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国語にはあまり詳しくないので、日常で疑問に思っている事が解決出来たらと思い、質問させていただきました。

まず最初に
・頭痛が痛い
・犯罪を犯す

これらの日本語はおかしいのでしょうか??
「頭痛が痛い」はなんとなくおかしい感じはするのですが、「犯罪を犯す」は間違っていないように感じてしまいます。

次に
「やきもちをやく」の「やく」は焼くと妬く、どちらが正しいのでしょうか?
私の想像ですが、これの語源は「怒って膨れている様子を、餅を焼いたときに膨れた様子とかけている」のではないかと思っていました。
なので、個人的には「やきもちを焼く」なのかと思っていたのですが、意味としては嫉妬ですよね。
それならば「やきもちを妬く」の方が正しいのかな、と疑問に思ってしまいました。

ふと疑問に思っただけなのですが、どうしても気になってしまいました。
宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

(1)「頭痛」は「頭の痛み」「頭が痛い」ということを漢語で表現したものですから、「頭痛が痛い」では「痛い」が重なってしまい、日本語としては誤った表現となります。

正しくは「頭が痛い」または「頭痛がする」となります。

(2)「犯罪」は「罪を犯す」ということを漢語で表現し名詞化したものですから、やはり「犯罪を犯す」では「犯す」が重なってしまい、適切とはいえません。正しくは「罪を犯す」または「犯罪をする」となります。「犯罪を犯す」は間違っていないように感じてしまうのは、そういう使い方が世間一般で使用される頻度が多くなってきているからだと思います。本来、間違っているのだけれど、一般に使われている言葉を俗語といいますが、「罪を犯す」も俗語表現になっていると思われます。

(3)「やきもちをやく」ですが、「嫉妬」の「嫉」は「ねたむ」、「妬」も「ねたむ」「うらやみ憎む」の意であり、「妬く(やく)」は、後付けの読み方になります。「焼き餅」はあくまで「焼く」ものですから「妬く」ではなく「焼く」でないと意味が通りません。「焼き餅」自体には「嫉妬」の意味はなく、「やきもちをやく」という慣用句で初めて、「嫉妬する」という意味が生まれますので。
なお、この表現も(1)(2)と同様な重複表現ですが、慣用句として使われますので、もはや間違いとはいえません。
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この回答へのお礼

なるほど、分かりやすい解説ありがとうございます。
焼餅を焼くは問題ないんですね。勉強になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/06/21 22:07

頭痛が痛いは間違いです。


頭痛=頭が痛い
ですから、頭が痛いが痛いとなるのはおかしいです。
頭痛がする、頭痛に悩むなどと言うのが正しいです。

犯罪を犯すは間違いではないと思います。
犯罪=法律に違反する行為
ですから、法律に違反する行為を犯すということです。

冗語法です。
こちらのサイトを参考にしてみては?
http://www.ne.jp/asahi/music/marinkyo/parolo/ple …

「焼餅を焼く」とは「焼いた餅を焼く」ではなく
「餅を焼いて、焼餅にする」意味だそうです。
「嫉妬」の「妬」という字を「やく」と読むことから
昔のシャレからこじつけて、嫉妬することを「焼餅を焼く」と言うようになったそうです。
ですから、漢字は「焼く」で良いそうです。
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この回答へのお礼

確かに、「犯罪を犯す」の方が分かりやすいですね。難しい位置づけの言葉なんですね~。
ヤキモチの意味が違ってましたか。うーん、残念。
でも、漢字は合っていたんですね。よかった。
回等ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/21 22:10

「頭痛が痛い」は誤りです。


正しくは「頭が痛い」あるいは「頭痛がする」。
「犯罪を犯す」も誤りです。
正しくは「罪を犯す」あるいは「犯罪を行なう」。

「妬く」を用いる場合は文章は単に「妬く」です。
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この回答へのお礼

正しいはずである「犯罪を行う」より「犯罪を犯す」の方が分かりやすく聞こえてしましますね。日本語って難しいものです。
疑問が解けてすっきりしました。ありがとうございます。

お礼日時:2008/06/21 22:09

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