プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんばんは。
どのジャンルに投稿すればよいかわからなかったのですが、本のことが知りたかったので、書籍にさせていただきます。

私は高校時代理系でした。
上京したかったので、親に相談したら、
「仕送りとかお金が色々かかるから、私立の理系は絶対やめて」
といわれ、文系私立を数学受験しました。
結局、国立理系に落ち、浪人も考えましたが、自分がこれ以上できないことを感じ、私立文系に進みました。
大学生活は充実してて、浪人してないことを後悔したことはありませんし、不満もありません。

けど、ひとつ心残りなことがあります。
自分の中で「まだ理系にかかわりたい」と思う気持ちがあるのです。
別に医者とかになりたいわけではなく、ただ高校3年間で培った数学や化学・生物(物理はとってません)を忘れたくないのです。

現在の学部では、環境学があるのでそれをとっています。
教授の講義は、細胞のつくりなど、まだ高校の生物とほぼ同じですが、むしろ雑談が高校生物の延長で楽しく、皆がつまらなそうにしているときに自分が身を乗り出して聞いていると、「私はやっぱりこっちの方向の人間なのだな」と実感します。
化学には高校卒業して以来まったく触れてませんが、図解を見たり、化学式を見たりして懐かしんでいます。もう一回問題を解きたいなぁ、などと思ってしまいます。
何より、数学です。
高校時代苦手だと思っていた数学ですが、3年間を通して数学IIICまでやり遂げたことは今でも私の誇りですし、大学入って統計学をやり始めてから、「生活にまったく関係なくても、やったことは覚えていたい」という意識が強まりました。

書店で新書をチェックして、理系の本を買っています。
最近は「生物と無生物のあいだ」を買いました(一概に理系の本とは言えないかもしれませんが)。数学も「東大数学を解いてみる」(みたいな感じ?)のものもあり、次回は何か数学の本を買いたいなぁと思いました。

こんな私が読むとおもしろい・ためになる本はありますか?
現在大学1年ですので、まだ高校の内容は覚えています。
生物・化学・数学、の本を教えてください。多少難しくてもいいです。参考書・問題集・新書、なんでもいいです。
また、もし簡単な物理や地学の本があれば是非読みたいのでお願いします。

それからこれは、どうしてもではないのですが、
◆もし、理系の仕事に進みたいと思ったら、やはり理系の学部に進まないと駄目でしょうか?
医者ではなく、たとえば生物学者とか。
今は理系の仕事につきたいと思ってるわけではありませんが、もし将来思ったら、自分でお金を稼げるようになって、もう一度大学受験しようとも思っています。
◆私は現在語学系学部なのですが、理系で政治経済をとっていたため、日本史・世界史の詳しいことはしりません(必修である1の範囲ならわかりますが)。ですが、来年留学することが決まり、自国の歴史を知っておきたいと思いました。いい本はありますか?
「嫌韓流」などの歴史問題・特定の国を扱ったものではなく、できれば原始~現代の流れを書いて、なおかつ日本人なら知っておきたい人物がほとんど書かれているようなものがいいのですが^^;やっぱり高校の教科書がいいんですかね。漫画でも新書でもかまいません。


急ぎませんので、どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

私は国立大学理学部化学科卒ですが、大学の化学は高度な数学、物理が必要です。

ブルーバックスなどを読んで興味が持てるようであれば、放送大学の自然の理解コースに入って勉強をしてください。
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ゴリゴリの文系です。

私は逆に、中学校の頃、ブルーバックスを多読していました。ただ、同時にルソー(社会思想家)とかも読んでました。

生物と無生物の間という点では、日本3大SF作家巨頭のひとりとされる小松左京の「復活の日」をお奨めします。ウイルス学や、重粒子線の概念が飛び交います。通常の放射能ではなく、重粒子線であることがポイントなのです。本当はカント哲学も分からないと、理解不能な箇所がごくわずかあるのですが、そんなものは無視!このカント哲学への言及、自分が大学での論文の後書きに使ったネタです。

笑いながら理科系の世界を垣間見るには、マーティン・ガートナー「奇妙な論理」と「奇妙な論理II」です。疑似科学にはまって、相対性理論は間違っているとか、地球内部は空洞だとか、わけの分からない主張をした人たちの話を紹介しています。

相対性理論に挑戦してみるのも良いですね。一般相対性理論だと文科系の数学では歯が立ちませんが、特殊相対性理論だと十分です。

岩波ジュニア新書の「元素の小事典」もお奨め。素粒子学のレベルとしては高くないのですが、それぞれの元素についての小話が出てくること、周期表が存在する意味をきちんと教えてくれること、それぞれの元素についての特性を説明してくれることなどでは、優れた本です。古い本なので、昨今の新書より、よほど内容が充実しているのです。新書は活字離れ対策として、どんどんレベルが落ちていますから。そもそも、元素の概念が分からないと、それより細かい粒子の議論はできませんから、この本は出発点としても有効です。物理は取っていないということであれば、この本からスタートするのが良いでしょう。

