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「行(ぎょう・おこなう)」は今でも小学校で習う漢字だとは思いますが、
今の小学校はこの字の送り仮名をどのように教えているんでしょうか?
私は「行う」と習いました。
以来、ずっとそれが正しいと思って使って来ました。
ですが、社会に出てから「行なう」と書く人に出会ったり、
看板や雑誌、HP等に「行なう」と書かれていたりするのを目にします。「行う」と「行なう」、これって一体どっちが正しいんですか?
もしかしてどちらも容認されていたりするとか??
私の経験上、年が上になるほど「行なう」を使う人が多い気がします。

A 回答 (6件)

こんにちは。



>>>私の経験上、年が上になるほど「行なう」を使う人が多い気がします。

あはは。私もおっさんです。
かなりおぼろげな記憶ですが、小学校時代に、当初、
「おこなう」→「行なう」
「あらわす」→「表わす」
と習っていたのに、
いつしか、国語の教科書に「行う」、「表す」と書かれているのを見て、
「おやっ?」と感じたことがことがありました。

・・・・・と思って、今調べてみたら、
http://home.hiroshima-u.ac.jp/er/Etc_N_K1.html
「1973年(昭和48) 改定送り仮名の付け方」の項を参照。


蛇足
「行った」と書いて、読み手が「いった」と「おこなった」を取り違える可能性がある場合には、
私は、個人的には、「行なった」と書くようにしています。
常用漢字の送りがなではないことは承知の上でです。


以上、ご参考になりましたら。
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この回答へのお礼

なるほど。
やっぱりそういうことなんですね。
だから年が上になるほど「行なう」を使うんですね!

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/23 22:44

#3です。


補足しす。
1.他の方の回答は順序が逆です。
1959年07月11日
送りがなのつけ方の実施について(昭和三十四年内閣訓令第一号)
から
1973年06月18日
送り仮名の付け方の実施について(昭和四十八年内閣訓令第二号)
までの14年間は「行なう」が本則だったのです。

2.「捕」は「当用漢字音訓表」(1948年) では「ホ」という音と「とらえる」という訓しか認められていませんでした。
「とらえる」は下一段活用ですから「捕える」となります。
これは「おさえる」のうち「抑える」では「さ」を送らないのと同じです。
「常用漢字表」(1981年) では「捕」に「とる」という訓が追加されました。
その結果“他の活用語を含むもの”として、「捕る」→「捕らえる」が本則になったのです。
これは「おさえる」のうち「押さえる」では「さ」を送るのが本則であるのと同じです。

3.『広辞苑』は凡例で、“慣用等を考慮して是と思われるものを採った”むねの断りがあったように記憶しています。
ですから、他の辞書が「冷(や)す」とする場合も「冷す」としていたと思います。

4.質問から離れますが、当用漢字時代「危」の訓は「あやうい」だけで、「危(あやう)い」でしたが、常用漢字で、「あぶない」の訓が認められると同時に「危うい」、「危ない」と書くことに変更されました。
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現在は、「行う」と書くのが正しいとされています。


昭和56年ころ(正確に記憶していません。)までは「行なう」と書くのが正しいとされていました。
「送り仮名の付け方」は、公用文(官庁などが作成する文書)が官庁ごとに違っていては好ましくないので、統一するために国語審議会の答申を受けて、内閣告示により目安として示されるものです。
したがって、文学作品のような場合はもとより、一般の文書は、読み誤りのないように送り仮名をすれば、それほど神経質にならなくても大丈夫です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
送り仮名の付け方ってそうなっているんですね。
でも、ということは「行なう」は間違いではないってことですかね?
それもスッキリしませんねー、紛らわしいというか。
国語審議会にはっきりしろといいたい…。

お礼日時:2008/09/21 17:50

1959年の「送りがなのつけ方」では、


「行なう」「表わす」「断わる」が本則で、「行う」「表す」「断る」は許容でした。

1973年の「送り仮名の付け方」で、
「行う」「表す」「断る」が本則で、「行なう」「表わす」「断わる」は許容と変更されました。
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この回答へのお礼

おーなるほどー!!
そういう経緯があるんですね!少し納得!
でもそれはそれで教育的にも紛らわしいですよね!
どちらかに統一して欲しいものですね。
今「行う」で教えているのならそれが一番いいんじゃないかと思います。

お礼日時:2008/09/21 17:45

おこな・う【行う】


「広辞苑」にも、こう載っています。

ただし、キーボードでは、「おこなう」と打ち込むと、
「行う」、「行なう」と、二通りの変換があります。

また、辞書にも、「捕らえる」、「捕える」と言ったように二通りの送り仮名が書かれている例は、少なくありません。

「行なう」も、確かに多く見かけます。
今は、「俗な使い方」なのかもしれませんが、そのうち辞書にも載るようになるのかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
広辞苑に載っているんだったら「行う」が本当は正しいんでしょうね!
でもそれならそれでパソコンの文字変換は腑に落ちません…。
何故両方出て来るんでしょう…??
国語的に「俗な使い方」でもOKということでしょうか。

ちなみに漢字検定ではどちらが推奨なんでしょうかね?

お礼日時:2008/09/21 17:42

現在の小学校でも「行う」と教えていますよ。


「行なう」はまちがいですがかなり広く通用しているので、そのうちに正しいと見なされるようになるかも知れませんね。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
今でもやっぱり「行う」なんですね!

「行なう」間違いなんですか?
じゃあ何故あんなにあちこちで使われ、たくさんの人が使っているんでしょうか?
それに、何故パソコンの文字変換の選択肢に出て来るんでしょうか?

お礼日時:2008/09/21 17:36

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