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宜しくお願いします。
藝大和声一巻でV7(属七基本形)の構成音は2パターンあると説明されています。
(上三声の第五音を省略して根音を加えるモノと、構成音を全部使うモノ)

一巻ではVIに接続するV7の場合は後者を使う。
曲尾の全終止では後者を使う。
と説明してくれていたのですが、
二巻のII7の後続やドッペルドミナントの後続では
特に説明がありません。
例題を見るとII7の後続は後者、
ドッペルドミナントの後続では両方使われています。

特に説明が無い場合は、どちらを使っても良いのでしょうか?
例題を見る限り、音があまり飛ばない様に使い分けている?気がします。

A 回答 (5件)

ちょ、ちょっと待って、すべてが好きな方をというワケじゃないんだからね。

鍵盤和声はともかく4声で練習を積んでいく間はちゃんと第1巻に書いてある規則を頭に置いてくだちゃいよ。面倒臭いと思うかもしれないけれど規則に縛られての練習はとっても大事だよ。常に平行5度、平行4度、隠伏5度、平行8度、3度の重複等々に目を光らせて勉強することはいつかきっと実を結ぶからね。特に説明がないってことは既にどこかで説明されているってことだと思って復習を!
「藝大和声」って池内先生のB5版の教科書だよね。あれは本気で和声を勉強するための教科書だし、本格的スギル気配を感じるし、用語、記号も現代のアメリカやイギリス(オックスフォードやハーヴァード)の教科書に比べて事を難解にしていると思うので、もう1冊、別の教科書を持った方がいいかも。
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この回答へのお礼

はい解ってます。
取り合えず、予め乗ってる例題を分析して
偉い人(笑)がどう設定しているか確認し直します。

別の教科書には興味があるのですが、
日本でこれより良い独学用の本は存在するのでしょうか。

お礼日時:2008/05/07 00:03

追記。



ちょっと今の問題からははずれるけど、クセジュ文庫の「和声の歴史」はいい本だよ。どこの本屋にもあるし安いから是非読んでみて。
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この回答へのお礼

解りました、必ず読みます。
ご丁寧に対応していただきありがとうございました!

お礼日時:2008/05/07 09:17

>別の教科書には興味があるのですが、


 日本でこれより良い独学用の本は存在するのでしょうか。

んんん・・・チョー難問。
はっきり言って、ない!・・かも。(全部に目を通してるワケじゃないから)

英語は苦手? ある程度イケるんだったらWalter Pistonの「HARMONY」が絶対オススメ。(Victor Gollancz, London)

なにしろ芸大の大先生たちの名著は芸大の中でしか通じないような用語を使うので好きじゃない。下総先生や島岡譲さんの本をやってからもう一度池内本に戻ると理解しやすくなるかも。ピストンの改訂版らしき本も翻訳されてるけどなにしろ1万円超なもんでまだ読んでないんだ。
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擁するにこういうことだと思います。

ハ長調で説明するよ。

和声課題では3度音の重複は禁止されています。属七和音には減5度(FとH)という不協和音程が含まれているためこれを解決へ導かなければなりません。FはEへ、HはCへ移行することによって解決がなされます。
GHDF(基本形、密集)からの移行を例にとると、完全終止の場合、G→C(下へ)、H→C、D→C、F→E となってGがないものの主和音へ解決です。
VIへ移行する場合、G→A、H→C、D→C or E、F→E となりますが、D→Cの場合はVIの3度音であるCが重複、D→Eの場合はG→Aに対して平行5度の禁則破りとなりどちらも×。で、Dは使うことすらできないということになるワケです。
解りにくかったら五線紙に書いて確認してね。

こういう具合に4声課題では各声部の進行に細心の注意を払って禁則を全うしなければならないのです。鍵盤和声では許されていることでも和声の課題ではキツイ掟があるので勉強になるんですねえ。

最初はこの質問で何を聞こうとしてるのか判らず1日おいて今日何度も読み直してみました。たぶんこの回答でいいと思いますがもし見当はずれだったら補足質問してください。

なおオレの中では GDF も属七だと思っています。

この回答への補足

どうもありがとうございます。
質問内容が解り難くて申し訳ありません。
藝大和声1巻では
何かとV7(基本形)の構成音について、
「この接続では第五音を抜け、この接続では入れろ」と指示があったのですが。
二巻になると新たな接続の可能性が生まれても、
そういった旨の指示がないので質問しました。

ただ、アドバイスを頂いているウチに
好きな方を使えばいいか、という考えに行き着きました(笑)

補足日時:2008/05/06 20:52
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基本的にコードは、耳で判断して自然な方を使うといいです。

そうです、V7でなぜ第5音を外す場合があるかというと、和音の大事なところは根音と第3音だからです。Cのコードを弾くと、きれいですよね?しかし、クラシックの曲では、「ドとミ」のみでCをあらわしていることがあります。基本的に和音は、メロディーの音と重ならないように、というのが基本です。「レー」と長く鳴っている場合、それがGのコードだったら、ソとシのみ弾く、といった感じです。セブンスの場合、根音と第三音、7番目の音がなると、何のコードかわかるため、第5音が省ける、といった具合です。
ドッペルの方は、「ドミナントのドミナント」なので、ダブル、あるいはドッペルドミナントと言うわけですが(you know)、GのスケールのドミナントはD7、さらに次の和音はCのスケールで言うドミナントのG7になるわけです。
この進行は、II度m7→5度7(トゥー・ファイブ)や転調などでもよく使われます。バンドスコアを見ると大体、4度進行の後に、次の調のトニックにいくようになっています。
僕はクラシックピアノをやっているころ、どうやって和音を決めているのかが最大の疑問でした。自由に弾けるためにはどういう知識が必要なのだろう。和声学? うわ、難しい本! とやっているうちに、ポップスをやることになり、コードを知りました。で、中田義直さんのわかりやすい和声学の本に帰ってみた所、コードと和声学、両方の捕らえ方考え方、いいたいことは一緒だと気づきました。和音を理解するのは、コード進行から入って、より知りたい、和音学に進みたければ、和声学に、というのがおすすめです。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
中田義直さんの実用和声(これかな)はボクも持ってます。
コードと和声両方理解しているとイイですよね。

お礼日時:2008/05/06 20:52

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