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次に示す私の理解について間違いや不足な点がありましたらご指摘いただきたいです。私の理解では社債の主な発行条件には、(1)発行総額、(2)利率、(3)償還期限があり、それぞれの決定方法は以下のとおりになるというものです。

(1)発行総額:まず発行体がどの程度の資金を調達したいのか。そして、投資家にどの程度売買することができるか。これは、利率や償還期限など他の要素によって変動する。

(2)利率:よくわかりませんが・・・。発行体の格付け(債務履行の確実性)、償還期限(期限が長ければ償還の確実性が低くなる)、現在の金利水準によって決まる。例えば、償還期限が5年のAAA格付けの債券を発行する場合、円LIBORの5年スワップレートが3%の場合、AAAの格付けの市場に出回っている債券はそのスワップレートに対してどれだけの上乗せ金利で取引されているかを勘案する。そのスプレッドが2%の場合、3+2=5%の周辺で発行金利を設定し、投資家からのヒアリングにより決定する。

(3)償還期限:発行体の意向。

特に利率についての決定方法について詳しく教えてください。

A 回答 (2件)

>投資家からヒアリングするときに基準となる利率を幅をもって提示すると思うのですが、その利率の決め方



基本は質問者様の理解どおり、その会社の信用度や同格付の企業のスプレッドまずは基準になるようです。
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利率については、証券会社の引受業務のケースが多いです。


社債を発行したい企業が証券会社に社債発行の相談をします。そうすると証券会社は機関投資家などの購買意欲などを考えて、利率など各種条件をオファーします。
そして、引き受けの場合、一括で証券会社が買い上げ投資家に販売します。
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この回答へのお礼

ryuken_dec様

ご回答いただきまして本当にありがとうございます。なるほど、引受ける証券会社が投資家からのヒアリングの結果決定するのですね。

もしよろしければ、投資家からヒアリングするときに基準となる利率を幅をもって提示すると思うのですが、その利率の決め方を教えていただけませんでしょうか。例えば同格付けの流通している債券の利率や、LIBORとのスプレッドなど・・・

お礼日時:2008/11/15 19:42

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