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葉緑体やミトコンドリアはもともとは別の生物が共存関係により生体内に住み着いたとテレビで聞きました。テレビでは「ハテナ」と呼ばれる
砂の中に住む生物もその例として紹介してました。
他にそういった例があれば教えてください!

A 回答 (5件)

ご質問者さんは,おそらく一般の共生ではなく「細胞内共生」の例がお知りになりたいのかと思います。

沢山ありますが幾つかを紹介します。また,この現象は太古の時代にのみ生じたのではなく,現在でも進行中の現象です。

(1)アメーバーの例(アメーバーとバクテリア)
1969年テネシー大学ジオン博士がアメーバーの生態を追っていたときに,毒性の強いバクテリアが侵入して,実験の為に集めたアメーバーが壊滅的状態になりました。しかし,その中でバクテリアに侵されているのに,生き続けている奇妙なアメーバーを発見し,よく観察するとそのアメーバーの中でバクテリアも生きていました。アメーバーとバクテリアの共生が起こったわけですが,共生開始5年後に中のアメーバーからバクテリアを分離させた時,アメーバーもバクテリアも単独では生きられず,死滅してしまいました。

(2)ミドリゾウリムシやミドリムシ・ミドリアメーバーの例(無藻ゾウリムシや無藻ミドリムシ・一般のアメーバーとクロレラ?の共生)
ミドリゾウリムシもミドリムシ(ユーグレナ)もミドリアメーバーも取り込んだ藻類と共生しています。これらの生物は葉緑体なしの無藻のもの(ミドリではありません)が存在します。それら無藻のものがクロレラ等を取り込んでミドリとなり光合成をするようになります。一般植物の葉緑体は2重膜ですが,これは藻を取り込む際に本体の細胞膜でさらに包み込んだからと考えられています。上記の生物の葉緑体は3重膜,4重膜等様々です。
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植物では最も有名なのはマメ科植物と根粒菌(マメがすみかを提供し、根粒菌が空気中の窒素を窒素肥料び変えてくれる。

豆にタンパク質が豊富なのはこのため)でしょうか。あとは地衣類(菌類と藻類が合体)とか、マツとマツタケをはじめとする菌根菌、ランとラン菌(ラン菌がいないとランの種子は発芽できない)などがあります。

動物では、ウシなどの反芻動物と胃の中に住む細菌(普通の生物には分解できないセルロースを分解し、消化できる糖に変えてくれる)が有名ですが、最近はサンゴと褐虫藻の関係が話題ですね。
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別の生物の共存ではありませんが・・・


別種の細菌の間でプラスミド(環状DNA)の受け渡しが知られています。抗生物質耐性菌が増える要因にもなっています。
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アンコウと言う魚はメスの体に雄がくっついて一体化してしまいそこで生きているようです勿論生きていくための栄養もメスから貰うそうですそ

う考えるとこれも共存かと思いますですから皆さんが食べているアンキモはメスの肝臓です
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アブラムシとブフネラとか, ミドリゾウリムシとクロレラの関係はどうでしょうか.

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