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軽度の広範性発達障害の子供(いろいろなケースがありますが)についてその専門家の立場が2つあるとのことです。
1.医師
2.教育カウンセラー

この両者の立場の違いは制度上はあると思います(診断書の作成など)が、対応や方針についても違うのでしょうか。医師の場合、事態を悪化させない、あるいは沈静化させることが目的となりますが、教育カウンセラーは最終的には健常者と合流させて人生が豊かになるように導くというところに重きを置いているように思えるのですが。いかがでしょうか。

医師のカウンセリングでは、これが原因で不登校になっている子供の場合にそれに寛大で不登校だろうと何だろうと子供サイドに立ちますが、教育カウンセラーだと何とか立ち直らせて学校に行けるように誘導するようです。以上のように制度以外でも両者はだいぶスタンスが違うのでしょうか。

A 回答 (6件)

>特別支援学校の高等部の入試ってどういう風にされるのでしょうか。


各都道府県、学校によって異なっています。
一般の高校受験と同じように、入学試験がなされることが多いのですが学力を問う物ではありません。
少数ですが、出願資格を「中学校の特別支援学級に在籍または特別支援学校の中学部する者」、「療育手帳所持者」にとする学校もあります。

ほとんどの地域で、出願が1月上旬です。
中学3年生であれば時間にゆとりがありません。中学校か教育委員会の学校教育課へ急いで相談してください。特別支援学校へ直接相談することも可能なので、「○○県+特別支援学校」で検索してみてください。

とりあえず大至急です!。
(早いところは年明けの1月5日(月)から1月8日(木)が出願期限)
 
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この回答へのお礼

回答有難うございます。これも視野に入れて検討します。
私は県内で検索したところ、大学付属学校として設置されていました。カリキュラムとか時間割を見てみたのですが、これは違うかな?と思いました。登校後、”朝のさわやかタイム”と言って校内マラソンなどの時間が用意されています。これは本人の方向性と真逆です。これとは違って例えば、”現代社会における個人の確立の困難性について(討議)”というのがあったら水を得た魚のように参加します。日本史を勉強する代わりにそのようなことをやってくれるという意味における特別支援もあるのかも知れません。調べてみたいと思います。有難うございました。

お礼日時:2008/12/18 13:18

No.3です


お礼を拝見して、お子様の今後について少しだけアドバイスさせて頂きます。

>不登校で昼まで寝ている中3(入試目前)を好意的に見るというのは親としてはさすがにつらいです。さらに医師によると”高校なんか行かなくてもいいじゃないか”ということです。
親として「高校卒業」だけはとお考えでしょうが、高校に入学後が順調にいくとお考えでは無いでしょう。
はっきり言って、普通の高校は中学校ほど面倒は見てくれないし、中学校以上に居場所を無くします。 医師の”高校なんか行かなくてもいいじゃないか”はそのことを理解した上で、子どもさんの事を考えての発言とは思う事はできませんか。


余計なお節介と思われるかもしれませんが、もう少し述べさせてください。

PDDの子どもさんの指導は、どちらかと言えば、医学よりも心理学や教育学の範疇です。
主な指導法として、TEACCHプログラム、行動変容法、感覚統合法、認知行動療法(オペラントほか)などがありますが、
医師よりも教育機関の方が、適切な指導法についての知識や経験がある場合も珍しくありません。

特別支援学級や特別支援学校を紹介しましたが、
特別支援学校は地域の中学校等とも連携し、保護者からの相談やサポートも行っているので、早い機会にお近くの特別支援学校で相談されることをお勧めします。(中学校が連絡を取ってくれると思いますが、教育委員会に依頼や特別支援学校へ電話しても大丈夫です。)

特別支援学校の特別支援教育相談室では、自校の生徒でなくても幼児から高校生まで相談に応じ、保護者の悩みや学級担任からの相談、進路に関する相談も受けてもらえます。
相談は無料で、秘密は厳守、電話での相談も受けてくれますよ。要望すれば、訪問相談も行ってもらえることもあります。

中3でタイミング的に転校が困難でも、中学卒業後の進路の選択肢として、特別支援学校の高等部も検討してみてください。
(事前に連絡すれば学習の様子や施設を見学でき、相談も応じてもらえます)
 
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この回答へのお礼

回答、有難うございました。
医師の”高校に行かなくてもいいじゃないか”というのは”(中学に行っておらず、内申も学力も劣っているから入試に失敗したとしても)高校に行かなくていいじゃないか”という文脈なので高校に行かないことを積極的に誘導されているわけではありません。しかし、高校でもトラブルが継続する可能性は大いに感じられます。

