アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

3.9gのアセチレンC2H2と標準状態で11.2Lの酸素を燃焼させた。この反応後、反応せずに残る酸素は何gですか。
という問題です。

この問題のわかりやすい解説をお願いします。

A 回答 (2件)

アセチレン(分子量26)3.9gのモル数が焦点、3.9/26=3/20=0.15 (mol)ですね。


11.2Lの酸素、標準状態で11.2/22.4=1/2=0.5 (mol)
アセチレンの燃焼式は、
C2H2 + 5/2 O2 → 2CO2 + H2O
アセチレン1molが完全燃焼するには 2.5molの酸素が必要ですね。
では0.15molのアセチレンが完全燃焼したらどれだけの酸素が必要でしょう。
0.15 × 2.5 = 0.375 (mol)
では残りは、
0.5 - 0.375 = 0.125 (mol)
酸素分子の分子量32ですから、
0.125 × 32 → ? ^o^
    • good
    • 0
この回答へのお礼

本当にわかりやすい説明ありがとうございます。
今、セミナー科学という問題集を説いているんですが、さっぱりで((汗

やっぱり専門家の人の意見はわかりやすく、ポイントをついているなぁと思いました。本当にありがとうございます!!

お礼日時:2008/10/19 21:31

まず最初に化学反応式を作成します。



C2H2 + O2 → CO2 + H2O
1)反応物中、炭素と水素はアセチレンのみ、
  生成物中では炭素は二酸化炭素のみ、水素は水のみなので

 [1]C2H2 + O2 → [2]CO2 + [1}H2O ・・・・(1)

2) 生成物中の酸素は、[2]×2 + [1]×1 なので 5

3) 酸素は2原子の酸素をもち、酸素のみに含まれるため

 [1]C2H2 + [5/2]O2 → [2]CO2 + [1}H2O ・・・・(2)

4) 整数に直す
 2C2H2 + 5O2 → 4CO2 + 2H2O ・・・・(3)
★ここは、整数に直さなくても良いので、(2)式で次に進みます。

5) アセチレンと酸素の分子量を求める
 12.0×2 + 1.0×2 = 26.0
 16.0×2 = 32.0
6) (2)より、
 [1]C2H2 + [5/2]O2 → [2]CO2 + [1}H2O ・・・・(2)'
   26.0g : 32×(5/2)g
 = 3.9g : X     比例式
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 [{32×(5/2)}×3.9 ]/26.0   内項の積=外項の積 より
 =  (32×5×3.9)/(26×2) 必要な酸素量(g)
 = (16×5×3.9)/(13×2)
 = (4×39)/(13)
 = 4×3
 = 12(g)

ポイント)反応式の時点で、問題文の求めている値の単位、
    この場合重さを計算しておくと分かりやすい。

7) 当初の酸素は11.2L・・1/2(mol)・・・16gなので

   16-12 = ?g

★アセチレン3.9gなんてどうやって計るのだろうね。
 気体だから体積で
★酸素何グラム残るってどうやって計るのだろうね。
 気体だから体積で

わたしなら、こういう非現実的な出題はしないだろうな。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

とてもわかりやすい解答ありがとうございます!!
まさか、化学反応式からの説明をいただけるなんて思ってなかったので、大変恐縮です。学校の先生よりわかりやすかったです(笑)
本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/10/19 21:41

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!