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断熱を目的としたリフォームを検討中です。住所は兵庫県北部で冬は寒さが厳しいところです。築25年ほどの在来工法2階建て、窓はシングルガラスのアルミサッシ、壁の断熱は50mmグラスウール10Kです。床は押出し発泡スチレン20mmの上に14.5mmのパーケットフロアです。1階の床面積は75m2です。コストをかければ断熱性能は向上するのは十分理解しています。コストと性能のバランスについて、識者のご意見をお聞かせ下さい。
1)業者は当初、現在の床板をはがし40mmのスタイロフォームをいれ、15mmの無垢材にする、と言っていました。見積もりが高かったため、コストダウンの相談をしたところ、現在の床板の上に直接15mmの無垢板をはる、という提案がなされました。もしこれで寒ければ、床下にもぐって40mmの断熱材をはりつければよい、とのことです。当初の計画と断熱性能にどの程度の差があるのでしょうか?コストダウンとの兼合いにもよるでしょうが、識者のご意見をお聞かせ下さい。
2)当初、サッシをすべてPGアルミ樹脂サッシに入れ換える予定でしたが、コストの関係で一箇所の掃き出しサイズ以外はすべて内窓(インプラス)を提案されました。窓枠部分の室内空間がなくなるのが気になります。ほかに留意すべき点はないでしょうか?性能アップ、コストダウン、気になる留意点を総合的に判断して決定したいと思いますので、ご教示下さい。
3)壁断熱は100mmのウールを提案されています。パンフレットを読む限り、断熱性能は向上し、耐久性も問題ないようです。壁紙もやりかえるついでに石膏ボードをはがして断熱材を入れ換える予定です(コストの都合で1階のみです)。このリフォームについて、性能アップとコストのバランスについて、識者のご意見を賜りたいと思います。
4)この質問は断熱とは関係ありません。2階の6畳の2室の壁を取り払い、1部屋の寝室にしようと考えています。ところが取り壊す壁の中にある柱ははずさないほうがよい、と言われました。理由はその柱が支えている梁の太さが105mmx150mm(長さは2間です)なので強度がもたない、とのことです。梁の上は瓦屋根の重量を支えるぐらいの強度でいいと思いますが。部屋の真ん中に邪魔な柱があるのはとっても気になります。梁を太くすることで対応するのはコストがどのくらい高くなるのでしょうか?

A 回答 (2件)

1)


木材の熱伝導率は、0.15W/mK程度です。
一方、押出法ポリスチレン3種は、0.028W/mK。
http://www.sotodan-souken.com/list/
木材は、同じ厚さで、5倍ほど劣ります。
元の床材が15mmの木だっとして、そこに無垢材を貼った場合、30mmの木にしかなりません。
断熱効果は、スタイロがあるのに比べ、1/5にもなりません。

コストダウンだからといって、断熱材を省くという提案をするというような提案をする業者は、おかしくないでしょうか。
無垢材に断熱効果は期待出来ませんから、高価な床材を使う前にきちんと断熱材を入れるのが先決でしょう。

2)
デュオPGは、単なるアルミフレームで、ガラスはペアになっても、フレームは全く断熱に配慮されていないサッシです。
トステムならシンフォニーウッディ/マイルドを使うべきですし、ウェイトの大きな施工費考えれば、これらが提案されてしかるべきでしょうし、ガラスもLow-Eを選ぶべきです。
http://www.tostem.co.jp/lineup/sash/dannetu/symp …

コストダウンで、インナーサッシ(インプラス)ならば、デュオPGよりは断熱効果は高いでしょう。
樹脂フレームですから、2重サッシ全体として、窓からに冷えは少なくなると思います。
掃き出し窓は、熱損失も大きいですから、ペアガラスのプラマードなどを使うべきでしょう。
http://www.ykkap.co.jp/products/pdf_list/pdf/win …

