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高3男子 ただいま受験生が
今 無償に泣きたいらしい・・・
泣ける本があったら教えてください!

A 回答 (5件)

どこの出版社か忘れましたが、「少女ミーシャの旅」は、泣けますよ。



ホロコーストの吹き荒れる第二次大戦中のヨーロッパを、強制収容所に連れて行かれた両親を探して旅したユダヤ人少女の実話です。
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この回答へのお礼

ありがとうございますm(__)m
色々泣ける本を教えてあげられそうです。

お礼日時:2008/09/16 17:13

二つの作品を挙げます。

二つとも子供の視点で描かれた作品です。

◆ 中 勘助 『銀の匙』
受験勉強の息抜きにちょっと読んでみたら、読むのがやめられなくなり、結局数時間かけて読み終えてしまいました。独創的な擬音語・擬態語が多用されていて、独得の語法やかなづかいに最初はとまどいをおぼえますが、他の作家には求めようもない独自の世界に引き込まれていきます。読んでいるあいだずっと、おでこに涼しい風が吹きつけてくるような気がしたものです。なんの政治的・思想的主張ももっていないはずの一章一章の連なりであるのですが、読んだ後に振り返ってみれば、教育学・倫理学・哲学・生物学・国際問題などをそれとなく扱っていたのではないかと考えてもいいような内容であったことに気づきます。それらを目的意識とやらをもって別個別個に論じていたのなら生気のある作品とはならなかったでしょうが、作者の体と心をもって事象を捉え、表現したからこそ、それらのものがばらけずに有機的に統合したものとなったのだと思えます。

◆ 豊田正子 『綴方教室』
最初はつたない文章しか書けなかった小学生の女の子が、学校の先生の指導を受け、文章を書くこと・自分を表現することに喜びを見いだし、ついには投稿した作文が全国的な学童文芸誌「赤い鳥」に掲載されるまでになります。当初は指導した先生名義の教育ドキュメンタリーだったのですが、後年は、指導された豊田正子名義の文集として出版されることになりました。昭和初期の貧しいブリキ屋一家の生活の様子が描かれています。ある年の正月すぎの豊田家の窮状を描いた一文には特に胸をかきむしられます。文盲であるはずの母親や父親の、話し言葉の表現の豊かさに驚かされます。読んでいて辛くなるところも多いのですが、読み終えた後は、どういうわけか人生に対して肯定的な気分になっています。この作品を、おおみそかから正月七日までかけて一冊読み通すのが、私の毎年の恒例行事になっています。

あともう一つ、

◆ ドストエフスキー 『死の家の記録』
ドストエフスキー自身の獄中体験が基になっている作品です。
ちょっと長いかもしれませんが、作品の真ん中よりもうちょっと前ぐらいの部分まで、純真なタタール人青年アレイとの交流を描いた箇所、アレイが出所して行く場面までは何とか読み通してほしいものです。
語り手である主人公はアレイに、刑務所内で唯一所持を許されている書物、聖書を使ってロシア語を教えます。アレイはタタール人でイスラム教徒なのですが、聖書の内容を肯定的に受け取ります。やがてアレイはロシア語の読み書きを完璧にマスターし、アレイもその兄弟たちも主人公に対して熱烈に感謝の念を示します。
すべての言語に訳されてほしい、文学作品の名場面の最高峰の一つだと思います。
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この回答へのお礼

詳しく内容まで教えていただいてありがとうございましたm(__)m
早速 教えてあげたいと思います。
この高3男子は、むつかしい本ばかり読んでいて
私が 吉本ばななの「つぐみ」を貸してあげたら「つぐみ」が理想の女性だと言ってました。

お礼日時:2008/09/15 18:11

ニコラス・スパークスの本はどれも泣けますよ^^

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この回答へのお礼

ありがとうございますm(__)m

お礼日時:2008/09/14 15:38

私は小説類については大分晩生(おくて)で、高校生も終わりの方になってからやっと読み始めましたが、そんな私がはじめの頃読んだ『フランダースの犬』は泣けました。

若い方には良い本だと思います。

最近読んだ本では『今昔物語集』巻12の19(貧しい盲女が薬師如来におすがりする話)で盲女が自分自身の運命を受け入れる告白の言葉には泣かされました。しかしそれは、私が歳を取って涙もろくなったからかもしれません。若い方はどう反応するか、見当がつきません。受験生とのことですが、この話は短いので、受験勉強用に読んで、泣けたら泣いてみるのも良いでしょう。ただし、文法にはこだわらずに、内容を味わって下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございますm(__)m

お礼日時:2008/09/14 15:39

浅田次郎『壬生義士伝』上下


http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4167646021.h …

高橋克彦『火怨』上下
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4062735288.h …
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この回答へのお礼

ありがとうございますm(__)m

お礼日時:2008/09/14 15:37

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