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創業浅い小企業です。今回、初めて市町村の入札参加資格申請にチャレンジします。
そこで自己資本額(払込資本額・積立金・繰越金)のそれぞれ直前決算時・剰余金欠損金処分の項目の計算方法がわかりません。
恥ずかしいのですが教えていただきたくどうぞよろしくお願いいたします。経理担当も初心者レベルでわかっていません。

A 回答 (1件)

自己資本額のうち、資本金と資本準備金の合計が、基本的には払込資本額です。



現在は株式はすべて無額面になりましたが、以前は、原則として5万円券面の額面株式が一般的でした。この場合、額面以上の発行が認められていましたので、仮に5万円額面の株式を8万円で発行した場合には、5万円を資本金、3万円を資本準備金として処理することが認められていたのです。したがって、資本金と資本準備金が「払込資本額」になります。

次に、積立金・繰越金は、会社設立後の利益が源泉となるものです。

法人が利益を獲得した場合(税金控除後=税引き後利益)、その利益は、利益処分として、株主配当や役員賞与に配分されます(これらを社外流出項目といいます)。その社外流出項目を差し引いてもまだ余りがあるときに、任意積立金や次期繰越利益として、「社内に利益を留保した」という経理を行います。

貴社の場合、創業間もないということですから、任意積立金などの積立はないのではないですか?あるとすれば、前期繰越利益(前期以前から繰り越されてきた、前述の留保利益ということです)もしくは前期繰越損失ではないでしょうか?

以上のことを参考にして計算すればよいと思います。 
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この回答へのお礼

ご回答有り難うございました。
大変参考になりました。またよろしくお願いいたします!!

お礼日時:2003/03/03 09:40

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