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日々先端技術について詳しく知っておかなくちゃいけない仕事なので
論文などを読んで知識を増やしてるのでしょうか?
(聞くところによると論文とかは最先端のとこが書かれており、読む弁理士もいるそうなのですが、本当なのかがわかりません)

また、雑誌とかで知識を得たりしないのですか?

A 回答 (2件)

各案件は最先端の技術(発明のはず)なので、それを完全に理解すべく学術論文を読むということはまず不可能です。

(そんな能力があれば、自分で理研なみの研究開発所を運営できてしまいます)

あくまでも、先行文献に書かれている技術と出願明細書に書かれている技術の違いを理解して、特許性(新規性・進歩性)を判断できる程度の知識があれば十分という立場です。打ち合わせも、そのような文面・文言的な判断の比重が重くなります。

これは、審査官においても同じで、公知文献と何が違うのかわからない、という点を審査官がわかる程度に明確にしておかないと、せっかくの発明も進歩性が明示されていないことで特許を受け損なうことにつながります。

逆にいえば、弁理士や特許事務所はそのような特許性を判断すべく、知的財産に関する法律については勉強を欠かしませんし、法解釈や最新の判例についての論文が載っている専門誌(特許研究、とっきょ、パテント、知財管理など)は読んでいるべきでしょう。
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都内で特許事務所を経営する弁理士です。


論文といっても学会によってレベルはさまざまですし、技術分野でも異なってきますが、それなりの頻度で読んでいます。雑誌や専門書などにも当然目を通しますし、海外の論文や文献を読み込むこともあります。
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