プロが教えるわが家の防犯対策術!

ありがちな事故です。どう対応したらいいのか教えてください。

(1)先日、電車の中でゆれた拍子に思いっきり足を踏まれました。その方は、誤りながら電車を降りてしまいましたが私は痛みで声も出ず…。結局足の指は腫上がり数日は痛みがとれませんでした。
(2)混んだ道ですれ違いざま硬い荷物を肩にぶつけられ、痛みと青あざが残りました。相手は誤りながら立ち去りましたが…。

もちろん故意にやられた訳ではありませんが、後で病院に行く必要が出てくる場合もあると思います。こんな場合、どんな対応をしておいたほうがいいのでしょうか?相手の連絡先を聞くだけでいいのか?交番でどうにか対応してくれるのか?こうした内容に対応する法律はあるのか?
ご存知の方、お教え下さい。宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

刑法第209条(過失傷害)


 過失により人を傷害した者は、三十万円以下の罰金又は科料に処する。
 2 前項の罪は、告訴がなければ公訴を提起することができない。

法律的には、告訴すれば警察が対応せざるを得ないことになります。告訴するには相手の氏名・住所を確認しておいたほうが良いでしょう。

確かに、行き交う人が以前にも増して他人に無頓着で、自己中心的になっているように思います。ビルの出入り口でたまたま先に扉に手をかけてしまったために何人もの人が私が扉が閉まらないように支えている脇を無言で通り過ぎていくことが多くなりました。以前であれば「すみません」や「ありがとうございます」という言葉をかけてくれたのですが、何とも殺伐としたものです。特に若い人(20歳代くらいでしょうか)は無言で、さも「当然でしょ」と言わんばかりに通り過ぎる方が多いですね。

人込で持ち物をぶつけられることも多いですし、若い女性が手にもっていたバッグの飾りが、拍子に私の服に引っかかった時には、何故か私が睨まれました。手荷物の管理責任はその女性にあるはずで、自分の持ち方が悪くて他人の服にキズをつけたのですから、本来ならその女性の方が謝るべきだと思うのですが。

ますます他人との関係が希薄・疎遠になっていますから、多数の人がいる前で「ちょっと待ちなさい」とやるのも気が引けて、思わず「ごめんなさい」とこちらが謝ってしまうのですが、「何かおかしい。何で自分が謝ってるんだ」と釈然としない気持ちが尾を引きます。
「よほどの被害でなければ事を荒立てない」というのは、弱者の態度のように言われますが、他人との折り合いをつけて社会で平穏に暮らす知恵でしょうし、「寛容さが無いとできないことだ」と自分を納得させています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
確かに他人との関係が希薄・疎遠になっているなーと私も感じています。ビルの扉の件も同感ですが、電車で杖を持ったお年寄りが立っていても寝たふりをして席を譲らない、混んだ道でぶつかっても何もいわない…など。(いずれも今週目にした光景です)他人への思いやりなんて感じられない、なんか寂しい世の中ですね。
よほどの外傷でなければもちろん事を荒立てるつもりはありませんが、ありがちな「軽症を負わされた」場合にもちゃんと対応する法律があるんだということがわかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/01/18 12:09

民事上及び刑事上の責任を問うことができますが、刑事責任については Bokkemon さんが回答しているので、私は民事上の対応について回答します。


ご質問のケースは、いずれも不法行為に該当するので、民法第709条に基づく損害賠償請求が可能であり、示談、調停、訴訟などの方法で行います。いずれも軽微な事案なので、最も軽易に行える示談で解決するのが妥当でしょう。
請求できる内容は、治療費と慰謝料、通院等のため仕事を休んだ場合は休業補償も可能でしょう。
示談には定まった方式はありませんが、通常、示談書を作成して双方が署名・押印します。示談書は、任意に作成しても法的効力はありますが、公正証書として作成するのが望ましく、更に、強制執行認諾条項を設ければ、相手が賠償を実行しない場合に裁判を経ることなく強制執行が可能です。
調停は、簡易裁判所に申し立て、調停委員を介して相手方と交渉します。訴訟と異なり双方が納得しなければ成立しませんが、いったん成立した調停は判決とほぼ同様の効力があります。
訴訟は最後の手段です。請求額が30万円未満の場合は「少額訴訟」という略式手続きが利用できます。手続きが簡単なので弁護士に依頼する必要がなく、原則として1回の公判で判決まで出るので、小さな争いの解決に便利です。
なお、調停及び訴訟を行う場合は、刑事上の告訴と異なり相手方を特定する必要があるので、相手の住所・氏名を把握しておく必要があります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
民事での対応の仕組みがとてもよくわかりました。基本的には、怪我をした相手を特定するためにも名前や連絡先などを聞いておくことが基本なんですね。こうしたトラブルに巻き込まれないことももちろん大切ですが、もしもの場合のために覚えておきたいと思います。勉強になりました。

お礼日時:2003/01/18 12:13

どちらにしても、謝っている・・・のですが、あまりにも酷いのならば、法に関わってくるのですかねぇ。


私も、背が低いため、電車で痛い思いは結構するのですが、袖触れ合うも多少の縁と思って、あざになったりしたら、シップを貼って治してしまうのですが。
謝ってもらえたことが幸いなのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
今回は電車で揺れた拍子に全体重で踏まれたり、重くて硬いものを勢いつけてぶつけられたので、ちょっと私も怒りモードでこんな場合の対応策を質問させていただきました。(それこそシップ代だって払って欲しい気分!)
No.1の方へのお礼でも書きましたが、他人との関係が希薄・疎遠になっているご時世でひとことでも誤ってもらえたら、確かにましなのかもしれませんね。

お礼日時:2003/01/18 12:24

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