A 回答 (15件中1~10件)
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No.14
- 回答日時:
一般論からいえば、哲学者や文学者は、うつ病が多い部類に入ります。
哲学者は人により発想法がバラバラなので、哲学一般がうつ病予防に有効とは、到底思えません。
例えば、キルケゴールは、うつ病ではない人がうつ病とは何かを理解するのには有益な哲学者でしょう。しかし、うつ病の患者が読むと、逆に、ますますうつの深みにはまっていくと思われます。
ショーペンハウエルやニーチェは、読んでいるとうつ病予防になるどころか、「自分の努力が足りないのだ」という無茶を自らに強制し、結果として、ますますうつ病になる可能性を増やしそうです。
サルトルであれば、確かにうつ病予防になるでしょう。その代わり、他人を愚か者だと思うようになるという副作用が予想されます。
ヘーゲルは理論と現実は必ず一致するという確信を持っている人には、うつ病予防になるでしょう。しかし、ひとたびこの確信が通用しない世界に飛び込んでしまったら、うつ病はどこまでも深く進行していくことでしょう。
ブッダやマルクスは、誤った問題提起からは、誤った解答しか出てこないということを論じている点では、うつ病予防になるでしょう。しかし、自分の出発点が間違っていることに気がつかない人には、意味のない哲学です。
まぁブレーキの利かない哲学好きのうつ病患者はほっておきましょう
自分で何とかするでしょうし、哲学のためなら命も惜しくはないでしょうから。
ここではあくまで普通の人が対象なので。
ご回答ありがとうございました。
No.13
- 回答日時:
哲学と言ってもたくさんあると思いますけど
私の場合はいつのまにか、宗教哲学をやらざるを得なくなったのですが
なんというか
私は宗教が病気のようにしか思えないんですよね。
自身の内にあって理性を食い殺すようなそんな感じです。
哲学はそれを理性によって、言語によって
この宗教という化け物を殺していく過程に思えます。
でも、化け物を殺してしまうと、殺した罪を背負って
さらなる悪循環に陥ってしまいそうで。
どうにもこうにもいかない感じなんですよね。
どちらも自分の半身のようなものですから
自分殺しのようで。
病だけ悪化する感じで。苦しみがなくなるということは
それだけ痛みも感じないほど病が深くなった可能性もありますし
快復に向かっている可能性もあります。
哲学は人を鬱にする可能性もあるし
鬱から人を救う可能性もあると両方のことが
言えるのではないでしょうか
>どちらも自分の半身のようなものですから
なんかわかる気がしますね。
たとえば幽霊を極端に否定する人がいますが、それなら目に見えない愛や人の優しさも否定するのかしらと思います。
私なんか適当の極みですので、歌を演歌、R&B、POPだのと分類するのと同じように宗教、哲学、道徳、心理を分けることに意味があるのかなと思います。それをメシの種にしている人たちには申し訳ないのですが。
質問の、哲学という言葉で一括りにしたのは失敗だったような気がしてきました。
ご回答ありがとうございました。
No.12
- 回答日時:
もう書き込まないと思ったのですが。
精神科医の先生でうつ病になった方がいます本人が書いた本ですが。たしか題名は「うつ病になった精神科医」だったと思います。
ノイローゼになった精神科医も知ってます、この方の場合は重度の精神病患者と接していると自分もおかしく成るのではないかとの不安で仕事が出来なく成ったそうです。
有る精神科医ですが、うつ病に成る人はなる、ノイローゼになる人は成ると読んだ事があります。その精神科医でしたか忘れましたが、精神医学でも心理学でも学と付くものは自分を救うには役に立たないと(実際専門化が精神疾患に成ってるのですから)。
哲学も精神医学も心理学も自分を救うのには役に立たないのかも知れません。
勿論、他人を救うのには役に立つのでしょうが。
基本的に自分の力で成ったのでなく自分の力で治るものではないのではないでしょうか?心は絶対他力で生活の問題は自力
勿論うつ病となると病気の範囲でしょうから他力だけではすみません。
専門の先生に掛かる薬等も服用し治療が必要だと思います。
なんとなく判って頂ければ幸いです。
>他人を救うのには役に立つが、自分を救うのには役に立たない。
公案みたいですね。
これって禅(不立文字)にとっての言葉や文字の役割と同じことなんですかね。
>自分の力で治るものではないのではないでしょうか?
