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初めまして、私は、社会人1年目でまだ世の中の事がよく分らないので、教えてください。
(1)銀行国有化になったら、銀行の株を所有している人は、得をするのでしょうか?それとも損をするのでしょうか?
また、メリット、デメリットを教えてください。
私はあまり頭がよくないので、できれば分りやすく教えてください。
宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

金融再生法に従った国有化であればこんな感じでしょうか。



銀行が預金保護が出来ないほど危ないと金融再生委員会が判断し、裁判所に一時国有化する手続がされて、預金保険機構が株を全て買い取ります。買い取り価格は時価で預金保険機構が定めて新聞に告示します。
金融機関からは機構が強制的に買い上げるのですが一般投資家も株式をその価格で売る事ができます。
健全融資先以外の不良債権はRCCに移行し、銀行の買い取り先を探すわけです。買い取り先がなければ清算されます。
破綻していて銀行としての機能が維持できないという状況で既に損をしているのでそれ以上損にも得にもならないということです。

メリットは債権がリセットされること、預金が保護されること(そもそもこの制度は預金者保護が目的ですので)。
デメリットは清算の形をとらないので最終的に公的資金が使われ国民にしわ寄せが来る事でしょうか。

最近も話題になっている国有化ですが、「金融再生プログラム」は「特別支援」(日銀の特別融資、公的資金投入は預金保険法に従う)というやり方であり、国有化とは違うようです。
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(1)RCCとはなんですか?


整理回収機構という株式会社です。
住宅金融債権管理機構と整理回収銀行 が合併してできました。
住宅金融債権管理機構というのは、破綻した住宅金融専門会社(旧住専)を清算するために出来た国策会社でした。中坊公平氏が社長だったといえば分かるでしょうか?
整理回収銀行は、経営破綻した東京協和、安全信組の業務を引き継ぐ銀行「東京共同銀行(政府、日銀、民間金融機関の共同出資?)」が前身で、銀行の不良債権を回収していました。

(2)特別支援と国有化は具体的にどの様に違いますか?
前提となる法律も方法も会社が存続するかしないかも全部違います。
国有化は金融再生法に従って破綻したのを受けて株式を全部買い取りして売却あるいは清算します。
特別支援では日銀が特別融資をしたり、場合によっては預金保険法等に従って公的資金を投入するかも。という事でなんとか存続させようとしています。
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