ずっと医師のカウンセリングを続けているのは、初期段階で教育カウンセラーを含めて3,4名の方に診断を仰ぎ、その中で子供本人の気に入ったところに継続的に通っているからです。医師でなく、教育カウンセラーだったらどうだったかな?と過去を振り返って思いますが、今となっては無意味ですが。カウンセリングを複数にお願いすることは問題であるとのことでしたので医師一本でお願いしました。

今後のことですが、特別支援学校とか特別支援教育相談室についてはあるようなことは少しは知っていましたが、十分な知識はないのでこれから収集しようと思います。特別支援学校の高等部の入試ってどういう風にされるのでしょうか。

お礼日時:2008/12/15 23:59

No2です。


質問者さんの立場がわからなかったので回答しにくかったのですが、少し状況が飲み込めてきました。

私の娘にも発達障害があり継続通院しています。
やはり質問者さんのところと同様カウンセリングも投薬も受けていません。
それで医師に通院の理由を尋ねた事があります。

その答えがコレ↓
「本人の状態が悪くなって ある時突然受診されても途中経過がわからないと問題解決までに時間がかかる。その為(主治医が)常に状態を把握しておく事が必要。」
だそうです。
それを聞いてから、私は状況報告の為に通院させています。

元々発達障害に対する薬は存在しないので、何らかの合併症や二次障害が起こらない限り投薬のしようが無いんですよね。

私にも発達障害がありますが、私は発達障害を”治すべきもの”とは思っていないんです。
もちろん駄目な事は駄目と覚えていく必要はありますが、
多くの人と違った体質で生まれついたものを矯正する事は不可能だと思います。
無理やり矯正しようとすれば おそらく二次障害への道へまっしぐら。
障害を持つ子には、その子に合った生き方やペースがあります。

そう言った面から無理をさせない事に重点をおかれているのではないでしょうか。
あと、家族の思いと子供本人の意思に相違がある場合は子供の意思を尊重すると思います。
『子供の主治医』なら。

もし お子さんに ほんの少し頑張ってもらって違う道を歩んで欲しいと思うのであれば、保護者として付き添って行くのではなく質問者さん自身がカウンセリングを受けるべきだと思います。
もしくは親の会などに参加して他の人がどのように対処しているのか話を聞くのも参考になると思います。


書き忘れるところでした。
娘は以前 別の病院を受診した事があるのですが、そこの医師が正に”診断するだけ”の人でした。
非常に障害の発見が早く二次障害を起こしていなかった為に投薬治療の対象とならなかった為でしょう。
診断名だけ告げて経過観察も無しにポイです。
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この回答へのお礼

回答有難うございました。
----------
発達障害を”治すべきもの”とは思っていないんです。
<中略>
障害を持つ子には、その子に合った生き方やペースがあります。
----------
以上の部分は私もそう思いますし、専門家もそのような意見になると思います。うちの子の場合、見た目にはそのような障害があるようには見えず、ある程度付き合ってみるとぎょっとするような強硬な態度を取るのでイジメも受けました。目つきなどから何となく判断される場合、周囲は何となく雰囲気を察知して割引いてくれる場合もあるかも知れませんが、それがないのです。それが彼の生きにくさの特徴です。
専門家のアドバイスがいずれも”子供の意思の尊重”となるようですが、入試目前で切羽詰った状態でもこのように割り切っていかなければならないのは親としてはつらいです。通院を続けておりますが、カウンセリングは本人と両親双方に行われています。親は本人を全面肯定せよと指導されているのですが、割り切れないのです。また、その先に何があるのかも見えてきません。

お礼日時:2008/12/13 02:44

教育関係者です(教員ではありません)。

広範性発達障害の子供さんを持つ家族の方とは接する機会もたくさんあるので、少しお話しさせてください。

軽度の広範性発達障害(PDD)の医師の治療について、一過性の症状に対症的な薬物療法を行いますが、PDDの治療薬そのものはありません。
かかりつけ医師が投薬治療を行わないのは、自傷・他傷行為が無く向精神薬等を用いる必要が無いと判断してのことでしょう。

医師のカウンセリングは、本人・家族に対しアドバイスを行いますが、学校に行かせるような指導は行いません。
教育カウンセラーの場合も基本的に同様です。 そもそも、PDDの子供に対して適切な指導ができる教育カウンセラー等はほとんどいません。

教育カウンセラーができることは、
学校などに対して受け入れ体制整備や指導方法のアドバイス、
保護者に対して、指導方法や子供が適切な教育を受けることができる学校などをアドバイスする事です。
「最終的には健常者と合流させて人生が豊かになるように導く」等は、まともな教育カウンセラーなら間違っても言いません。
したがって、適切な教育や指導を受けることができ、社会の一員として生活できるようになるためのアドバイスなら、児童相談所や教育委員会の方がたくさんの知識や情報を持っていますです。


