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こんばんは。

古文についての質問なのですが、次のような問題がありました。

(1)後に迎へに 来 む。
(2)春 来 ることをたれか知らまし。
(3)人々絶えずとぶらひ 来。
(4)和泉国に 来 ぬれば……。
(5)いづら、猫は。こちゐて 来。

漢字の「来」の場所のよみがなを答えろ。という問題なのですが、
自分の考え方が曖昧で判別がつきません。

自説としては
(1)こ
(2)く
(3)く
(4)き
(5)く
ですが、恐らく誤答でしょう…。

分かる方いらっしゃれば教えていただけると嬉しいのですが…。
また、判別の仕方なども教えていただければ幸いです。

A 回答 (4件)

「来(く)」は、カ変動詞で未然形・連用形・終止形・連体形・已然形・命令形の順に、「こ」「き」「く」「くる」「くれ」「こ(こよ)」と活用します。



(1)は、助動詞「む」の前ですから、未然形で「こ」と読みます。
(2)は、「こと」という名詞(体言)の前ですから、連体形で「くる」、「来」の部分だけなら「く」です。
(3)は、係り結びでもない、命令文でもない普通の文末ですから、終止形で「く」。
(4)は、助動詞「ぬ」の已然形「ぬれ」の前ですから、連用形で「き」と読みます。
(5)は、「どこ、猫は。こちらに連れてきて」といった意味の命令文。したがって「来」は命令形で、「こ」と読めば正解です。

活用についての問題では、
(1)普通の文末は終止形。
(2)「ぞ」「なむ」「や」「か」が上にあれば、文末は連体形。
(3)「こそ」が上にあれば、文末は已然形。
(4)文を途中でいったん止めるときは連用形。
(5)ひとつひとつの助詞・助動詞は何形に付くかが決まっていますから、その助詞・助動詞の接続を覚える。
こんな点をおさえて何形か判別してください。

では、大変ですが頑張ってください。
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この回答へのお礼

はい、事細かく丁寧に教えてくださり、感謝しています。

これを思い出しながら頑張ろうと思います。

お礼日時:2008/06/15 23:34

#1です、


(4)連用形は「き」でした f(^^;

お恥ずかしい・・・
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#1です、訂正



(2)は連体形で「くる」ですが、漢字の読みが問題なので、「く」が正しいです。訂正します。
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来(く)は、カ変動詞です。

「来」の活用はわかっていることを前提に・・・

(1)未然形接続である、推量の助動詞「む」があるので、「来」は未然形。しがたって、「こ」

(2)「こと」という体言(名詞)に続いているので、「来」は連体形。したがって、「くる」

(3)文末で、係り結びや命令の意味もなさそうなので、「来」は終止形。したがって、「く」

(4)連用形接続である、完了の助動詞「ぬ」已然形、「ぬれ」があるので、「来」は連用形。したがって、「く」

(5)文末ではあるが、文脈からして命令の意味なので、「来」は命令形。したがって、「こ」
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この回答へのお礼

簡潔にまとまっていて、且つ分かりやすい解説をありがとうございました。

とても分かりやすいです。

お礼日時:2008/06/15 23:28

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