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躁鬱病の37歳女性です。
2002年頃には重度のうつ病という診断を受けましたが、その後2004年頃に躁鬱病と診断名が変わりました。軽い躁状態を起こすことが多く、いきなりハイになってしまったり(躁転というほどではないです、記憶はあるし)する行動が多かったからだと思いますが。
ここ数年はパキシル、アモキサン、レキシン(テグレトール)、眠るためにロヒプノール、ハルシオン、不安時にレキソタン、というメニューでそこそこに過ごしています(無職ですが)。

ところで、かつてのうつ病時代、ひどくフラフラで動くことすらできない状態になって、病院に担ぎ込まれたことがありました。
入院当日から10日間連続でワンセットの点滴を受けました。
看護婦さんに聞いてみたら「アナフラニールの点滴だ」ということでした。
このアナフラニールの点滴、物凄くよく効いてくれて、最初一回の点滴であっという間に元気を取り戻して、フラフラだったのにスタスタ歩くことはできるし、みんなとおしゃべりすることもできるし、さっきまで何も考えられなかった自分が生き生きとしていることを感じていました。

ま、まるで覚せい剤みたいだ・・・
と、数年経過した今、何となく感じています。

覚せい剤みたいと言えば、最近話題のリタリンですが、私は服用したことはありません(躁鬱病には処方されないでしょうねきっと)。
でもかつてのアナフラニール体験を思い出すと、まるで覚せい剤みたいに画期的にスパークできた記憶が甦ります。

このアナフラニール点滴とリタリン、どちらもうつ病人を一時的に異様に元気付けるような薬みたいですけど、薬の成分としては全く違うものなのでしょうか?
単なる「いきなり元気になる」という現象が似ているだけなのかな?

主治医に質問するのも恥ずかしくて(アナフラニールもリタリンも今の私には関係ない薬みたいなので)、こちらで質問してみました。
精神科の先生や薬剤師のかたなど、詳しいかたがいらっしゃいましたら是非教えてください。

今現在の症状とは関係ないことですが、かつての点滴を受けた者として、きちんと知りたいなと思い出した次第です。
よろしくお願い申し上げますm(__)m

A 回答 (2件)

アナフラニールとリタリンは、似ていなくもないのですが、基本的には違う薬だと思ったほうが良いでしょう。



世界最古の抗うつ剤であるトフラニールは、統合失調症の治療薬(メージャートランキライザー)を作ろうとしたら失敗し、なぜか抗うつ剤ができてしまったというものなのです。もともと、抗うつ剤とメージャートランキライザーは、似たものなのですね。

アナフラニールはトフラニールと似た薬で、抗うつ剤としての性格が強い薬です。劇的に効いたのは、単に体質に合っていたことと、点滴型だったからだと思います。また、うつ病の治療においては、薬だけで治ることはほとんど無く、十分な睡眠量の確保とストレス要因の排除ができないかぎり、まず治りません。入院という方法を採ったことで、結果としてうつ病からの回復が早まったのだと思います。

さて問題のリタリンですが、この薬は曲者で、抗うつ剤よりメージャートランキライザーに近い性格のものです。もともと、トフラニールやアナフラニールのような、古いタイプの抗うつ剤はメージャートランキライザーのような挙動を示す時があります。私が始めてトフラニールを飲んだ時は、1錠飲んだだけで急激なのどの渇きを覚えました。極めて、メージャートランキライザーに似た挙動を示したわけです。ただし、2回目以降は、この現象は消え、普通の抗うつ剤らしくなりました。

リタリンはもともと、効果の強烈な薬で、うつ病に使われることもあったのですが、危険性や依存性ばかりが目立つので、現在では特定目的にしか使われません。具体的には、昼間にいきなり眠ってしまう(ナルコレプシー)という症状の人が第1の対象です。第2の対象は、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の人です。これは、自閉症の人によく見られる現象を止めることができます。自閉症の人は、普通の意味で、他人と歩調をあわせて歩くということができない傾向があります。突如として走り出したり、高いところから飛び降りたりといった行動を示すので、自閉症の人には偏平足が多いのです。自閉症は脳の病であるとともに、身体症状を伴ったものであるわけです。ここにリタリンを投与することで、普通に歩けるようにして、下半身への負担を軽減、偏平足を減らすなどの効果があるのです。
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この回答へのお礼

わかりやすいご説明どうもありがとうございます!
お礼が遅くなりまして申し訳ありませんm(__)m

トフラニールというお薬もあるのですね。
昔は精神病の薬も、今ほどに細かく区分されてはいなかったのですね。
きっと作って使っているうちに、新しい使い道が発見されていったりしたのでしょうね。
私が今飲んでいる躁鬱の薬テグレトールも最初はてんかんの薬で、てんかんと躁鬱の両方を患っている人に処方したら躁鬱の方によく効いたということが発見されて、今は躁鬱の人に多く処方されていると聞きました。

メジャートランキライザーと抗うつ剤は違うものなんですね。
そもそもメジャーとかマイナーとか聞きますが、ウィキなんかで解説を読んでもよく理解できなくて・・・難しいですね。
気持ちを元気に高揚させるようなのがメジャーなのかな?
で、アナフラニールはそのメジャーの傾向が強い抗うつ剤ということなんですね。
当時の私は救急車で運ばれてもおかしくないくらいにフラフラだったんですが、たった一度90分の点滴で驚くほどに画期的に気分がガーッと上がりました。
まぁ10日の点滴ワンクール期間が終わったら、また悪くなったのですが・・・

リタリンはそういう高揚させる薬の中でも強烈で危険なんですね。
最近のニュースでよく目にしますし、処方する対象が厳しくなったとも聞きました。
ナルコの人のことは聞いていましたが、ADHDや自閉症の人に良い効き目があるとはいいですね。
凄くよく勉強になりました!

というわけで、アナフラニールは元気になりやすいタイプの薬だけど、リタリンとはやっぱり別のモノ・・・と認識すればよろしいのですね。

いろいろな知識を分けてくださって本当にありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2008/04/22 20:17

アナフラニールは、「うつ病・うつ状態治療剤」


リタリンは、「中枢神経興奮剤」

成分も違いますね。

このサイトで薬名を入れると、薬の詳細情報が見れますよ。

http://www.jah.ne.jp/~kako/frame_dwm_search.html
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます!
お礼が遅くなりまして申し訳ありませんでしたm(__)m

「おくすり100番」ですね!
私もよく利用しています。
実はここを見ても、成分のこととか私にはよく理解できなくて(^_^;)
情けないことです・・・

でも「うつの治療薬」と「中枢神経を興奮させる薬」とは、よく考えると全然違いますよね。
抗うつ剤は別にめちゃくちゃ興奮したりしませんものね。
特に激しい依存性もないし・・・(むしろ睡眠導入剤のほうが微妙に依存性があるような実感です)

ただアナフラニール点滴での目の覚めるようなバラ色(苦笑)の体験が印象的で、数年経った今、「もしかして似ている薬?」と思いついて皆様に伺ってみました。

薬の成分のこととか、素人にはなかなか難しい・・・
三環系だとかSSRIだとか言われても、何のことやら・・・
ウィキで薬の記号を見たら余計に「?????」って感じです。
水平リーベ僕の船・・・も覚えられなかった私には、所詮理解するのは無理ってことなんでしょうか(^_^;)

何はともあれありがとうございました!
「興奮剤」という言葉で、明らかな違いがわかりました。
感謝します~m(__)m

お礼日時:2008/04/22 20:32

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