ない」というだけの情報しか得られませんでした・・。

エンジンが壊れた場合に限ってはOKとかなのでしょうかね?
そうすると「信頼性が高く、全く壊れないエンジン」の場合、性能は10年間そのまま。
逆に「時々故障してくれるエンジン」の場合は、そのつど新しい技術を投入できる。
もしこのような内容であるならば、とても公平なレギュレーションに思えないのですが・・・。

A 回答 (1件)

確かにレギュレーションは細かく世間に伝えられていないですからね。


開発してはいけない、交換するとペナルティを受ける部品はレギュレーションに書き示されています。
逆に言うと、性能を縛る事ではなくて開発費を抑える事が目的なので、
若干の開発の余地は残されています。
FIAのHP内にレギュレーションは全文示されているので、興味があったら見てみて下さい。
英語ですが部品の名前も殆どが横文字なので、簡単に理解出来ます。

実際問題、レシプロエンジン自体が何十年も前に完成している製品であって、
材質と回転数を縛られてしまうと殆ど開発の余地は無く、
10年くらい開発を縛ろうが体勢に影響はありません。
逆に影響があったら、開発凍結となった途端に殆どのチームが撤退している筈です。
凍結される前に、ある一定の技術力さえあれば、何処が作っても大体同じ物が出来上がる様に、
2001年頃からレギュレーションで段階的に縛りを入れている経緯を辿っているので、
10年開発停止というショッキングなニュースだけが取り上げられますが、
実はそんなに大した決まりではないのです。

それからフェラーリの件ですが、仮に開発が無制限に出来る状態だったとしても
エンジンの様に根幹を成す物のパーツを1週間程度で改良する事は出来ません。
工場へ送り返して、バラして、洗浄して、検査をして、原因の特定と対策方法を決めて、
設計をし直して、部品を作り直して、テストして・・・これを1週間でするのは無理です。
エンジンマップを適切な物に書き換えたとか制御系や補器系の部品を取り替えたとか
そういった意味だと思います。
詳しく見ていないですが、交換した部品リストというのを提出する義務があるので、
調べれば何が変わっているのかが分かります。

最後にヤフーは専門サイトではないので、どの分野に於いても知識量はファン以下です。
ポータルとはそういうものなので当たり前ですが。
ヤフーはトピックをなぞる程度にして、記事は真に受けない方が賢明と思います。
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この回答へのお礼

詳しく教えて頂きましてありがとうございます。

ご紹介頂いたFIAのHPを読んでみたところ疑問点が解決しました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/04/01 02:21

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