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漢字についての質問です。

(1) 気体・液体・固体を物質の三態という。
(2) 気態・液態・固態を物質の三態という。
(3) 気体・液体・固体を物質の三体という。
(4) 気態・液態・固態を物質の三体という。

ふつうは(1)のように書くと思うのですけど、これは何故でしょうか?
私は、(2)や(3)のように、「態」か「体」で統一してあるほうがすっきりしていていいと思います。

「三態」を「三体」と書くのは間違いですか?

A 回答 (7件)

もう少し、別の角度から・・・。



ステージという概念に対応するのは態。
マテリアルという概念に対応するのは体。
これは、明らかでしょう。

で、態か体かと思うのは日本語の曖昧性でしょう。
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この回答へのお礼

図書館で古い文献を少し眺めてみました。私が思ったのは、戦前では
 氣體:gas
 液體:liquid
 固體:solid
 氣態:gaseous state
 液態:liqid state
 固態:solid state
という訳をあてていたけど、「體」の字が「体」の字に変わったときに、氣態、液態、固態も気体、液体、固体に変わったのではないか、ということです。本来的な意味では、「体」と「態」は違うのでしょうけど、「『体=事物の有様・様子の意』も用法としては成立する」ということならば、「まあ、いいんじゃない?」という判断が当時なされたのではないか、と推測します。

私がこの質問を投稿した理由は、#7さんの言葉を借りれば「マテリアルという概念を数えるとステージという概念に変わるのはなぜ?」と疑問に思ったからです。でも「『体=事物の有様・様子の意』も用法としては成立する」ということでしたら、「マテリアルという概念を数えているのはなく、ステージという概念を数えているのだ」と解釈できるので納得できます。

ありがとうございます。

お礼日時:2008/12/18 12:59

物分かりが悪くてすみません。

詳しく教えていただけるとうれしく思います。

回答No5を参照して下さい。
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 広辞苑では三体は3個の物体、三態は三つの状態とはっきり区別しています。


 物理学では、三体問題のように、3個の物体として使っているようですね。
 ウイキの記述は、誤用を容認もしくは追認しており、いかがなものかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

広辞苑第3版(1983)には

さん-たい【三体】(1)三個の物体。三個の形体。三種の風体。(以下略)

とありました。恥ずかしながら不勉強のため、私には「形体」の指し示すものがよく分からないのですけど、これは「気体」や「液体」や「固体」を指すものと考えてはいけないものなのでしょうか?教えていただけるとうれしく思います。

「三態」については、第3版には載ってませんでした。#4さんのお礼にも書きましたが、「三態」という言葉が広く使われるようになったのは、比較的最近のことのようですね。

お礼日時:2008/12/17 20:07

こんにちは。



手元の物理学小事典では、漢数字を使わずに
「物質の3態」
とあり、
「物質の3状態、すなわち、固体、液体、気体を言う。」
と続いています。

漢数字かアラビア数字かについては、
数学の学習指導要領に「二次方程式」とかかれているのに、教科書では「2次方程式」と書かれているのと同じで、あまり気にする必要はないのでしょう。


>>>ふつうは(1)のように書くと思うのですけど、これは何故でしょうか?

たぶん、ここのQ&Aサイトの会員の誰も知らないと思います。
以下、推測ですが、
・「固体」「液体」「気体」の「体」は、「物体」を表す言葉として「三態」よりも前に使われ始めた言葉。すなわち、「固い物体」「液の物体」「気(ガス)の物体」。
 「三態」という言葉が生まれた時点では、「固体」「液体」「気体」が定着しており、「固態」「液態」「気態」に改めるには、時すでに遅しであった。
・「三体」という言葉は、力学の「三体問題」のイメージがあり、紛らわしい。



>>>「三態」を「三体」と書くのは間違いですか?

No.1様が引用されている記事を拝見しましたところ、間違いではないようですね。
しかしながら、メジャーな表記ではありませんので、現実問題、
「君、漢字を間違えているよ」
と指摘されてしまう可能性は大きいですね。
(Googleでのヒット件数は、"物質の三体" が僅か100未満、"物質の三態" は1万件以上。)


以上、ご参考になりましたら。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私も辞書で少し調べてみました。仰るとおり、「三態」という言葉が広く使われるようになったのは、「固体」「液体」「気体」に比べると、最近のことのようですね。
理化学辞典第3版(1971)では「物質の三状態」でしたが、第4版(1987)では「物質の3態」になっていました。
標準化学用語辞典初版(丸善 1991)では項目なしで、第2版(2005)では「物質の三態」でした。
物理学辞典(改訂版 培風館 1992)と化学大辞典(東京化学同人 1989)では、どちらも「物質の三状態」で、化学辞典(森北出版 1985)が「物質の三態」でした。

なんとなくですが、「三状態」と呼ばれていたものが「三態(または3態)」と呼ばれるようになってきたのかな、と思いました。

お礼日時:2008/12/17 19:43

気相、液相、固相を物質の三態と言う。


なんじゃないかなー。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

「相」≒「状態」=「態」と考えられるので、確かに「気相、液相、固相を物質の三態と言う。」と書くと、すっきりしますね。仰るとおりだと思います。

お礼日時:2008/12/17 19:03

体=事物そのものという意。


態=事物の有様・様子の意。

態は、事物の変化する中での有様とか様子。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

姿態、容態、態度...

体は、事物そのものという意。いわば、有様とか様子の集合体。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

物体、本体、天体...

Q、ふつうは(1)のように書くと思うのですけど、これは何故でしょうか?
A、上記の理由からだと思います。

が、が、

体=事物の有様・様子の意。

も、これは用法としては成立します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

上記の理由から考えると、「体」と「態」は違うものなので、(2)か(3)のように書くのが自然だと私は思うのですけど、なぜ(1)のように書くのでしょうか?よく分かりません。
物分かりが悪くてすみません。詳しく教えていただけるとうれしく思います。

お礼日時:2008/12/17 18:51

間違いじゃありません↓



まあ、普通は(1)かと思いますが

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%85%8B
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

「三態」を「三体」と書く分野・業界もあるのですね。知りませんでした。
もしよろしければ、物質の三体と書くのはどのような分野・業界なのかを教えていただけませんか?

お礼日時:2008/12/17 18:45

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