古生物学の本で平山廉「最新恐竜学」という本があり、これも興味深いものです。筆者の専門はカメで、恐竜をあまりに優れた動物であると考える必要はないというのが主張。恐竜の進化と大陸移動の関連、建築力学的に見た恐竜の身体構造、昨今の恐竜を過大評価する傾向に反対していることなどは、説得力のある議論です。ただ、逆に恐竜を過小評価する傾向があり、恐竜絶滅の原因は単に気温が下がったことだけだなどというのは、全く同意できません。それなら、熱帯地方に、今でも恐竜がいるはずです。また、彼のティラノサウルス評価は高くないのですが、これはその後の研究で、ティラノサウルは旧世代タイプの大型肉食恐竜の子孫ではなく、小型肉食恐竜が恐竜時代の最後に突如として巨大化したものであると考えられるようになったこと、ティラノサウルスの先祖と思われる小型恐竜ディロングに、鳥同様の羽の痕跡が見つかったことなどを考慮すると、平山廉のティラノサウルス評価は、既に説得力を失っていると思います。

世間では古生物といえば恐竜ばかりに人気があるのですが、実は哺乳類の先祖もかなり興味深い生き物です。残念ながら、この方面の本は、未だにマクローリン J. C. (小畠郁生・平野弘道訳), 消えた竜 : 哺乳類の先祖についての新しい考え, 岩波書店しか、存在しないようです。

理系の仕事について言えば、通信業とかコンピュータとかソフトウェア開発とかの分野なら、文系でも理系に劣らず働けます。基礎研究は理系でないと不可能ですが、結果だけを応用し、サービス化、製品化していく過程に文科系の人間が入ることは可能です。わたしは哲学専攻にして、ネットワーク屋のサービス開発をやっています。無論、技術者ではないので、主な仕事はマーケット調査と新サービスの企画立案・仕様書策定・需要予測・予算取りなどです。サービス開発自体は技術者にやってもらっています。しかし、このハイテク産業という分野は技術が日進月歩であるため、理系の出身者でも新技術の動向を追跡して勉強していく態度のない人は、本来の専門である技術知識においてすら、意識の高い文科系社員にあっという間に追い抜かれます。元NTTでISDN交換機のプログラムを書いていた人は、最近のインターネット通信の概念を全く理解していませんでした。ネットワークプラニング部長は、どのサービスにはどのケーブルとどのインタフェイスがあるかという知識で、完全に私より知識が下です。

日本史の勉強については、出版社は忘れてしまいましたが、20冊組くらいの子供向けの漫画形式のものが複数あります。その中で、南北朝時代の冊を開いてみて、冒頭の保護者向け説明の文章の中に、「楠正成と足利尊氏の、どちらがえらいのかという議論には意味がない。戦前の教科書では、後醍醐天皇に最後まで仕えた楠正成が英雄で、天皇にはむかった足利尊氏は反逆者だと教えていた。しかし、戦後になると、足利尊氏とは実は、武士や庶民の期待を担って新時代を開くために戦った人物ではなかったかという意見も出てきた」とあるものをお奨めします。漫画だけではなく、当然、保護者向きの解説も読んでください。なかなかの優れものです。社会科は暗記科目であるなどという教師の愚かさが一発でわかります。当時の歴史はどの方向を向いていて、なぜそのような事態が歴史的必然として登場してくるのか、保護者向けに説明があります。こうして、流れと概念で歴史を把握しないと、本当の意味での勉強にはなりません。
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理学部卒の理系です。


物理学分野も含みますがこのようなものはどうでしょう?

書名:1,2,3…無限大
著者:ジョージ・ガモフ
出版社:白揚社
対象:数学・物理学・化学

書名:トムキンスの冒険
著者:ジョージ・ガモフ
出版社:白揚社
対象:物理学・生物学

ジョージ・ガモフの作品は各学問の本質を分かりやすく書いているので読み物として最適かと思います。
上記の作品は物理学を知らなくても読めるのではないかと思います。

数学読み物に興味があるのでしたらこのようなものもおすすめです。

書名:フェルマーの最終定理
著者:サイモン・シン
出版社:新潮社
内容:フェルマーの定理が証明されるまでの話。数学の歴史に触れられる。

書名:すうがく博物誌
著者:森毅
出版社:童話屋
内容:すこしとぼけた数学辞書的絵本。クスリと笑える

森毅の作品は数学に興味があるのであればお勧めです。
とっつきやすいのは安野 光雅との絵本になるかとおもいます。

化学や生物は専門外なのですがジェームス・D・ワトソンの「二重らせん」は高校生のころ読んで興味深いと感じました。

理系の仕事に関してですが知人は文系学部卒ですがシステムエンジニアをやっています。就職活動時にサイト等で調べてみるのも良いのではないかと思います。
歴史は石ノ森章太郎の漫画、日本の歴史がわかりやすいと思います。

長文になりましたが勉強・留学がんばってください。
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