3)
ウールって、もしかして羊毛のことでしょうか?
もし、そうだとすると、コストが問題なのに、こんな高いものを使うのはバカげています。
熱伝導率も、高性能グラスウール16kより劣りますし、メリットは何もありません。
内部結露の心配無いなどと宣伝もされているようですが、結露条件を長時間満たせば、結露しますから、防湿層を施工しないのは危険です。
高性能グラスウール16kかロックウールをお勧めします。
いずれにしても防湿層は必要です。
なお、在来工法の場合、必須とも言える気流止めがなされていないケースが多いようですが、断熱材の効果が得られませんから、これらも必要でしょう。
住宅金融公庫の工事仕様書にも通気止めとして載っていますので、次の7.4.10項(114ページ)~をご一読ください。
http://www.itcprince.jp/17140653jikugumi.pdf
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
リンク先のデータをしっかり読んでみたいと思います。データが全てではないと思いますが、客観的な判断基準を持った上で、経験談などを参考に自分で決めていきたいと思います。

お礼日時:2008/09/18 12:16

コストをかければ何とでもなります。

しかし、一般庶民にとってはこのコストが最もハードルが高くクリアできないのが通例です。したがって、コストと性能のバランスを考えて妥協できる着地点を見いだすしかありません。築30年の我が家も5年前にリフォームしました。リフォーム仕様はEddy176さんとほとんど同じでしたので、その経験談です。

<1)現在の床板の上に直接15mmの無垢板をはる、という提案がなされました。
この案は実質的に断熱効果はないと思った方が良いでしょう。当初の業者提案通り40mmのスタイロがよいでしょう。コストが問題であれば、15mmの無垢フローリングを12mmの合板フローリングで我慢するしかありません。壁より床を重視して下さい。寒さは足元からと言います。

<2)当初、サッシをすべてPGアルミ樹脂サッシに入れ換える予定でしたが、コストの関係で一箇所の掃き出しサイズ以外はすべて内窓(インプラス)を提案されました。
内窓設置による室内空間の犠牲を嫌うのであれば、PGアルミ樹脂サッシからアルミサッシのペアガラスに変更してコスト低減を図りましょう。サッシは断熱ではありませんが既存のシングルに比べずっとましです。ただ暖房器具には気をつけて下さい。石油ストーブやファンヒータを使うと室内に大量の蒸気が放出されますので、サッシは結露します。

<3)壁断熱は100mmのウールを提案されています。
コストを考えれば10Kのグラスウール100mmmしかないでしょう。16Kや高性能16Kのグラスウールを使えれば更によいと思いますが、コストは大幅にアップします。

<4)部屋の真ん中に邪魔な柱があるのはとっても気になります。梁を太くすることで対応するのはコストがどのくらい高くなるのでしょうか?
じゃまな柱をとりたいのであれば梁を太くするしかないでしょう。我が家も2間続きの6畳間を1部屋にしましたが、やはり梁を交換しました。各部屋に押しいれがありましたので、都合3本の柱を撤去してくれと依頼しましたが、結局強度上の問題で1本しか撤去できず、そこを梁で補強しました。残る2本の柱が邪魔したが、その残った柱間に、飾り棚(表側1/3)と収納(裏側2/3)を造ってもらいました。結果は大正解。
梁の交換は、1本あたり、材料費で1万円、工賃で2人工(4万円)ぐらいはかかるでしょう。ただし、周辺の壁・天井を壊しますので、その修復費用が必要でしょう。業者に確認した方が正確な数値が出ます。

それから、既に業者が決まっていれば無理でしょうが、まだ契約していないのであれば、複数のリフォーム業者から見積りをとることをお勧めします。数十万円は違ってくるケースがあります。
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この回答へのお礼

実体験に基づいたアドバイスありがとうございます。業者と話し合っていると、ついつい当初の目的を忘れてしまい、業者の思う壺に入り込んでしまいます。せっかくのリフォームですので、慎重に検討していきます。

お礼日時:2008/09/22 22:53

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