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ある文章で「足実地を踏んで」とあったのですが、この「足実地」とは何でしょうか。
辞書にも見当たらず、ネットでも単語はひっかかるのですが、その読みすら分かりませんでした。
読みと意味を知っておられる方、宜しくお願いいたします。

A 回答 (3件)

はじめまして。



ご質問1:
<この「足実地」とは何でしょうか。>

「あし、じっち」と読みます。

1.「足」は「踏む」の主語、「実地」は「踏む」の目的語の働きをしています。


ご質問2:
<「足実地を踏んで」>

1.これは、No.2で回答されているように、足踏実地という漢文からの転用です。

2.漢文なので、足実地の部分を音読みすれば、「そくじっち」となりそうですが、それは正しい語法ではありません。

3.というのは、原文でご質問文のように、主語と目的語が「踏」という動詞を介して、語が離れている場合、その2語を続けて音読みにはしないからです。

4.例えば、足踏実地なら「足踏」を取り出して「そくとう」と読ませることはできますが、「踏」を超えて「そくじっち」とは読まないのです。

5.なぜなら、「足実地を踏む」の語順は「和語」に翻訳した場合の語順ですから、「足+実地」の部分は、和語としての並びであり、その並びのまま熟語にすると、原文の意味を違えてしまうのです。


ご質問3:
<読みと意味を知っておられる方>

1.読みは「あし、じっちをふんで」となります。

2.意味は
「足が、実際の地を、踏みしめて」
→「確実に足を地につけて」
→「しっかりと地に足のついた」
→「土台のしっかりした」「堅実堅固な」
という意味で使われます。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

詳細に書いて頂き、ありがとうございます。
大変よく分かりました。

お礼日時:2008/05/16 10:21

「そくじっち」という言葉があるということは存じませんでした。



これまで私は、「足実地を踏んで」とあれば、「足、実地を踏んで」と読んでいました。
今すぐ典拠を示すことはできませんが、漢文で「足踏実地」というタームを見たことがあります。これを訓読すると、「足、実地を踏む」となります。訓読する時に、主語と目的語の間に読点を入れるのを嫌う方もいらっしゃいますから、「足実地」となってしまっているのだと思います。

意味としては、「足が地についていて、堅実な」というような意味合いです。
前後の文章がないので何とも言えませんが、このような意味で通じないでしょうか。
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「そくじっち」と読みます。

「自分の足で、実地調査を行うこと」を意味し、派生して「実際にあることを経験してみること」という意味も派生しました。もともとは、考古学や測量などで使われていた言葉だと思われます。
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