そうだとしても病気になったのは間違いなく本人の考え方が原因だと思います。
なので、治療というよりは予防という意味で哲学が有効なのではないだろうかと思います。
なんとなくおっしゃりたいことはわかるのですが、ri-zyuさんが言われている『自分を救う』といのはたぶんもっと上のレベルの話だと思います。
それに比べれば私の言っているのはどちらかというと人生哲学みたいなものですので。
No.11
- 回答日時:
有名な哲学者でも、「うつ病だった(可能性が高い)」人物は沢山いますよ。
一番有名なのは、ニーチェとキルケゴールでしょうか。
他にもJ.s.ミルとかもうつ病に掛かった事があるみたいです。
いかは、哲学者じゃないけど有名どころは、ミケランジェロ、チャーチル、ヘミングウェイ、トルストイ、島尾敏雄、梶井基次郎などなど、、、。
結構、思想家や「哲学をする」人にうつ病の人は多いです。
もちろん、「うつ病」という病気が分ってきたのは、戦後に心理学や脳科学が発達してからです。
なんで、かれら過去の偉大な人たちの「うつ病説」は、伝えられたエピーソードなどから類推して、「うつ病の可能性が高いだろう」という仮説です。
ただ、いろんな精神科医や心理学者が指摘しています。
ただし、、、
通説なのか迷説なのかは、確認出来ていませんが、「哲学者は自殺をしない。反面、思想的な作家は自殺をする。」と言われます。
確かに、「絶望」に関して考察したキルケゴールも、狂気に取憑かれたといわれるニーチェも自殺でなく病没ですね。
反面、芥川龍之介やらヘミングウェイやら結構自殺した作家って多いですよね。
まぁ、昔受けた講義で大学教授が言ってた事なんで、裏は取れてませんが。
うつ病の哲学者は自分で何とかするでしょうからほって置きましょう。
問題解決の方法をうまく提示できるか、その一点だけなのかもしれません。
ご回答ありがとうございました。
No.10
- 回答日時:
何だか質問者様は「哲学はうつ予防に有効である」という答えを持っていらっしゃって、それを他の人に訴えたいだけのように見えるので、ムダっぽいですが最後に「私の経験」を書きますね。
これは経験ですから、否定されても困ります。
私は客観というものが理解できず悩んでいたので、抑うつ状態になりかけの時にカントの純粋理性批判の入門書を読んでいました。
でも、わからなくなるのです。自分が思い込んでしまっている思考と異なる展開についていけなくなりました。
私の学力は一般より高い方です。専門は哲学ではありませんが、一応大学院も出ています。
だから元々理解力が足りなくてそのような事態に陥ったわけではありません。
思考に柔軟性がなくなり、抑うつ状態に陥る。
それは哲学をしているからといって防げるものではありませんでした。
これが質問に対する私の答えです。
哲学しましょうと言われてもそれすらできなくなるのがうつ病(抑うつ状態)の現実です。
もちろん全てのケースにおいてそうだと断言するつもりはありません。
ただ、このような現実があることを少しは理解していただきたい。
No.9
- 回答日時:
テーラワーダ仏教を学んでいるものです。
他の哲学は解りませんが。
サンガ出版の「仏法」のような、論理的・道徳的・理性的・実証的なものかを重要視する哲学ならどのようなものでも、妄想概念を膨らませることなく実践に映れると思うので、有効な面もあると思います。
慈悲喜捨の心を育てる「慈悲の瞑想」や、妄想を抱かないでありのままを観るための訓練「ヴィパッサナー冥想」なども同じく有効だと感じています。
逆に妄想を膨らませたり、自分や他人を非難したり、圧力をかけたりする類のものは危険なものとなる可能性が出てくる気がします。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
哲学も宗教も色々でしょうからすべてが有効とはならないでしょうね。
心理的な逃避の手段として使われたら危険この上ないでしょうから。
正しく考えるということが重要なのでしょう。
ご回答ありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
なんどのなんどもすいません。
これで止めときます。> たとえば仏教思想って哲学じゃないんですか。
仏教思想或は仏教哲学これは学問体系としては素晴らしいです。でも仏教の本質は仏教哲学思想の中にはないです。
西田幾多郎先生の善の研究でしたか、仏教(禅)を思想体系付けたものですが、禅は不立文字(理屈でない・無分別)と言いながら思想体系付(理屈で組み立てる)けています、矛盾です。
生死・心の問題も矛盾は矛盾のままで解消かもしれません。
なんどもなんども失礼しました、哲学を否定している訳ではないです。
禅もたくさんの宗派が存在しているようで、禅ですら矛盾を含んじゃっているんじゃないのかしらと超門外漢は思ってしまいます。
私は理屈には理屈の役割があり、それは悟りとは無関係ではないと思っているんですが、まぁそのうち自分自身でそれを見出すことにいたします。
ご回答ありがとうございます。
No.6
- 回答日時:
ON2です。
心の中で理想と現実は離れる様に出来ていますよ(人は不安に成るように)。
一時的に(一元)安心、になっても必ず離れます。
悟とは不安安心の底を観る物だと思います、これは智・分別・思案・理屈でなく、思考停止(無分別の分別)
哲学は分別ですから、分別では不安・安心 生死の問題は解決付かないと思います。分別は理想現実はなれる様に出来てますから。
内見るは煩悩なり外見るは悟なり。
内見る、思案(自分を救おうとする)は精神衛生には、逆に良くないと思います(危険)。
たとえば仏教思想って哲学じゃないんですか。
哲学とは宗教とは何ぞやといわれても正直返答に困るのです。
自分に都合のいいように解釈していますので、専門家から見るとふざけんなと言われかねませんがそこら辺はご容赦ください。
救われるのであれば何でもありです。
ご回答ありがとうございました。
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