さて、PDDが原因で不登校になっている子供の場合、
子供さんを立ち直らせて学校に行けるように誘導しても、必ず続きません。
これは受け入れ態勢に問題があるからです。学校・クラスの受け入れ態勢の整備と教職員・生徒・保護者等、その子供を取り巻く環境を整える必要があります。

普通学校で学ばせたいとされる保護者が多いのですが、適切な支援教育を行う普通学校は非常に限られています。 特別支援学級を持っていても専門知識を有している教員はあまりいません。
特に、地方の財政状況が厳しくなっており、必要な教室、教員、設備などを確保することが難しくなっています。(教育委員会や学校が要望しても予算が付かない)

PDDの子供さんに対して適切な指導や教育ができるのは、ある程度専門的な知識と、環境が必要です。
中学生なら、特別支援学級や特別支援学校(旧養護学校)へのクラス替えや転校も考えてみてください。
特別支援学校は高等部を有しているところがほとんどで、中学卒業後は高等部(卒業資格は高校卒業)へ進学できます。
卒業後も就職支援や、様々なことの相談も受け付けてもらえます。
 


 
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この回答へのお礼

回答、まことに有難うございました。大変参考になりました。
広範性発達障害と言われる子供は、どんなに外部から指導・説得しても本人の腑に落ちないことは全く受け付けないということを聞いております。本人もこのことは知っており、”その通りだ”と申しています。先に書きました”..健常者との合流云々..”の部分は本人への指導という意味ではなく、カウンセラーの立場とか最終的な着地点をそこに置いてそれに向けて何らかの対策を立てるという意味です。医師によるカウンセリングはそういうものではなく、極論すれば”生きていればそれでよし”という立場なのかな?という印象を持っています。医師による親に対する指導は、家庭内の雰囲気を明るくし、本人が何か少しでも積極的なアクションを起こしたらそれを褒めてあげるように言われています。全面的に本人を肯定し、彼の内部に入り込みそして少しずつ変えていくという方針です。この部分は教育カウンセラーも同じ方針になると思いますがさらに先を睨んでいるように思います。不登校で昼まで寝ている中3(入試目前)を好意的に見るというのは親としてはさすがにつらいです。さらに医師によると”高校なんか行かなくてもいいじゃないか”ということです。そこまで突き抜けないと事態が打開できないほど深刻なのか、そうしたときその先に何があるのかという疑問が沸いてきてしまうのです。
タイミング的な問題で転校は困難と思われます。このような問題が生じてかれこれ2年ですが。

お礼日時:2008/12/13 02:23

医師の場合、


・障害を見抜き、診断名をつけること
は、発達障害を専門とする医師なら誰でも行います。
ところが、意外かもしれませんが、それだけで終わる医師もいるのです。
つまり
診断名に合った投薬・カウンセリング・経過観察などを一切行わず、現時点で二次障害が起こっていないなら それっきり放り出してしまう人もいます。
ですので
>医師の場合、事態を悪化させない、あるいは沈静化させることが目的
は該当する医師もいればそうでない医師もいると言う事になります。
質問者さんが想定されているのは良心的な医師について言えば、です。


教育カウンセラーの場合は お書きのようなスタンスをとっている人が多いように思います。
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この回答へのお礼

有難うございました。
病名を診断するだけの医師もいるということでしょうか。実は子供が長期間通院しているのですが、どのような効果があるのかいまひとつ分かりません。話を聞いたりするぐらいで薬は全く処方されませんし、その方向の治療を医師自身が意識的に回避しています。
教育カウンセラーだったらどうなったかな?という思いはあります。

お礼日時:2008/12/10 03:04

自分もおおむね同様に思います。



ただ、両者とも、事態を悪化させないと言うことに重点を置く傾向がありますね。医師の場合はその傾向がより強いと言うことだと思います。
結局、両者とも、一種のフェイルセーフという考え方になり、下手に冒険をしたくないと言うことではないでしょうか。

制度上というよりも、そう言う専門家を育成する過程が、それぞれ違った目的をもっていますから、それがこういう違いを生み出すのだと思います。また、医師はカウンセリングよりも投薬に頼ることが多いので、投薬で症状を押さえる必要があるような場合に向いていて、そうでないなら、カウンセリングを唯一の手段にしているカウンセラーを利用すると言うのが良いと思います。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
我が家がかかっている医師は、投薬治療が全くありません。医師がカウンセリングしているだけです。
今、中学生なのですが、高校も大学も行かないでその結果、障害の部分が軽減されたとしてもそのまま社会に放り出されてやっているけるかどうかの不安があります。がん患者の生き方を無視してがん細胞を撲滅することだけの治療を集中的にやる医師に似ているようにも思うのです。
もし、専門の教育カウンセラーに指導をお願いしていたら、どうだったかなという思いはあります。

お礼日時:2008/12/10 03:20

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